梅雨に入り雨が近い。
おかげで水やりの心配はないが、草がよく伸びて草引きに忙しい。
山野草の庭は、丹念に見て歩かないと、花が咲いているのを見過ごしてしまう。
トクダマ、斑入り特大のギボウシ、葉が大きくて株立ちが、差し渡し１メーター位にはなる。
ギボウシの仲間は、花が１日くらいしか持たず手入れが面倒。
外国産のヒメマツムシソウ、国産のマツムシソウと違って多年草。
ハルザキシュウメイギク、山野草店ではナツザキと称して販売されている。
背丈は高く繁殖力は旺盛、ランナーでも種でも増える。
イシダテホタルブクロ、以前は背丈の低いタイプが主だったが、最近では３０センチ前後のタイプが多く、花冠がダブルの物も販売されている。
背丈の低いものは、地面をマルチしないと、雨が跳ねて泥がついてしまう。
アフガンカラマツ、藪の中から救出してやっと花を見る事が出来た。
葉がターコイズブルーで細かく美しい。
鉢植えで６０センチくらいになった。
ちょっと変わった花たち。
オオヤマレンゲ、ふっくらと白い花。
山道でたまに見かけることがある。
ハッカクレン、葉が照葉で茎も緑で美しい。
我が家のカラスバハッカクレンは芽だしのころはきれいだけど、今は平凡なグリーンになっている。
花もよく似た色で咲いているが、葉が大きくかぶさり、葉を持ち上げないと見る事が出来ない。
挙句の果てに、実が赤く熟するころには、猿がやってきて食べてしまう。
味はアケビみたいに、ほんのり甘い程度。
テンナンショウ（アリサエマ・フラブム）
ちいさなテンナンショウ、黄色い花が珍しく、フクロウと云われている。
アリマウマノスズクサ、我が家にもあるけれど、小さな鉢に押し込んでいるので、株立ちにはなるけれどまだ花を見たことがない。
オオバウマノスズクサ、模様が面白い。
カンアオイの仲間、両者ともそれぞれ個性のある花を咲かせ好事家が多い。
溝の縁にギッシリ生えたドクダミ、八重咲きがチラホラ混ざっている。
雨の日には、純白がよく似合う。
庭に入り込んで来ると、とても大変。
カラコギカエデに止まった、樹冠生活者のサンショウクイ。
いつも高いところばかり飛び、子育てが終わると低いところに、雛を連れてやってくる。
モノトーンだけどすっきりした姿をしている。
