初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ユリノキ    遠いソラ     東京都江東区都立の森

2023-01-15 00:01:39 | 東京都江東区都立の森

 

 

はるか遠い

ふるさとの夢をみている

 

 

 

 

(百合の木)モクレン科ユリノキ属。

北アメリカ中部原産。 明治時代初期に渡来。

東京、新宿御苑に植えられたものが日本最初と言われています。

2021年現在35mくらい、樹齢120年以上。

「ユリノキの博物館」と呼ばれる、東京上野、東京国立博物館本館前庭を始め、

小石川植物園や、東京都内にある街路樹の多くは、新宿御苑の樹が母体。

花期は5~6月頃。花径6cmくらい。 蜜は高い評価で「黄金の木」と呼ばれる。

咲くまで10年近く、20年頃から最盛期に入る。

樹高、20m以上、北アメリカでは60mにも。

名の由来、属名、ギリシャ語leirion(ユリ)+dendron(木)から。

 

 

 

アーカイブ

11月初め。

 

 

 

 

 

 

12月下旬。

 

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

2月下旬。

 

 

 

3月初め。

 

 

 

3月下旬。ほどけていく春。

 

 

 

4月初め。ほどけていく春。

 

4月上旬。

 

 

 

 

4月下旬、新宿御苑。日本最初。

 

 

4月下旬。

 

 

5月中旬。

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

5月下旬。

 

 

6月上旬。

 

 

 

 

6月中旬。

 

6月下旬。

 


フラサバソウ   植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2023-01-12 00:01:54 | 植物の名前

 

つめたい魔法を解く

時の船が待つ

フラサバソウの草の海

 

 

 

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10-30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。

同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、

とてもうつくしいなまえ。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

アーカイブ

11月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

1月中旬。

 

 

 

2月上旬。

房総半島の海岸で。

 

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

 

2月中旬。

 

 

 

2月下旬。

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

 

3月上旬。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

3月下旬。

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

標準和名に、役に立たないことを

犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 


トベラ     早春の、トビラ      千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2023-01-09 00:01:39 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

森に咲いた赤い実が開く、

早春の、トベラ。

 

 

 

(扉) トベラ科トベラ属。常緑。

原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。

海岸近くに生育。

花期、4~6月。花径、1cm。

白から次第に淡黄に変化。 芳香。

初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。

樹高。8mくらいに。 雌雄異株。

雌雄花の区別は厄介。

名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで   

邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。

 

 

栽培記録

2020/2/初め。悪魔の草刈り機から救い出した子。

目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。

常緑なのに一度葉が落ちて、

ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、

 

2020/5中旬。成長が始まった。

 

 

2020/11下旬。

 

2021/5初め。

 

 

2021/11下旬。

 

 

 

2023/1/8

 

 

 

アーカイブ

5月上旬~中旬。初夏の香り。

 

 

 

 

 

8月下旬。

アオツヅラフジとのからみ。この絵がほしいけど、スペースが無理かなぁ・・。

アオツヅラフジ

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

日本各地から東アジアに分布。

花期は7~8月。花径3mmくらい。

 

 

 

10月下旬。

 

11月中旬。

 

 

 

 

11月下旬。

 

 

1月初め。

 

1月下旬。

 

 

2月上旬。

 

 


ヨシ    草の海を、雪の風に乗って    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2023-01-06 00:01:20 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

広大な湿地の草の海を

雪の風に乗って渡るよう

 

ふるさとのようすをしらせるようになでていく

 

 

(葦芦、蘆、葭)イネ科ヨシ属。多年草。

平安時代まではアシの呼称が一般的で、

以降、悪しを連想する名から変更された説。

しかし、信憑性は薄い、と。

浅い水辺に生えるアサが訛ってアシの説も。

世界中の温帯から熱帯の湿地帯に分布。

花期、8~9月。 草丈、6mくらいに。

芦原(あしはら)は、自然の浄化作用の重要な場所。

野生動物と環境保護に重要な植物群落。

材としての利用は、葦簀(よしず)や茅葺屋根材としても。

「人間は考える葦(あし)である」 17世紀、フランス人パスカル。

大自然のなかではヒトは弱者、しかし考えることができる強者でもある。

というような解釈でしょうか。

古より世界中でヒトとの深い関わり。

 

 

アーカイブ

1月初め。

ヨシの群生から一段上がった湿地に、

水に浸かったら生きられないオギ。

うつくしい色のハーモニー。

 

 

 

1月中旬。

千葉県市川市の深い森

 

 

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

 

1月下旬。

 

 

6月中旬。

東京江東区恩賜の森、恒例の芦刈。

 

10月初め。

 

 

11月上旬。

 

 

12月中旬。

 

 

ショカ ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

 

 

仲間 アーカイブ

オギ

 

(荻) イネ科ススキ属。多年草。

原産地、日本(全国)、東アジアに分布。

花期、9~10月。草丈、3mくらいに。

ススキ(1~2mくらい)より大きく、根の性質から、

株立ち(1本の茎の根元から茎が複数立ち上がる)しない。

芒(のぎ)の色合いが白い。

低湿地環境に群生。

茅葺屋根の材料に。荻野・荻原等の地名や名字に。

名の由来、風になびく様子が霊魂を招くようだと、おぐ(招)が訛った説。

 


デコラゴムノキ     アイトヘイワ      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-01-01 00:01:14 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

あけましておめでとうございます。

 

アイトヘイワ。

 

ずっと、

花、草木を愛せる平和な国であり続けますように。

 

 

 

アイトヘイワは、

祈りを込めて、

育てている草木の枝で書きます。

宛名も全て手書きで、

一人一人を思いながら。

 

今年は、デコラゴムノキ。

1973年、ちいさな鉢植えから育て50年。

我が家の精霊の守り樹。

 

Ficus elastica ‘Decora'クワ科イチジク属。

イチジクやベンジャミンも仲間。

インド北部からマレー半島原産。

樹高、自生地では30mにも。

1973年、ちいさな鉢植えから育て50年。

我が家の精霊の守り樹。

 

アーカイブ

 

側溝に侵入。