ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

楽しいピアノ遊び

2018-04-07 18:21:56 | ピアノ教室
ピアノのレッスンで、頑張って練習したら、その曲にはなまるをもらった!とか、合格した!など努力の甲斐あって一曲仕上げることができた時、とても嬉しいし、達成感もあって、気分も上がることと思います。

さて、次からは新しい曲、レッスンで先生の弾く音楽を聴いて、これを自分でも弾けるようになるのだ!と意気揚々と、お家に帰る…そして自分で練習を始めた途端、うーむ…むずかしいとか、あードレミを読むのがめんどくさい…(笑)

よくあることかもしれません。

先生はなんだか簡単そうに弾いていて、自分もすぐに楽々弾けると思いきや…😅

そうです、確かに先生は楽々簡単に弾いているので、その印象、的外れではありません。


それは先生が生徒よりも圧倒的にたくさんの曲をやってきたから…

もちろんある程度以上のレベルの曲は先生だって楽々弾けたりしません。
何ヶ月も準備をしないと弾けない曲など沢山あります。

でも初級レベルならどの先生も楽々弾いていることでしょう。

たくさん曲を読んで、たくさん練習をして、その積み重ねがあるからです。

簡単そうに見えた曲も、お家ではレッスンの時と違って、ちょっと苦労してしまうこともあるかもしれません。
今習っている曲は、実力よりほんの少し難しいものであることが多いです。
それに挑戦して、少しずつレベルアップするわけです。

あー、大変!新しい曲は嬉しいけど嫌だなぁなんて思ってしまうこともあるかもしれませんね。

何度も、そして何曲も譜読みしていると、だんだん慣れて早く読めるようになるので、そこは諦めず頑張って欲しいところです。

でも、そればかりでは楽しくないですよね?

そんな時は合格した曲をさらに自分なりに工夫して、音楽を楽しんで弾いてみましょう!

頑張った先にはこんなに素敵に弾けるのです!
合格したから終わり!ではなく、楽しく弾いてみれば良いのです。

つぶらピアノ教室のレッスンでは、大抵の場合、合格した曲は復習しておいてね。と、あともう一歩素敵に弾けるコツなどアドバイスして、復習を宿題にします。

新しい曲で悪戦苦闘⁈しても、素敵にスラスラ弾ける曲も一緒に練習したら、楽しいですから✨


宿題の曲を練習するばかりでなく、前にやった曲を遊びで弾くのも、結果的に力になっていきます!

練習の時間以外に、遊びのピアノが弾けたらいいですね。

私は子どもの頃、晴れの日は外で友達と遊んでいましたが、雨の日は時々ピアノを弾きまくって遊んでいた記憶があります。

ピアノを始めた頃の優しい教材から始め、片っ端から次々と弾いていきます。

勝手に気分の赴くまま、デタラメな歌を歌う2歳児?みたいに適当に即興?もどきで遊ぶことも…

練習では、しっかり聴いて、必要な練習を自分に課してやらないとあまり意味がなくなってしまうので、そこはまじめにやらなくてはなりませんが、遊びのピアノはあまり難しく考えず、楽しく弾いていました。

そうすると、自分でここはもっとこう弾きたい、とか、自分でなんだか粒が揃ってない気がするからこんな練習しようとか、なんだかやらねばならぬではないと楽しく練習したりして…

春は新しい環境で、無意識に緊張をしていたりする季節です。
たまには自分を解放してあげましょう!
ピアノが弾ける人は、かつて好きだった曲で遊んでみるのも、結構楽しく気分転換になりますよ!

難しいと感じたら、優しい曲を選びましょう。
習いたての頃のすぐに譜読みできるものでも構いません。それを自分なりに工夫して素敵に弾いてみるのは、楽しいです!


ピアノと幸せの関係

2018-04-01 17:20:09 | ピアノ教室
4月になりました。
新年度のスタートですね🌸

ピアノ教室に入会を希望される方に、ピアノを始めようと思ったきっかけ、理由など、最初にお聞きしています。

お子さんの場合は、保護者の方にアンケートにお答え頂いていますが、ピアノを始めようと思ったきっかけは、もちろん習う本人の希望、というのが一番多いのですが、そのほかにもいくつかお考えはあるようです。

最初からピアニストにしたい、なりたいといった方はほぼいないのですが、情操教育として、とお答えいただくことは保護者の方からはよく聞かれる言葉です。

では、情操教育って一体なんでしょう?

具体的にこれ、と提示したり目に見えることばかりでなく、心が豊かになるための教育…といった感じに捉えていることが多いと思います。

では、それはピアノの場合どう叶えていくのでしょう…

そこまでは実はよくわからないまま、なんとなくいいものだ、という認識だったりも結構あるようです。

豊かな心のための音楽。ピアノ。

これは、ほんの少しだけ子供の頃やってたことがあるという方では、実感できないままやめてしまっているケースがほとんどではないかと思います。

音楽の本質に触れること、もしくはそれを求めること。

それを実感できるようになるためには、音楽を切に求めて、そこに向かって努力を重ねるその先に見えてくるものでもあります。

普段のレッスンでは、少しずつ新しいことを学んでいきます。ほとんどはわかる範囲で、そこに新しいことを少しだけプラスして、知識や、テクニック、音楽を学んでいきます。

そんなレッスンも楽しく面白いものだと思いますが、音楽の本当の面白さ、というのは、そのずっと先に待っています。

コンクールやステップ、など発表の場で演奏する場合、みんなの前で弾くのだからと、いつもよりちょっと頑張って練習したり、いつもより少し踏み込んだレッスンになったりします。

特に顕著なのは、コンクール予選を通過した後の本選以上のものへ向けての練習や、レッスンです。

予選を通過できた、ということは、そこまでに本人的にはかなりやり尽くした感があると思います。
自分なりに今できることは全て形にした!
もうできた!と達成感もあるでしょう。

普段のレッスンならはなまるです!

でもちょっと待って。

本当にそれが最高の演奏でしょうか…

いえいえ、これだけできれば我が家は充分です!と満足されているお家の方の気持ちもわかります。ここまで来るのだって、たくさん練習を積んで、頑張りましたものね!
そのことは本当に充分褒めてあげたいところです。

でも、この先にその豊かな音楽の本質に近づくチャンスがあるのです。

音楽は奥が深くて、なかなか満足できるまで手にできることはないということも事実です。
プロのピアニストでも、なかなか満足できることはなく、これで終わりとはいかないのですから…

でも、その曲の真実に少しでも近づくためのレッスンが、そのもう充分できたはずの曲をレッスンする、ということです。
曲の難易度とは関係なく、初心者向けの優しい曲でもそれを得ることは可能です。

より美しい音、音楽の形をさらに浮き彫りにしていく中に隠れていた新しい発見…!
こんなにワクワクすることはありません。
その楽しさを知ることができたら…
これこそがピアノを学ぶ上での醍醐味であるかもしれません。

最初は、もうできた!と思って耳がもう慣れてしまって聴く耳を持っていなくて、わからないことが多いです。
でも、わからなくてもわからないなりに、少しでも近づいていこうと求めていくと、だんだん少しずつわかるようになっていきます。

そういうことを繰り返して力がついていくと、色々なことが見えて来るようになります。

曲の真髄を聴くことができる耳作り。

ピアノ上達は、自分の演奏を良く聴く、注意して聴くことで飛躍的に伸びるものですが、この耳作りが大切な要素です。

コンクールでなくても、発表の場に向けての、ある程度出来上がった後のレッスン。

ここからが本当の意味でのレッスンなのだと思います。

ドレミが読めるようになったら、何か発表の場を設けて、いつもよりちょっとだけ、踏み込んだレッスンを受けることが、耳作りに大いに役立ちます。

もちろん、いい音楽をたくさん聴いて、日頃から耳を傾けられるようになっていること、聴く楽しみを持っていることも大切なことです。

ピアノを楽しく弾けたらそれでいいので、そんなに高くは望んでいないです…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

レッスンに楽しく通えればOK
と思う方もいるでしょう。

でも、もし、そう思っている保護者の方が、この楽しみを知ったら…

絶対我が子にはこの喜びを感じることができるようにしてあげたいと思うことでしょう…

ピアノの本当の楽しさ…

ピアノは習得に時間がかかるので、そこにたどり着くためには気長に続けていくほかないですが、ぜひこの楽しみを知ってもらいたいと思います。

それは本当の意味での豊かな人生であり、心の支えともなると思います。

音楽を聴いて楽しむ方はたくさんいると思います。
脳の研究が最近とても進んでいて、音楽が脳にもたらす効果なども良く聞かれるようになりました。
それによると、楽器を演奏できる人とできない人の脳を比べると、演奏できる人の脳はより多くの喜びを得ることができるのだそうです。

これはお金で買えることではなく、その経験を与えられ、その中で努力をして得ることです。

環境と本人の意思で手に入れられる財産だと思います。


人は幸せな人生を望んで日々暮らしていると思います。

その幸せをつかむための1つがピアノをやってみる…といっても過言ではないかもしれません。