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つんちゃリポ

2014-02-17 | 養生記
Lipoという言葉が脂肪に関するものだと知ったのはつんちゃの検査がきっかけだ。
ファイト一発!のあの商品にもくっついているリポ。

今まで脂肪に関する英単語といえば、
•fat
•grease
しか知らなかった。
他には、お肉屋さんでもらう
(豚の)lard
(牛の)fett<これはドイツ語由来らしいけど>
ってところか。

人類史上これらが敵になったのはごく最近のことだ。
脂肪を蓄えるどころか飢餓と戦い続けた歴史のほうがずっと長い。
なので、敵との戦いに慣れていない私たちはつい油断してしまうのだ。
そして「おいしい」誘惑に負けてしまう。

「まいう~」でおなじみの石ちゃんの意見は、
「料理人で”余分なお肉の脂を落としてあります”っていう人いますけど、
 何言ってんだ、この人は?って思いマス。
 僕にとって余分な脂なんてないんデス。。。」
(陰の声:だからあの妙に”親近感”がわく体型なのだ、と納得。)


 脂質であるコレステロールや中性脂肪は水に溶けないため、
「リポタンパク質」という親水性のカプセルにいれられ、血液中を運ばれる。
「リポタンパク質」は大きく4種類に分類され、
コレステロールや中性脂肪などの成分のバランスによって密度や大きさが異なり、
種類によって役割が違う。

先日、病院で薦められた「Lipo test」という検査の説明パンフレットにそう書かれていた。

リポテストの結果による分類パターンは4種あって、
つんちゃの場合は「インスリン抵抗性型」
コレステロール値は正常で、中性脂肪値が高い。
これが進むと糖尿病の恐れが出てくるそうだ。

今までの血液検査では、太っているけど不思議なほどつんちゃの脂質に問題はなかった。
中性脂肪の数値が徐々に上がり始めたのは10歳を過ぎた頃からだった。
敵もさるもの、忍び寄るもの、今回の検査で中性脂肪の数値がさらに増えていた。
つんちゃの「リポタンパク質」のバランスは歳とともに崩れて脂質代謝異常である上記の診断。

まだ「黄色信号」の段階なので、
今のうちに投薬で修正しておこうということになった。
そう、敵と戦う武器の1つである。

これから先、何万年も後、生き残るために、人類や、人類と運命を共にする動物たちは、
進化して「最強脂質代謝体質」を勝ち得るのだろうか?
それとも脂質代謝ができなくて種が絶えてしまうのだろうか・・・。
などと、とんでもなく遠い未来の心配より、まず、目の前のつんちゃだ・・・よね。

体重が増える度、気を使ってくれる周囲の心優しき方々には、
「あら~、ちょっと大きくなった?」と声をかけられてきた。
「大」に打つ点はどちらもOK「太い犬・つんちゃ」

今は嫌われ者の脂肪だって、人類が欲しがっていたからあんなに魅惑的なのだろう。
いつか痩せていく時がくるのなら、困るくらい持っている今の分を未来の分と平均して
払い にしてほしいもんだ。
石ちゃんに親近感をもってしまうワタシは、「まいう~脂肪ちゃん」を憎み切れていないので、
なんとかぎりぎり共存したいものである。




つん:アザラシは中性脂肪に負けへんの?めっちゃええ体質やな。


コメント
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つっきーの木