月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

心之画面

2012年10月26日 20時35分10秒 | 仏々相念(住職日記)

優しさのなかで・・・

 

ほったらかしですいません。

どこに参っても、どこに参ってもそう慚愧しつつお参りさせていただきます。

ここも一年ぶり、ここも・・・

お陰で今生にお互い命あり会えたことを喜ばせて頂く。

「すいません」「ありがとう」その思いいっぱいにひと時が流れる。

 

そんなひと時だから優しくありたいと思うし、優しくならせていただく微笑に出会う。

 

昨日の坊守のブログ・・・

散歩友達のオジサンが描いて下さったということです。

何気ない坊守とのふれあい。

その優しさが心のスクリーンに焼付くのでしょう・・・

描かずにはおれなくなる・・・

凄いな~・・・

こんなん描いてもらって嬉しいね。

 

以前、あるお方に言われました、「あなたは幸せですね。いいお方をお嫁さんにされましたね。」

「ありがとうございます。私もそう思います。」

 

この優しさにどれだけ勇気付けられてきたことか・・・

 

優しさにふれるとありがとういっぱいになります。

また、願生ろうって思えます。

確かな道を歩めます・・・

 

お念仏ってそんなものでしょう・・・

「必ず救う、まかせよ」のまことの優しさが響き流れるとき「ありがとう」いっぱいになります。

「ありがとう」って言いたくなります。

あなたを呼びたくなります。

 

でも、言ってるか呼んでるかって言われると言ってなくて・・・

恥ずかしいから・・・

照れくさいから・・・

 

そんな優しさにふれつつ

辛い中に歯を食いしばるように「おってくれてありがとう」ってつぶやく人もいる。

声高らかに「ありがとう」って言える人もいる。

「ありがとう」は同じです。

どちらでもいいのでしょう・・・

 

まことの優しさは変わりませんから・・・

 

さあ、ご縁に会わせていただきながらお念仏申させていただきましょう。