ドラえもんとアンパンマン
永く子供に愛されているキャラクターだ。
しんちゃんや、ちびまるこ、ポケモンなどもある
が、愛され度からするとドラえもんとアンパンマ
ンはツートップだと思う。
しかし、乳幼児や小学生にも人気のドラえもんと
乳幼児に愛されるアンパンマンではキャラの愛さ
れる賞味期限が違うと妻は言う。
そして、両者からの卒業仕方も明暗を分ける。
アンパンマンの場合
言葉がわからない乳幼児でも対応できるアンパン
マンは子供があるときいきなり離れていく。
パン離れ。突然見なくなってレコーダーのメモリ
からその姿を消す。
ドラえもんの場合
小学生でも観れる。下手すると中学にあがっても
見ている場合もある。
そして静かにフェードアウトしていく。
離れ方の違いである。
二女が幼稚園に通っていたころ、アンパンマンを
見せようとテレビをつけたら、
「アンパンマン嫌いなんですけど」
と言い出した。
だけど着ていたTシャツの胸のプリントにはアンパ
ンマンがにっこり笑って拳を突き上げていたのを
思い出す。
マンションのゴミステーションには、時よりアンパ
ンマンの三輪車だったり手押し車だったり、役目を
はたしたヒーローのもの悲しさを垣間見ることがで
きる。
ドラえもんはそれほど別れがきつくない。徐々に
フェードアウトしていくから。
弟の子供(2歳児)が両者を愛でる姿を見てそう思う。
だからミッキーマウスはすごい。世代を超え性別も越
えポジションを守り続けている。
そういえば、アンパンを食べる子供、最近いなそうな
気がする。
2ne