「つねさんぽ」は不定期更新 Since 2009

TSUNEAKI THE ADVENTURE Since 2009

何度目かの挑戦

2024年09月11日 | 本と雑誌

9月からスペシャルドラマ「坂の上の雲」がNHKで再放送される。

ドラマは楽しく見させていただいたのだが、

原作の方は、何度も途中で挫折している。

何度目の挑戦だろうか?

3巻ほどでいつも止まってしまう。

言い訳をするなれば、3巻で正岡子規が退場となる。

作者、司馬遼太郎先生もそのことを嘆いて、筆が止まってしまったと。

今度は全巻読みたいと思っております。

 


オリンピックで休止中は

2021年08月21日 | 本と雑誌
大河ドラマ 青天を衝け
オリンピック開催中でお休みしてました。
大河ドラマがない日曜日というのは、
少々さみしいものですね。

昔買った本を読みかえし、時代背景を学びました。
最近、幕末ものの題材が多いので、最期の将軍
徳川慶喜像というものが、変化してますね。
徳川政権を終わらせ、さらに鳥羽伏見の戦いで
逃げ帰った「ダメなイメージ」から、
「時代の流れ(政争)に敗れた不運な名君」
のような「判官びいき」「敗者の美学」のような
日本人好みの解釈に落ち着きつつあるのかな
を思います。

民部公子・徳川昭武
大河ドラマで知る歴史の人物というのは
多いものですね。

大河ドラマに出てくる外国人役の
俳優さんは、名前とか知りませんが、
たぶんかなりの確率で、「坂の上の雲」
とか、NHKの歴史ドラマにかぶって出演して
いると思われます。
でも、「ああ!!この人!この間のペリー役
の役者さん!!」
という遭遇はないですね。
逆を返せば、外国の人も日本人なんてみんな一緒
なんて感じるのでしょう。

個人の感想で、間違っていたら申し訳ありませんが、
外国の人にとって、日本人俳優なんて
渡辺謙と故・千葉真一、故・三船敏郎くらいなんだ
ろうなって。
世代ではないので関根勤のモノマネしかイメージに
ありませんが、
改めて千葉真一さんに合掌。


読書の記録

2018年08月18日 | 本と雑誌

図書館で借りた本。

徳川慶喜の無念
光人社 星亮一・遠藤由紀子 著
大河ドラマ「西郷どん」で「ひーさま」こと徳川慶喜
西郷どん、楽しく見させていただいているが、「島編」
が終わって以降、徳川幕府討幕に向けて動きだし、
佐幕派の私としては少々悲しくなってきた。
最後の将軍、徳川慶喜は評価の別れる人物である。

家康の再来、と言われながらも幕府をなくしてしまった
人物であり、鳥羽伏見の戦いでは、多くの将兵を置き去
りにして江戸へ逃げてしまった「ひー様」。

でも、例えば慶喜が大政奉還をして新しい形の政府を
作ったとしても、行きつく方向は同じというか、慶喜は
政争に負けただけの事であって、その後の日本の歴史は、
慶喜だろうが薩長だろうが大差ないという事だと思う。

そう考えると、佐幕派としては少々救われる。

徳川慶喜、勝海舟、江戸幕府を終わらせた人物が
その後も悠々自適な生活を送った事、旧幕臣とかも新政
府に請われて政治に復帰したりすること。これはまた
世界の歴史から見てもめずらしいことらしい。


2ne




一人旅

2018年07月10日 | 本と雑誌

旅をしたいと思う事はある。

あてもなく、ただなんとなく、行きたいところへ行く。

学生時代、そんなに旅をしたいとは思わなかった。
でも、しておくべきだったとも感じている。

今しようなんて思っても、完全に無理な話だ。

社会に出て数年後、「深夜特急」というドラマを見た。
たまたまだったが、とてもハマって、その後原作本を読んだ。
沢木耕太郎著。
僕はそんなに読書家ではないので、小説を読むとかいうのは、だいたいにしてドラマや映画を見てからが多い。
深夜特急もそんな感じで、原作とドラマがとてもマッチしていて繰り返し読めた。

この間図書館へ落語のCDを借りに会社の帰りよった際に、おもむろに手に取った本を一冊借りた。

一号線を北上せよ 沢木耕太郎。

旅はいい。
一度はしとくべきだったかもしれない。
でも、僕は本を読んで空想の中で旅をして満足している。
「世界街歩き」(NHK-BS)などのテレビ番組でも満足できる。
僕の冒険心なんてそんなものか。
お手軽な人なんだなぁ・・・。

2ne


久々に読書感想文について考える

2016年08月29日 | 本と雑誌
子らの夏休みも終わりました。

3人いる子らの二人は小学生。
夏休み終わりに読書感想文を書いてました。

私の読書感想文の思い出は、大概にして感想文は
最後の方に追いやられて、休みの最後、もしくは
始業してしまってからの滑り込み提出。のような
感じでしたね。
感想って難しいですよね。

わかるなあなんて、娘らの感想文を見ると
長女は20ページしか読んでなく、あらすじだけで
原稿用紙2枚を書き上げ、、、

あるある、あらすじだけで結構稼いじゃうよねぇ。
ほぼほぼあらすじだけの感想文あるよねぇ。

二女は段落だの書き方など一切無視で、1枚半書いた
所で頭から煙を出していました。

そうそう、「面白かった所」「悲しかったこと」
「良かった所」ってほぼあらすじだよねぇ。

ばっかもーーーん!!(波平風)
結局、あらすじだけではないかっ!!


おま、おま、お前たちそこに座れ!!

では、父が見本を見せて進ぜよう。


「侠飯1・2・3」を読んで
                 岡本恒明 41歳男性 既婚
 私がこの本を読んだのは、ドラマの原作本だったからです。
 大概にして私が小説を読むときは、ドラマや映画から入ります。
その方が、登場人物の感覚がつかみやすいからです。
 でも、欠点としては、ドラマや映画の演者のイメージしかわか
ないことでもあります。それは表裏一体というか、要するに小説
に対する冒険心というか開拓心が欠如しているということです。
 他人が勧める本、テレビ・新聞・ラジオなどで話題の本、そう
いったところからちょこちょこつまんでは読む。そう、私はミー
ハーなのかもしれません。
 話が「侠飯」と関係なくなってしまいましたが、そもそも「侠」
はワープロ変換(ワープロって・・・。)「おとこ」とは変換し
てくれません。なので「きょうめし」って変換しています。
 あっまたまた話がそれてしまいました。
 侠飯1.2.3巻ともに現代の若者たちが抱える悩みや不安、社会に
対する不満を題材にしたテーマで、小説は進みます。
 でも、いくらもがいても、不平不満を言っても、現実は変わり
ません。そこを主人公の柳刃さんが料理を通じて若者たちに「
自分が動かなければ、自分が考えを変えなければいけないよ」
ということを説いていきます。
 そしてその裏側にある、本当の闇を暴き正す事になります。
 極道のはずの柳刃さんは、実は意外な正体だったのですが、
2巻、3巻は正体がわかった上で読めるのですが、それがまた
「水戸黄門」に似た、勧善懲悪の世界となって、解っていても
読める「毎度おなじみ」感が出ていて安心して読めました。
 料理に関していうと「侠飯」というタイトルからおいしそう
なものばかり出てくるのですが、実は結構柳刃さんと出会って
から変わりゆく若者たちの変化のきっかけという感じがしてし
るのかなと思います。
 最後にこの小説、ドラマ共に礼儀の大切さを説いている所を
自分の生活を見つめなおして子供らに教えていきたいです。

おわり



感想文ってやっぱり難しい・・・。

2ne