おそらく10名くらいの方には支持をいただいているだろう「つねさんぽ」。ブログになっても、よろしくお願い申し上げます。
今回も、私の故郷「葛西」であります。葛西は2歳くらいのときに江戸川区の小松川というところから、同じ区内の葛西へ引っ越して、30年くらい暮らし、現在はやっぱり江戸川区の松江(島根じゃないっすよ)というところにいます。
子供の頃自転車でふらふら走り回るのが好きだった岡本少年は、ある日ある碑を見つけました。その頃は、別に興味も湧かなかったのですが、今となり、あの碑は何なのかということで、「将監の鼻」という碑がある南葛西方面へ。
「将監」というのは、向井忠勝とい方の役職名「将監」からとられたものらしく、葛西海岸、つまりこの辺は海だったということです。 その岬の名が「将監の鼻」というものらしいです。葛西は遠浅の海でして、葛西駅をちょっと過ぎた所から現在の臨海公園くらいまでは、干潟を形成していたそうです。その後開発され、今のようになったわけですが、その途中昭和40年代くらいまではこの地点が海と陸地の境ということなんでしょう。それでもって、高潮対策に堤防が作られて現在その「将監の鼻」の碑があるサイクリング道路は旧海岸堤防の名残となっています。
堤防の一部が残されているのはこの部分だけです。
そういえば、小学校に上がる前くらいまで環七も葛西駅をちょっと過ぎた所ででおしまいだったことを思い出します。ロッテ葛西ゴルフだって、首都高湾岸線だって、臨海公園だってなかったのですねぇ。
◎堤防の残りと内容に「かたさ」の残る「つねさんぽ」は不定期更新
東京のディープな観光案内を楽しみにしております。
なるべく深く狭く行きたいと思います。