月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

大人子供

2012年12月08日 22時31分32秒 | 仏々相念(住職日記)

もう、・・・

 

どこまでも寂しがり屋のコイツ。

分かって下さるおはたらきは寄り添ってくださいます。

 

遅くなった晩御飯。

坊守と息子が伽にテーブルに座って下さいます。

「寒いからいいよ、はよ、炬燵にお入り!」

「ま~、ええわい!」って息子。

料理をこしらえて下さりながら坊守が言うのです。

コイツでもすることができるような簡単なこと、

でも、当然のようにこしらえて下さることを待っているコイツに

「もう、大人子供なんだから・・・」って、ホトホト呆れてつぶやくのです。

まこと、その通りでして笑うしかありません。

 

今日も生かさせていただきました。

沢山の方々のお顔が浮かびます。

 

大病をされているご門徒。

自らの病のことを詳しく教えて下さいます。

こうなればこうで、ああなればああで・・・

「よく御存じなんですね!」

「先生と話していたら頭に入るもんだから・・・」ってさらりと言われます。

ご自身の病ですから当然なんでしょうが、冷静に分析される姿は凄いな~って思ったことです。

 

コイツならどうでしょう・・・

大人なのはパッと見だけ、どこまでも子どものコイツはうろたえている姿しか想像できません。

 

支えてくれてありがとう!