痛みを知る

我痛みを持って他人の痛みを知ると言う。
もちろん、この場合の「痛み」は精神的なものではあるけれど、
先日来、目の疲れのためか肩こりがひどく、痛みを持ったワタシは、
揉みほぐしがどれほど気持ちよいものかを実感した。

マッサージをこよなく愛するつんちゃの気持ちもよくわかる。
そして、つんちゃだけではなく、
わんこたちは、普段は触られるのが嫌な子でも、
筋肉痛と思われるような状態になったときは、
マッサージをされると気持ちいいというのを体感するようだ。

会社の同僚に、いいな～つんちゃ家の犬になりたい。。。
と言わしめたつんちゃも、このところマッサージを毎週受けているが、
当のワタシはまだマッサージにはいっていない。
「普段は触られるのが嫌な子」のクチなのだ。
まだ、塗り薬とサプリでなんとかしようとしている。
つんちゃにも塗り薬を付けてやりたいくらいす～～っとするけど、
根本的にはもみほぐし、血行をよくしないと治らない。
というか、仕事、片付かないと治らない～～。。。

レモンはお父さんにマッサージをしてもらっている。
つん：やっぱり、みんなマッサージ好きやねんな。




つん：ん？


つん：おやつも好きやねん～～。


レモン：アタシも両方好き～～～。
マフ：アタシはおやつの方が好き～～。


そして、つんちゃは海も好き～～。


弾けすぎて、右袖脱げちゃった・・・。


今日は肌寒くて泳がせる気にはなれなかったけど、


浜辺でカラスが打ちあがった魚をつつくのを見物。


夕方は病院へ体重チェックとマッサージに。


つん：あ～～これこれ。一日の終わりにはこれやな～～。


つん：早よマッサージ行きや～。他人の痛みを知るってことも大事やけど、
　　「他人の痛みは１０年でも耐えられる」とも言う。
　　　うちは知らんで～～。
　　　はあ～～～、マッサージってホンマ、気持ちええわぁ～～～っ。。。

つんちゃによる「私の主張」

犬に弁論大会があったなら・・・
つんちゃ、雄弁に主張を語るだろうナ。
あの「おっさんボイス」だけでも、かなりな高得点を稼ぐだろうし。

しかし、現実にはつんちゃは異文化コミュニケーションで二本足と暮らし、
自分の主張を大勢の観客に披露する場もない。
因って、かなり限定された範囲で「私の主張」を行う。

昨日も今日も、用事ででかけた母に対しての主張。
それは「場外トイレ」の方法で現れる。
ちゃんとトイレを認識している証拠に、
必ずそのすぐ脇に地図を描く。

今日の地図は無理やり出したといった感じの小さい地図だったらしいが、
それが物語るのはやはり「一人で置いてけぼりっくらった！」ということなのだろう。

昨日は後片付けをして、横になった母にべったり寄り添う。
そして昨夜はこのところ気温上昇とともに布団を占領しなくなっていたつんちゃが、
真冬の寝床としているワタシの布団に寝ていた。

つんちゃの主張はほとんど「甘える」をベースとしているのだ。

つん：ひとりはいややねん。。。


今朝のつんちゃ球場はたくさんのわんこで賑わっていた。
ゴン、ブロッサム、あずき、モネ、ベル一家・・・






昨日は久しぶりにボクサーのイブにも会った。
つん：誰かと思いきや、ナイター球場の友、イブやんか～。
イブ：夜だけじゃなく、朝から座ってんのか？つん？


つん：一応、歩くことは歩いてんねんけどな。。。


つん：でも、主に「道草喰い」の方やねん♪

足元をみる

いつの頃からだろうか、つんちゃとの「かけひき」が日課となったのは。

何かを咥えてはケージに持って入り、
「取ったどーっ！」と知らせて、交換におやつを要求する。

ハウスに入るのは、そんな時とごはんの前だけ。
ごはんの時に「ハウス！」を教えた名残と思われる。
何も言わなくとも、ごはんの用意を始めたらさっさと入っていく習慣ができた。

たまにハウスで寝ていたりすると、
え？また何か持って入っている？と疑ってしまうほど、
普段は用無しの場所なのだ。

母の部屋以外は家中フリーなので、
気の向くままに好きな場所へ移動しているのだが、
毎日、食っちゃ寝と朝晩の散歩くらいじゃつまらないのだろう。
何か日課とするものを、と見つけたのが「アラブ商人ごっこ」
旅の本には、アラブ諸国での買い物は、相手の言う値段ですんなり購入することは、
反って相手をがっかりさせると書いてあったりする。
商取引を楽しむアラブ商人への礼儀ともいえる駆引きをしなさいということらしい。

で、つんちゃの場合、取引材料（盗み取った物）と交換品（おやつ）の交渉に
自分のシゴトの喜びを感じているのかもしれない。

今日の獲物は上物ではなかった。
分厚い本の入った手提げバック。
重くて運びにくい割には、重要性に欠ける。
足元を見て値切られるか、まったく交換に応じてもらえない場合もある。
ということを日々学習し、そのくせ、同じ失敗も多々繰り返すところが微笑ましい。

しかし、そこはアラブ商人（いや商犬か）、なかなかしたたかで、
こちらの反応もよく見ているのだ。
ちょっとでも焦りを見せると交渉は難航し、簡単には返却しない。
つまり足元を見ているのだ。

日に数回、アラブ商人ごっこが展開されることもあれば、
出かけたりして疲れてそれどころではなく眠りこけていることもある。
まだまだ商人根性が足りないようで・・・。


つん：これは重すぎたな・・。


つん：こっちは持ち運びに便利やけど、反応薄いな・・・。


つん：今日は商売あがったりや。


足元を見られるつんちゃ、足元を整えておく必要あり。
で、水泳で疲れて眠りこけていた日曜日にボーボーだった足裏をカットしてもらった。


つん：くすぐったいやんか。。。


つん：足元見るって、足裏見るわけちゃうやろ？

散りぬるを

今年も桜の季節が終わったな～っと視覚的にはっきり言えるのは、
地面が桜色に染まるころ。

桜は散り際が美しい、というけれど
満開の華やかさを見てから短い時間の経過で、
もうお別れとなるのが切なすぎて痛々しい。

地面に落ちた花びらたちも、余熱を持ったように少しの間は
桜色をとどめているけれど、
名残惜しくて眺めているうちに、
数日が経ち、それでも眺めていると、
水分が抜け、茶色く”変身”していく。
こちらの気持ちはなかなか”変心”できないのに・・・。

そんな切ない風景を眺めていると、
つんちゃとの時間が愛しくてたまらない。
つんちゃは桜散る中でも、「べつに～。。。」って顔しているけど、
そんなのがいいのかも。

妙に感傷的になることはない。
桜は散るものだ。。。
と、つんちゃが教えてくれている。

つん：花より団子や。
（陰の声：ええ、そうだね。だから、ダイエットフードでもなかなか減らないね？）

色は匂へど　散りぬるを


我が世誰そ　常ならむ


有為の奥山　今日越えて


浅き夢見じ　酔ひもせず


つん：色即是空。


つん：無。ム。む？


つん：ほんで？


つん；帰ろっと。

そろそろ、いいか？

空気はまだひんやり冷たく、
水温ももちろんまだまだ低いのに、
つんちゃを海に放つと「待ってました！」とばかりに入ってしまった・・。
一緒にいたチェリーままが、「冷たいでしょ？関節大丈夫？」と心配してくれたが、
つんちゃは目の前の海を我慢するなんてことはないのだ。
さすがにもう、真冬に入ることはしなくなったが、
４月の水温なら自分にＯＫを出しているようで、
実は先週も入りかけた。
アクアトイを持っていなかったので、泳がなかっただけなのだ。
そろそろ、、つんちゃの水泳シーズン開幕。
そしてワタシのシャンプーシ－ズンも開幕。

つん：先週は準備不足で諦めたけど、


つん：そろそろ・・・、ええな。


つん：今日こそ開幕やで。


つん：例のモノ、出して～。


つん：水泳の小道具、忘れたらあかんで。


つん：ほな、行ってくるシ。


つん：取ってくるシ。


つん：ええな～～この感じ～。


つん；今シーズンもこれ１本でいくか。


（陰の声：それ、お気に入りだもんね）


（陰の声：うれしい時は耳も笑うんだ♪）


つん：はあーーーーすっきり～～～！



犬毛海岸公園前でお散歩帰りのバディに行き会った。
後足の爪を怪我して、「深爪」になったバディ。


バディ：指詰めろって言われたらどーしよーかと思ったよ
つん：でも、わんこに小指はないって逃げたらええやん。


バディ：あ、そっか～♪
つん：バディに８９３の迫力ないしな～。
バディ：ガウり方はつんの方が８９３っぽいよね。


公園内で久しぶりに会ったコムギ。
つんちゃの友達ラインはどこで決まるのか？
あんまり会っていないのに正面鼻チョンＯＫなのだった。