花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

ローライフレックスの使い方を特訓中

2014年02月24日 11時22分52秒 | カメラ・写真
昔、二眼レフを使った覚えはあるものの半世紀も前の事だったし、第一その機種たるや国産の安物だったので、今回ローライフレックスについては一から勉強する事にしました。
幸いな事にローライフレックスに関する情報は、ネット上にとても沢山有り、とても助かりました。その中で初めて知った使い方について2~3紹介しておきましょう。



先ずフィルムの装填方法です。裏蓋を明け下のロールから上のロールにフィルムを巻きつける事ぐらいは知っていましたが、ローライフレックス特有の方法として、初めのローラーの下を潜らす必要があることを知りました。こうすることでフィルムのスタート位置を感知し「オートマット機構」が働くようになっているのです。この方法を間違えると、フィルム送りの自動化は働かず、一齣ずつの送りは出来なくなります。



これはローライフレックスの特徴の1つ、「巻き上げクランク」です。先のフィルム装填方法を間違えさえしなければ、フィルムを一齣ずつ確実に送ってくれます。



また普段は巻き上げクランクの陰になって、見落としがちな位置に多重露出用リングがあり、矢印方向に少し回転するだけでロックが外れ、フィルムは巻き取らずにシャッターだけチャージする事ができます。



次のからくり(?)は、ファインダーフードがフレームファインダー(スポーツファインダー)に早変わりするところです。ファインダーフードの前面にあるフラップを中に押し下げ(写真左)、後面の接眼孔(写真右)から覗くのだそうです。
ただこのカメラは、シャッタースピードが最高1/500秒と遅いので、余り動きのある被写体には適しておらず、多分私は一生使う事はないでしょう。





次は露出機構です。ティクレンズとビューレンズ間の左右に位置するのが、シャッタースピードダイヤル(左側)と絞りダイヤル(右側)です。このダイヤル、各々外側と内側が単独で動くようになっていますが、絞りダイヤルが上の写真の状態だと左右のダイヤルは単独で動き、シャッタースピードと絞りをセットする事ができます。
次に下の写真のように絞りダイヤルの内外を合わせると、左右のダイヤルはロックされ連動する仕組みになっています。写真ではEV値が10の状態で、シャッタースピードと絞りが固定されているので、左右どちらのダイヤルを動かしても、EV値は一定でシャッタースピードと絞りの組み合わせを選択できるようになります。



これはビューレンズ上部のシャッタースピードと絞り値の確認窓です。フィルム感度ISO100で、EV値10の場合はシャッタースピードが1/30だと、絞り値は5.6になるようです。

以上、ローライフレックスの使い方で、特徴的な点を2~3紹介しました。ただ自分でも「説明が下手だな~ァ」と感じながらの説明でしたので、旨く皆様に伝わりましたでしょうか・・・?? はなはだ疑問です。(笑)




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1 コメント

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ありがとうございます。 (bigbear)
2019-07-08 09:50:06
とてもわかりやすい取説ビジュアル版です。
特に二重露光のところが良かったです。
(見落とすところですね)
ありがとうございます。
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