VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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1泊2日、旬の旅

2009-06-21 | Weblog
6月20日・21日と房総半島南端の旅に出ていたつんちゃ。
いっぱい遊んだ写真の投稿は今夜は間に合いそうもない。
・・・ので、とりあえず写真なしで
紫陽花と枇杷を織り込む旬の旅をご報告することとした。
長いぞ~~。

6月20日。
8時半にお迎えに来てくれた「やの字」と「ノリタン」ペア。
一路、服部あじさい屋敷へ。
これぞ、6月の旬の目的地ではなかろうか?
9時半ごろ到着した時は「結構来ているんだなあ・・・」くらいだったが、
その後続々と来場者が増え続け、
約1時間程して帰るころには、園内はいっぱいの人・人・人・・・。
「すっきりしないお天気なのによく来るなぁ・・・」
と、感心する方が浅はかだった。
紫陽花は雨でこそ、その美しさが際立つのだ。
それに、ここの開館は紫陽花の咲いている時期、6月~7月上旬のみなのだ。

ランチは房総名産伊勢海老を丸ごと入れた贅沢なカレーを
その名も「EBIYA CAFE」というお店で食べた。
伊勢海老もさることながら、カレーそのものが美味しかった。

食後のコーヒーは場所を変えて、
と、海岸沿いにあるというお店に向かった。
しかし・・・。
休業中であった。
ここで、ちょっとしたエピソード。
休業中のお店の前で「あらら~~」と佇んでいるところへ、
”いかにも田舎のおばあちゃん”が手押し車に農作業の道具を積んで現れた。
そして、所在無げな私たちに話しかけてきて、
以下のような情報をもたらしてくれた。
 お店のオーナーは昨日まで東京に行っていた。
 今日は帰って来ていると思う。
 最近、ご主人を亡くされた。

それから「あんたの名前は?」と聞かれた。
どうやら、ここら辺の住人と思われたらしい。
逆に「おばあちゃんはこのお店の人と知り合いなの?」と、
ノリタンが問うと、
「ああ、ここに住んでるの」とアゴで後ろを示した。
おばあちゃんの背後にあるのは、早春にだけ開いている「花摘み」のお店の
掘っ立て小屋がポツリ。
「ええ?ここって住めるの?」
とギモンが頭を過ぎった次の瞬間、
つんちゃが「ウォン!うぉwぉwぉーー!」と
激しくおばあちゃんに吠え掛かった。
あわててつんちゃを抑えた目に映ったのは、
その掘っ立て小屋のさらに後ろにそびえ建つ豪邸であった・・・。
つんちゃのこの吠えは
「ばあちゃん、うそだろおーーーーっっ!!!」だったのか?

そんなこんなの漫画のようなエピソードを盛り込み、
先月・先々月も訪れたCAFE HOTEL:PORTO MAISONへ。
お泊は今回が初めてだ。
チェックイン後、車で「5分」(ここ、ポイント)の
千倉海岸へ出かけた。
広いビーチは独占状態。
高い波にビビったのは、つんちゃだけではない。
ワタシもつんちゃが波にさらわれちゃったらどうしよう
と心配になったので、泳ぐのは早々に諦め、
ビーチをひたすら歩いた。

宿に帰って、つんちゃもヒトもシャワーを浴びてから夕食のテーブルについた。
すぐ近くの魚屋さんから取り寄せのお刺身盛り合わせには
今が旬のイサキを中心にボリューム満点のお魚。
そして、この宿自慢のお料理をいくつか注文。
クラムチャウダー、イカリング、ガーリックトースト、ニース風サラダ。
バラバラ感はあるが、どれも美味しかった。
「とりあえず・生ビール」の後は、
おいしいお刺身に合わせたいと、すっきりめの白ワインを頼むことにした。
注文の品が切れていたので、代わりに勧められた2つの内、
宿のご主人の説明、
「これは映画”グラン・ブルー”の中で、エンゾが飲んでいた白です。」
の一言でそれに決めた。
銘柄は「CORVO」

夕食を済ませるとすっかりイイ気分。
昼間の疲れも手伝って9時には眠っていた。
もちろんつんちゃもお疲れ状態で大人しく眠りに入った。

6月21日。
早朝の激しい雨の音で目覚めたが、
だらだら2度寝・3度寝しているうちに雨も上がり、
つんちゃとトイレ散歩に出てから朝食となった。
宿のご主人自慢のコーヒーと、
フレンチトーストの美味しかったこと!

宿で教えてもらった昨日のお刺身の魚屋さんに立ち寄り魚を買い、
洲崎灯台へ。
ここで再び、「トーダイを目指す犬」として、
階段を駆け上ったつんちゃ。
ここは4月に訪れた野島崎灯台の周辺のような公園にはなっていないが、
小ぶりの灯台の足元にはちょっとしたスペースがあり、
おばさんがクローバーに屈みこんでいた。
「ここで四葉のクローバーを見つけたの。
 1つ見つかると、他にもあるはずだから探してごらん。」と教えてくれた。
自慢じゃないが、今までの人生で一度も四葉を見つけたことのないワタシ。
小さい頃に友達と何度となく探し、
いつも見つけることができなかった。
友達が見つけた瞬間を、今でも羨ましく覚えているくらいトラウマとなっていた。
「どーせ、ワタシには見つけられない」
そして、なぜかこのところ、そのことが思い出され、
つんちゃとの朝の散歩でつんちゃ球場にいるときに、
探していたのがここ2~3日のマイブームだったのだ。
なんというタイミング!
なんというチャンス!
早速探してみたら、
「あったーーーーーーーっ!」

「この辺を探すといいわよ。」
「根っこから持ち帰るといいわよ。」
「四葉は自分で見つけないと意味がないからね。」
と、何かと世話を焼いてくれたおばちゃんはそのときにはもういなかったけれど、
人生初の四葉を見つけることができたのは、
偶然居合わせた、さりげなく親切なおばちゃんのおかげだった。
どこのどなたか知りませんが、
この場を借りて「ありがと~~~」

早速、つんちゃと記念写真をとり、
ノリタンが提供してくれた新聞の一片に挟んで持ち帰ることに。
何気にくれたその断片は「月探査機かぐや」の記事だった。
我が家のかぐや姫ことつっきーにもラッキーを!

その後、わんこ遠足で行った潮風王国へ立ち寄り、
館山中村屋に寄ってお気に入りのバタークリームを買い込んで、
今が旬の枇杷を求めて枇杷倶楽部へ。
ここでランチに枇杷カレーなるものを食べ(あれ?昨日もランチはカレーだったな)、
霧雨が降り始めた中、自宅方面へ車を走らせた。

食べて、食べて、食べて、時々遊んで、食べた、1泊2日であった。
つんちゃもおいしいお刺身をいただき、
買ってきた枇杷も家に帰ってから、よだれを垂らしながら食べていた。
いまいちインパクトにかける枇杷を
つんちゃはおいしいと思って食べているのだろうか・・・?

今は旅の疲れでぐっすり。
ここで、つんちゃのいつもの一言;
つん:あ~~、うちが一番。


コメント (2)
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つっきーの木