ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

子犬のワルツ

2018-06-14 12:49:29 | ピアノ教室
ピアノ学習者が憧れる、いつか弾いてみたい曲

1.エリーゼのために ベートーヴェン

2.子犬のワルツ ショパン

3.別れの曲 ショパン

4.月光のソナタ(第1楽章) ベートーヴェン

5.トルコ行進曲 モーツァルト

6.悲愴(第2楽章) ベートーヴェン

7.ノクターンop.9-2 ショパン

8.ノクターン(遺作) ショパン

9.鐘(浅田真央さんがフィギュアで選曲された曲)ラフマニノフ

10.愛の夢 リスト


どの曲がベスト10に入るかは人それぞれ好みだと思いますが、

上記の10曲は、一般的にあげられる曲ではないでしょうか…



現在、子犬のワルツに挑戦中の生徒ちゃん。

昨日のレッスンでは、しっかり譜読みをしてきました!


ワルツ第6番変ニ長調op.64-1

この曲はショパンが作曲したピアノ独奏のためのワルツです!

ワルツといえば、踊りのワルツを想像するかもしれませんが、

ショパンのワルツは、踊るために作曲されたものではありません。

この頃ウィーンでは、ワルツ王と呼ばれる、シュトラウス全盛期。

盛んにワルツが踊られていた時代です。

若きショパンは母国ポーランドから、当時の音楽の中心地であったウィーンの都に

胸を膨らませてやってきます。

ところが、ここでは彼の音楽はあまり受け入れられず、失意と共にパリへ…

私は、踊るためのワルツは書けない、と周囲に漏らしていたようです。


ショパンの数々の美しいワルツ…

パリでは認められたおかげで、今日まで埋もれてしまうことなく、

現代の我々も楽しむことができるのですね!

子犬のワルツは、ショパンの恋人のジョルジュ・サンドが飼っていた子犬が、

自分のしっぽを追いかけて、クルクル回っている様子を見て作曲したと言われています。

中間部の高く短い装飾音は、子犬がつけた鈴の音が、クルクル回る子犬と共に鳴る様に

弾きたいところですね!


美しく、軽やかに弾くためには、指が転ばないように、日頃からの地道な練習も必要です。

つまらないエチュード、あー嫌になっちゃう!とぼやきつつも真面目に取り組んだ結果が

こんな素敵な曲に繋がっています!


今はつまらない練習曲に悩まされている人!

はーい!とたくさんの声が聞こえてきそうですが、必ず報われる日が来ます!

諦めず、挫けず、続けていけたら…

音楽の女神様は、こんな素敵なプレゼントを用意してくれているのです!



憧れのあの曲を楽しく弾けるように…🎹


これからもしっかりサポートしていきたいと思います🎶





コメント
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