うえぽんの「たぬき鍋」

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銚子旅行記Part10「10話にしてやっと昼飯」

2007-06-18 17:59:09 | 表へ出ろ
さて、特にあてもなく漁港の方へ出た我々。しかし、店が見当たらない。おかしいなぁ、大体こういう所には食堂の一軒もあるはずなんだが。
もしかして、わざわざ銚子まで来て、魚食えずに帰る羽目になるんじゃ…と、不安になりかけたその時、目の前に行列のある店発見!食べられるのに時間はかかりそうだが、もはやそんなぜいたくは言っていられない。他の店が見つかる保証はないのだ。我々は即刻、行列に加わった。

店の名は「食処 いたこ丸」。店の前には同名の船が置いてある。この船で魚を獲ってきて出すのであろう。「いたこ」と言っても、別に霊を呼び寄せていい漁場を聞いて漁に出る…という意味ではない…と思う、たぶん。

しばらく並んで、ようやく順番が来た。刺身定食を頼む。刺身定食の中身は日替わりと思われ、この日はサヨリ、ヒラメ、キンメ、マダコであった。どれも新鮮でうまい。やはり、スーパーで買ったものとは違う(当たり前だ)。これでこそ、銚子に来た甲斐があったというものである。

たっぷりと魚を堪能した我々は、外川の町を散歩…ということもなく、さっさと駅に戻った。行きにかかった時間を考えると、そうのんびりもしていられなかったのである。

(次回に続く)


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