観音駅で一休みした我々一行。さあ、行こう!と駅を出たのは良かったが、線路沿いに道があったのはここまで。あとは駅で入手した貧弱な地図を頼りに歩くしかなくなってしまった。我々の地元みたいに、入り組んだ道が何本もあるわけではないが、土地勘のない場所だから、迷ったら厄介である。しかし、ながさんは
「なぁに、死にやせんて。適当に歩いてりゃどっか着くよ」
とお気楽モード。さすが、海外(カナダ)に留学した経験があるだけに、この程度のことでは動じない。
我々は。ちょっと大きめの通りをズンズクズクと歩いた。しかしまぁ、人がいない。商店は並んでいるが、客もいない。きっと、中心地のショッピングセンターなどに持って行かれてしまっているのだろう。
途中の公園で、団長が一休みしようと提案した。暑い中を歩いているからバテるのも早い。
公園の脇には銚子電鉄の線路があった。我々の行く先は間違っていないようである。この線路というのが、半分立ち入り自由みたいなもので、一応、柵と門はあるのだが、鍵も何もかかっちゃいない。まぁ、電車や線路にいたずらなんかする不埒な輩は銚子にはいないのだろう。この大らかさがいいではないか。我々は線路の脇に陣取って、電車の通過を狙って写真を撮った(冒頭の写真)。
(次回に続く)
「なぁに、死にやせんて。適当に歩いてりゃどっか着くよ」
とお気楽モード。さすが、海外(カナダ)に留学した経験があるだけに、この程度のことでは動じない。
我々は。ちょっと大きめの通りをズンズクズクと歩いた。しかしまぁ、人がいない。商店は並んでいるが、客もいない。きっと、中心地のショッピングセンターなどに持って行かれてしまっているのだろう。
途中の公園で、団長が一休みしようと提案した。暑い中を歩いているからバテるのも早い。
公園の脇には銚子電鉄の線路があった。我々の行く先は間違っていないようである。この線路というのが、半分立ち入り自由みたいなもので、一応、柵と門はあるのだが、鍵も何もかかっちゃいない。まぁ、電車や線路にいたずらなんかする不埒な輩は銚子にはいないのだろう。この大らかさがいいではないか。我々は線路の脇に陣取って、電車の通過を狙って写真を撮った(冒頭の写真)。
(次回に続く)