月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

準備万端

2012年12月14日 22時05分30秒 | 仏々相念(住職日記)

一生懸命に・・・

 

今年の報恩講のお荘厳が整いました。

私と坊守のできる一生懸命です。

とは言っても・・・

ご門徒のお力をそのまんまお供えさせていただいただけなんですが・・・

 

きれいです・・・

本当に・・・

あ~・・・有難いな~、コイツのために。

すべて整えさせていただき親さま(阿弥陀さま)の正面に座らせていただきながら各思う。

 

さあ、後は喚鐘の音を待つだけです。

 

どうやら晴れになるかもしれません。

お参り下さい、

あなたを・・・お待ちしております。

最初は、お参りするのも勇気がいるかもしれません。

でも、そんな勇気すら必要でなかったことを感じるような薫りにさせていただきます。

否、そんな薫りなのです!

 

 

徳正寺報恩講

 

12月15日(土)

昼1時~

夜7時~

 

16日(日)

朝9時~

昼1時~

 

講師、龍谷大学教授

鍋島直樹教授

 

 

16日(日)のお斎(お昼の食事)を用意しています。

どなたも心配なさらずに朝・昼とご縁に会われてください。

16日(日)のお昼座の後は御ぜんざいも用意してあります。

身も心もポカポカになってお帰り下さい。

 

 

今年も「念仏あられ」のお供えも仕上がっております。

坊守がコツコツと一年かけて仕上げてくれた最高のお供えです。

毎座、お下がりさせていただいてお配りさせていただいています。

あられの色付きは坊守の里から送って来ていただいたもの、

ラベルの絵は子どもたちが描いてくれたものです。

個性的な親鸞様の絵を楽しんでいただきながら宇和島と島根の空気、

そして、お念仏の味を味わってください。

 

噛めば噛むほど味が出る・・・

 


ふたご座流星群のはなし

2012年12月14日 06時52分41秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨夜から今朝にかけて、ふたご座流星群のピークでした

何度か外に出て星空を見上げ、今朝までに16個の流れ星を見ました


凍るように冷たく静かな時間

月のない空には、大小の星たちがちらちらと瞬いています

にぎやかな冬の星座の間を

つーっと、星が走りました

あ…また

もうひとつ…

あぁ、これは長い…


あの星が、いったいどれほどの《過去》に光ったものなのかはわからないけれど

《いま》に届いて作用していることは間違いない

現に私の心を揺さぶってるのだから…

そう、私たちは宇宙の壮大な物語のなかに《いる》のですね

だとしたら、流れ星はその物語のページをめくるようなものなのかもしれないなぁ

儚く消えたり、散って終わるのではなく

《つづく》という感じでしょうか…


今日も夜が明けました

《はじまり、はじまり》