雪の気配

予報通り、夕方から、
やっと車の上に積もるのを確認できる程度に雪が降った。

猫が顔を洗うと雨が降るという「猫の天気予報」というのがあるが、
「犬だって天気予報」をやっているのだと、つんちゃが教えてくれた。

最近、つんちゃは散歩休業中で、意欲を見せないのに、
今朝はなぜか散歩タイムに布団から出てきてワタシを驚かせた。
かといって、散歩に行ったわけではないが、
久しぶりにこの時間帯に行動したので、
おなかが空き過ぎて、早くメシくれ！と言っているのだと思っていた。

そして夜。
一旦はベッドに入ってぬくぬくしながら就寝したものの、
再び起き出して、ウゴウゴルーガ（註：”GO GO GIRL”)に変身。


やっぱりおなかが空き過ぎておやつをもらわないと眠れないのかと
鮫軟骨とともにベッドへ”引率”した。
しかし、まだ落ち着かない様子。
トイレか？と思って、付いていくと
PIPIとPOPOも出すのだ。

これで寝るか、と思っていたら、玄関に体の向きを変えた。
ええ～～～？今から外？
それは勘弁。

そして、いつもなら眠ってしまうこの時間、
傍らで「ハッハッハッハッハッ」と言いながらお目目ぱっちり。

雪の気配はつんちゃをこんなにも「犬」に戻す効果があるのか？
改めて実感。
「い～ぬはよろこび　にぃ～わかけまわるぅ～」
あの歌は犬の心情をよく汲み取っているのだと今更ながら感心した。

つん：気持ちだけは前向きやねん。わかってや。


犬の天気予報士、雪だけは当てる、一発屋なのだ。

つん：こんな感じに、


つん：なってんねん。夢では。