つんちゃワンカップ

現役時代のつんちゃはヒトごはんに同席するのが当たり前だった。
だからテーブル下につんちゃがいないのはとても寂しい。
つんちゃの存在をいまも部屋の中に留めておきたいという思いから
夕食の中から、つんちゃが食べていただろうものを選んで
ほんの一口分だけを取り分ける。
それだけで、つんちゃとつながったような気がする。
現役時代のごはんは、"つんちゃワン"というネーミングだった。
今や大幅に縮小された"つんちゃワン”は、改名して"つんちゃワンカップ"となった。


つんちゃより早く天国に行ってしまった仲良しワンコのママさんから
今日、お電話をもらった。
今はワンコのいない生活をされているので、
つんちゃのことが伝わるのには時間がかかったようだ。
ワタシは訃報を伝えることがなかなかできずにいたことをお詫びすると、
「私も今でも涙が出るのよ。」と言っていた。
何年経とうが、別れの時を思い出すと涙は出るよね。。。

つんちゃにもっと傍に居てほしかった。
でも、つんちゃがワタシや家族のために考えた旅立ち方を尊重してあげたい。
だから、こちら側の世界でできることをしてあげたい。
そう思うのだ。
いつも一緒にごはんを食べて、つん魂が帰ってくるように
つんちゃの居場所「つん殿」を
清潔で、明るく華やかで、そして常に身近に感じられるような場にしておきたい。