ブログをやっていると、見た人からたまに、
「本当に、そんなこと(ブログの内容)があったのですか?」と。
「答えは50%本当で、25%嘘で、25%は着色(デフォルメ)だ」(着色は嘘ではない)と答える。
このネット社会、ネットに流れている事柄が事実かのように錯覚してしまうこともある。仕事をしていても「ネットに出ているからこの値段にしろ」といわれるが、果たしてそれが真実か?
世の中は白か黒かの世界ではない。曖昧な面が半分は占めるのではないか?
だから、時より嘘も入れる。でもその嘘は他愛の無いものである。
前置きが長くなってしまいましたが、青年部で尊敬する先輩の一人にD輔さんがいる。
D輔さんのブログを見た。「錦糸町にある喫茶店『カッピー』でサンドウィッチを仕入れ、リーダー会のお弁当に持っていく」という内容だった。
(リーダー会とは青年部の役員会みたいなものであり、19時からの会議なのでお弁当が出る。そのお弁当を毎回当番のブロック長が用意するのだ)
僕はそのブログを見ていたので、当日のリーダー会では「これが噂の『カッピー』のサンドウィッチかぁ」と味わって食べた。でも今思えばそのサンドがそんなに「喫茶店のこだわりサンド的」なものではなかったような気がしていた。
先日の結婚式の2次会で、D輔氏は「あのサンドはカッピーのものではない。俺は『カッピー』なる喫茶店には一度もいったことが無い」「あのサンドは『ライフ』(スーパー)のサンドである」ということだった。
やられた。D輔さんにしてやられた。これは大変心地いいやられ方だった。こういう嘘が僕は大好きだ。
そして僕の中にある何だか解からない魂に火がついた。
「カッピーに行って、サンドウィッチを食ってやる」
台風も近づいてきて空模様が怪しい東京は錦糸町。スカイツリーも半分しか見えません。四つ目通りを押上に向かって蔵前橋通りを越えてすぐの道沿いにありましたカッピー。
スナックも兼ねているんですね。
カッピー正面へ。いよいよ突入です。さあサンドウィッチを出しやがれ!!
試合開始と同時にストレートが僕の顔面をクリティカルヒット!!「さんまでっか!!」
僕の「カッピー」像がひざから崩れ落ちた瞬間だった。
パイプをくわえた人が良さそうなおじさんがいれるコーヒーと、マスターご自慢の娘で野球部のマネージャー兼新体操選手をこなす看板娘がいて、その子が作る、サンドウィッチやスパゲティー。カウンター奥には、双子の兄で看板娘の幼馴染でもありステディーでもある、甲子園優勝投手がコーヒーを飲んでいる。その奥には顔は怖いが心根は優しい双子の兄の親友がいて、そのエースのライバルでチャラい男が「キミ、カワウィーネー」って・・・・。あれなんか僕、夢を見ているのかなぁ・・・。(つねさんぽK.O.の瞬間)
つね「おっちゃん・・・。燃え尽きたぜ・・・。真っ白にな・・・。」
初っ端のパンチが効いている状態で店内入ると、カッピーのご主人が席を決めてくれます。「そこでお願いします!!」って。通された席は、サラリーマンの団体さんに挟まれる一人席。角からお客さんを埋めていかないと気がすまないようです。結構賑わいを見せております。
AorB ランチにはサンドウィッチが無い。選択迫られたつねさんぽが出した答えは・・・・!!
つ「エッAでっ」
カ「B?」
つ「Aです」
人が多くて決死の覚悟で撮ったAランチ。
「さんま 苦いか しょっぱいか」 (佐藤春夫 秋刀魚の歌 抜粋)
お味は、美味しい・・・。美味しかった!!でもなんか悔しい。
♪サンマのおいしい きっさてん♪ (柏原芳恵 ハローグッバイ 歌詞一部改)
コーヒーとデザートがつきます。おじさんが池上彰さんに似ていた。おじさんがカッピーっぽかった。(?)
以上が「カッピー訪問記」でした。
さんまが美味しかったです。でも700円って書いてあったのに650円になっていたのはなぜだ!?
D輔さん、行きたくなったでしょう?そんなD輔さんに行ってもらいたいつねさんぽ推奨のお店はこれだ!!
「日体大カフェ」
新大橋通り、船堀方面に向かってトステムを過ぎて最初の信号左折です。「日体大ののぼり」が目印です。サンドウィッチがおいしいです。
信じるか信じないかはあなた次第です。
2ne