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TSUNEAKI THE ADVENTURE Since 2009

久々に読書感想文について考える

2016年08月29日 | 本と雑誌
子らの夏休みも終わりました。

3人いる子らの二人は小学生。
夏休み終わりに読書感想文を書いてました。

私の読書感想文の思い出は、大概にして感想文は
最後の方に追いやられて、休みの最後、もしくは
始業してしまってからの滑り込み提出。のような
感じでしたね。
感想って難しいですよね。

わかるなあなんて、娘らの感想文を見ると
長女は20ページしか読んでなく、あらすじだけで
原稿用紙2枚を書き上げ、、、

あるある、あらすじだけで結構稼いじゃうよねぇ。
ほぼほぼあらすじだけの感想文あるよねぇ。

二女は段落だの書き方など一切無視で、1枚半書いた
所で頭から煙を出していました。

そうそう、「面白かった所」「悲しかったこと」
「良かった所」ってほぼあらすじだよねぇ。

ばっかもーーーん!!(波平風)
結局、あらすじだけではないかっ!!


おま、おま、お前たちそこに座れ!!

では、父が見本を見せて進ぜよう。


「侠飯1・2・3」を読んで
                 岡本恒明 41歳男性 既婚
 私がこの本を読んだのは、ドラマの原作本だったからです。
 大概にして私が小説を読むときは、ドラマや映画から入ります。
その方が、登場人物の感覚がつかみやすいからです。
 でも、欠点としては、ドラマや映画の演者のイメージしかわか
ないことでもあります。それは表裏一体というか、要するに小説
に対する冒険心というか開拓心が欠如しているということです。
 他人が勧める本、テレビ・新聞・ラジオなどで話題の本、そう
いったところからちょこちょこつまんでは読む。そう、私はミー
ハーなのかもしれません。
 話が「侠飯」と関係なくなってしまいましたが、そもそも「侠」
はワープロ変換(ワープロって・・・。)「おとこ」とは変換し
てくれません。なので「きょうめし」って変換しています。
 あっまたまた話がそれてしまいました。
 侠飯1.2.3巻ともに現代の若者たちが抱える悩みや不安、社会に
対する不満を題材にしたテーマで、小説は進みます。
 でも、いくらもがいても、不平不満を言っても、現実は変わり
ません。そこを主人公の柳刃さんが料理を通じて若者たちに「
自分が動かなければ、自分が考えを変えなければいけないよ」
ということを説いていきます。
 そしてその裏側にある、本当の闇を暴き正す事になります。
 極道のはずの柳刃さんは、実は意外な正体だったのですが、
2巻、3巻は正体がわかった上で読めるのですが、それがまた
「水戸黄門」に似た、勧善懲悪の世界となって、解っていても
読める「毎度おなじみ」感が出ていて安心して読めました。
 料理に関していうと「侠飯」というタイトルからおいしそう
なものばかり出てくるのですが、実は結構柳刃さんと出会って
から変わりゆく若者たちの変化のきっかけという感じがしてし
るのかなと思います。
 最後にこの小説、ドラマ共に礼儀の大切さを説いている所を
自分の生活を見つめなおして子供らに教えていきたいです。

おわり



感想文ってやっぱり難しい・・・。

2ne

湧水とポケモンとおじさんと

2016年08月23日 | つねさんぽ

恒例の床宗さんとまわる東京散歩
今回は「東京都心の涼を求めて」ということで
湧水や井戸を巡りました。

田園調布にある東京旧六郷用水
田園調布って大田区なんだということを
はじめて知りました。

旧六郷用水沿い洗い場跡

中はこんな感じです。

目黒不動尊へ移動しまして

水かけ不動明王

お水をかけます。

8月15日は終戦記念日

ということで涼とは関係ありませんが靖国神社へ

本郷の樋口一葉のゆかりの井戸へ
だんだんとこういうところをまわっていると
ポケストップだったりして四十過ぎのおじさん二人は

童心に帰り(?)ポケモンGOを嗜み始めたり

レベルがかなり上がりました。

案外楽しいポケモンGO

最後はいつもの「がんこ上野広小路店」
不忍池でさんざん「コイキング」をゲットしましたとさ。

2ne

日本の夏、文系野球部の夏

2016年08月08日 | 新6ブログ
甲子園も始まりましたね。

文系野球部はヤクルト戦中心なのか広島戦中心なのか。
否、野球を文系的に楽しむのが文系野球部です。

しかし、地理的にそしてチケットのとりやすさ、さらに
一部熱狂的(?)な広島ファンが部の総務的な人物の為、
まとめると、地理、チケット、ビールが安い、広島、
ということで神宮になってしまうわけで。

ヤクルト-広島になりました。

ヤクルトは先発・由規、我らが広島カープは福井お互い
に6回まで14四死球というフォアボールの応酬(?)
で、何とか6回、ヤクルト山田のホームランで
なぜか盛り上がりをみせ、残念なことに、本当に
残念なことに我らがカープは敗戦となりました。

負けているのにうれしそうなのはご愛嬌。

前の女の子を隠し撮りしている風な総務のピーター。
実は3B野球部の娘さんで、上等兵さんがドタキャン(風邪の為)
したから来ていただいた救世主です。

いやーカープが負けて
悔しいですっ

2ne


新撰組!から真田丸

2016年08月06日 | テレビ番組
大河ドラマ「真田丸」第30回「黄昏」より
豊臣秀吉(小日向文世)が石田三成(山本耕史)と片桐且元(小林隆)
に形見分けをするシーン。二人がもらって、そのあとに片桐が「源次郎(堺雅人)には?」
と秀吉に問いかけたところ秀吉は「お前は誰だ?」とぼけてしまって源次郎の事を忘れてしま
いました。
落ち込む源次郎に片桐は「我らは近江の頃からの古い付き合いだから」と源次郎を慰めました。

このシーン。僕は三谷幸喜の前作の大河「新撰組!」がシンクロしてしまったシーンでした。

新撰組!の時のキャスト土方歳三(山本)井上源三郎(小林)山南敬助(堺)
土方と井上は多摩の同郷。山南は試衛館道場からの近藤勇との付き合い。
新撰組の中でも井上・土方・沖田などの多摩からの知り合いの中で外様的な山南の葛藤みた
いなのがありました。
新撰組の隊士役で一緒だった3人が出演する真田丸。
またしても堺雅人は「付き合いの長さ」によって生じた人間関係に翻弄されます。
結局最後は秀吉にぼけながらも思い出してもらえましたが。
小日向さんも新撰組では多摩の名主役でしたからなおさらでした。

真田丸ではこの3人の絡みが多いので、余計に新撰組を思い出してしまいます。

あとこの「黄昏」の回の面白かった所は、矢沢頼綱の最期。
秀吉の健康状態が日に日に衰えていくのに対して「これからまた乱世の世が始まる畳の上では
死ねぬわ!!」息巻いていたのに、すぐさま老死(享年80歳)。
二コマ落ちが何とも面白かったです。


2ne