VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

義理と犬情

2009-11-26 | Weblog
犬や猫の尻尾というのは人間と生活をする上で必要不可欠なものだ。
コップを持つとか、箒を使うとか、肩たたきをするとか、
そんな実用的な内容ではなく、
感情表現においてのことである。

例えば犬だって気分が乗らないときもあるはずだ。
でも、犬にかまって欲しい人間が容赦なくやってくる。
そんな時、低いテンションを盛り上げて接するにはエネルギーがいるし、
かといって世話になってる飼い主をムゲにもできない。
そこで、俄然注目を浴びるのが尻尾だ。
ノリの悪そうな表情をしても、尻尾さえピコピコっと振っておけば、
なんとかその場を取り繕える。
よっぽど鈍い飼い主か、暴君でもなければ、
それで許してくれる。

実際に尻尾を動かす感覚ってどんなもんなんだろう・・・。
なんだかつんちゃがとっても羨ましく、
ワタシが持っていないものを自在に操る「上等な生き物」に思えてくるのだ。
その「上等な生き物」が「憧れ」の尻尾で感情を表現する。
それは、二本足の理解を超える豊かな言葉なのだと思う。

先日、ゴン父さんが約半月ぶりに家に帰ってきた時、
アンクル・ゴンによれば、ゴンは別に喜びもしなかったという。
このところ、体力づくりも兼ねてゴン父さんはつんちゃ球場近くまで一緒に来るらしいが、
球場手前でUターンするそうだ。
ゴンの散歩を一人でするには、ゴンの力が強すぎるので、
アンクル・ゴンが代理を務めているのだという。
それでも、ゴン父さんが引き返す段になると、
物凄い力で後を追うそうだ。
それは義理ではできない、情のつながり。

きっと、ゴン父さんが帰ってきた日も、
動作や表情や声には出なかったが、
尻尾の動きが何かを伝えていたかもしれない。
つんちゃも、たっぷり遊んだ休み明けの帰宅時には
出迎え方が違う。
やはり、彼らは義理も犬情もある、上等な生き物なのだ。

つん:お?来たな。

つん;おい、そこの情けのわかる奴、遊ぼうーやん!


ゴン:あ、俺、先ずおやつもらってくるぜ
つん:なんやの? 結局、食い気なわけ?

ゴン:あ~わりぃわりぃ・・・。
つん:奴に義理とか情とか、わかるんかいな・・・


ゴン:男は黙ってワンコロビールだぜ
つん:ふるっ・・・


ゴン:泥も滴るイイ男だぜ



本日の”つんちゃワン”
 メイン=鶏ササミ(340g)
 サイド=野菜7種(かぼちゃ・もやし・小松菜・エリンギ・舞茸・かぶ・白菜)
 スープ=わんこスープの素・ビタミンハーブ・パセリ・大根の葉・粟国の塩
 おやつ=さつまいも・ヨーグルト・鶏ナンコツ
 サプリ=アースリスージG・カルシウム・初乳


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つっきーの木