海と
ひかりと
潮風の島
トウキョウの島
アイトヘイワの海
(浜早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。
これが標準和名。
なんてうつくしいのでしょう。
命名者は不明。牧野さんでないことは確か。
原産地 日本、東アジア。
サオトメカズラ(早乙女葛)宇宙の果てに捨ててきたい、標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)に対し、
海浜環境で生育。
より葉が厚く、光沢がある。
但し、中間種もあり厄介。
アーカイブ
6月下旬 千葉県房総のクニ
仲間 アーカイブ
サオトメカズラ
(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。
宇宙の果てに捨ててきたい、標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。
原産地 日本、東アジア。
花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。
実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。
古からの別名には、
ヤイトバナ(灸花)。
~灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。
サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。
~早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。
また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、
海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。
花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、
サオトメカズラ(早乙女葛)。
この美しい花・葉・実にふさわしい。
6月下旬。
7月上旬。
7月中旬。
7月下旬。
1cm巾側溝脇植物園。自宅。
8月中旬。
8月下旬。
9月初め。
今日のイノチ
すこしもらって、そばにおいて。
9月中旬。1cm巾側溝脇植物園。自宅。
10月上旬。
10月下旬。
11月下旬。ホソナガカンバス花壇。自宅。
12月上旬。
暖かな初冬。
黄葉と実の熟成時期なのに、
まだ一部、風の遊ばないトコでは咲いている。
12月下旬。
1月下旬。ホソナガカンバス花壇。自宅。
似ていれば何でもいいのではない。
そう感じたからといって、命名していいのではない。
キセキの星に、
ともに生きる植物たちを呼ぶとき、
どんな情景を思い浮かべるのか、
その想像力が試される。
ヒョウジュンとかで決まってるから、
仕方ない、
そのままでいいだなんて、
どこかの独裁者の国のようで、
オソロシイ。
たかが野の花のなまえという世界観が、
多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、
ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、
とてもオソロシイ。
遠い時代だから許容されたのでしょうか。
名付けてしまったヒトのことも、
ずっと傷つけているのに。