まだ、こんな人が・・・
快晴のもと、車の運転の楽しいこと。
ちょっとそこまで・・・
そんなひと時であってもウキウキするような気持ちになります。
どこかにこのまま行きたくなるような・・・そんな爽やかさ!
今日は永ちゃんでなくラジオで・・・
人生相談をしていました。
こんなの結構好きで集中して聞いてしまいます。
お母さんのご相談・・・
お母さん47歳、お父さん53歳、娘23歳、長男22歳、二男19歳の家族構成。
娘さんの結婚問題でした。
交際反対の意味とは、家が違いすぎると言うのです。
「相手方は高校出てトラックの運ちゃん(言い直して運転手)。
こちらは夫も国立大学を出ており、子どもも国立を卒業し2人は学校の教師。二男は医学部在学中。・・・」
もう腹が立つやら苛立つやらで・・・
国立がどれほどのモンなんじゃ!って・・・(そりゃ、凄いと思うけど、だから何?ていう程度のもの)
高卒の何が悪いんでしょう・・・
ふざけんな~って叫びたくなりました。
話聞きながら早く聞きたかったのが娘さんの行動!
「さあ、どうする先生!」って・・・
酒に酔い自分の本音を吐いた母親。
口汚く相手と親を罵っていたとか・・・
御嬢さんは家を出られたそうです。
よう出たな~ってつぶやくコイツ。
その相手・・・
「手取り20万円でボーナスなし、それくらいの収入で計画性もなく土地や家を買う。娘のお金目当てであります。」
その相手がどんな人かも知りませんが、
「いいじゃんか~、二人で住むんだし力合わせてがんばればいいことやん!」ってグチグチ。
他人事の時には当たり前のようにカッコいいことを言いたいものです。
ただ、それが娘のことになると建前なんて飛んでしまうのでしょう・・・「冗談じゃない、お前みたいなものに大事な娘をやれるか!」って。
つらつらと聞きながら、「まだ、こんな人が・・・」って思いつつも、「いなくならないよな~、こんな人・・・寂しいけど。」
大切な娘さんです。
娘の幸せを思うときやっぱり安定したものを求めるのだろうし、立派な相手を求めるのでしょう。
分かるのです、もの凄く・・・
でも、その前に娘の想いを大切にしてやれないのか・・・
さあ、アドバイザーはどう答えていくのか・・・
第一声、「あなたはどうでしたか?好きな人はいましたか?その好きな人と結婚したのですか?」
「好きな人がいました。でも別れ親の言う人と結婚しました。」
「で、どうだったのですか?後悔はなかったのですか?」
「いえ・・・やっぱり夢に見ています・・・」
確かに親の言う通りの人と結婚して安定したモノを掴んだのでしょう・・・
国立出の立派な主人とともに。
そして3人の子供たちを育まれる。
恥ずかしくない家柄のなかで・・・
あ~よかった、こちらを選んでて・・・
皆立派で鼻が高い!
夢は夢でいいのよ・・・
それが本人にとって幸せになるのであればそれでいいことです。
愛だけではお腹いっぱいにはなれないのも現実。
愛する人と別れた人生はどうだったのでしょうか・・・
自らの経験を通し、「愛しているのであればいいじゃない、ガンバレ!」って言えたかもしれません。
でも、重ねる年月の中に愛よりも重いものができたのかもしれませんね。
やっぱり、金銭・財産・地位・名誉・・・これよこれ!
これが本当の幸せよって・・・
娘さんが出てくれてコイツは嬉しかったです。
「やったよな~」って。
共に力を合わせガンバれば何とかなるよって他人事に口出ししているコイツ。
年齢重ねて言えるじゃん!
「私は、お父さんと共に生きてきてよかった!」って、可愛い子どもたちに・・・
お腹空いて苦労するかもしれんけど、一つのモノを分け合いつつガンバれる人生もあるのでしょう。
でも、余程支え合っていかないとギリギリのところで崩れてしまいます。
現実、甘くないから・・・
学校の先生だから大変でしょう・・・
進路指導なんてどうするんでしょうね・・・
コイツにも2人の愛しい子どもがおります。
いつの日かこんな話も出てくることがあるのかもしれません。
そんな時には、建前なんてぶっ飛ぶのでしょう、「冗談じゃない!ふざけんな!」って言ってるコイツがいるような・・・
でも、最終的に決めるのは本人ですよ!
崩れそうになって、「あの時・・・」なんて逃げ道作る人生だけは送ってほしくありません、コイツのように・・・
厳しき現実の中で生き抜かなくてはいけないのですから・・・
いのちの重たさはみんな同じ・・・
生まれや育ちや性別や年齢、職業関係なくみんな同じ・・・
でも、生き方の重さの違いはあると思うよ。
大切に生かさせていただきたいですよね、たった一つのいのちをお互い支え合いながら・・・
真の愛(お念仏)を依りどころにして・・・
喜びも苦しみも南無阿弥陀仏と生かさせていただく・・・
「ありがとう」いっぱいの人生でありたい。
あなたは今、幸せですか・・・
お念仏を申しつつ生かさせていただきましょう!