日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

現地踏査、下見

2018-12-25 09:43:35 | シニアライフ

 

新春初詣を企画しております。

その現地踏査です。

家内と一緒に出掛けました。

家内は世話役の大事なサポーターです。

「シニアライフを生き生きと歩む会」

このブログに何遍となく登場しております。

シニア世代の地域交流仲間づくりを目標に掲げ、

毎月欠かさずに例会を重ね、10年経過したグループです。

恒例の新春初詣は「赤坂日枝神社」です。

日枝神社に初詣した後、お江戸日本橋亭で「講談鑑賞会」に臨みます。

その行程に添っての現地踏査、下見です。

集合場所の確認、東京メトロ出口確認、更に最も重要なトイレの所在確認。

企画幹事として、その他確認する事、いろいろ。

「何故?日枝神社への初詣?」

その選択の根拠は、特にありません。

「新春初詣・日枝神社とお江戸日本橋亭・講談鑑賞会」

お誘いの題目です。

東京メトロ・銀座線の一直線上に関係個所があります。

企画幹事としての思い付きでの選択のようです。

参加応募者数が総勢30名になりました。

企画幹事として,やりがいを感じる、丁度いい数です。

そして、嬉しいことに、初参加の方が3割に達しております。

会員の方々が友達をお誘いしての参加です。

出来る限り多くの方と交流するのがこの会の趣旨です。

新春早々、幸先の良いスタートが切れそうです。

「なんで、日枝神社への初詣なの?」

「日枝神社って、どんな由緒があるの?」

参加者の声なき質問に解説が必要です。

「今日は、どうだった?」

参加者が自宅に帰ったら、直ぐ家族から尋ねられることでしょう。

その時、困らないように配慮してます。

本来ならば、日枝神社の宮司さんにお願いして、この神社の御由緒を

解説貰うのが一番ですが、時期が時期だけに宮司さんは多忙です。

止むを得ず、私がにわか宮司になったつもりで、日枝神社の由緒を

解説することにしました。

詳しいことは、ここで申し上げることは控えます。

間違っていたら、ご信者から非難独出するかもしれませんから。

でも。ちょこっとあらすじに振れておきましょう。

鎌倉時代のはじめ、武蔵国豊島郡江戸郷の国人領主「江戸氏」が江戸郷の守護神として「山王宮」を祀る。

武士(もののふ)の時代は常に栄枯盛衰が付き物です。

室町時代1478年(文久10年)、太田道灌公が江戸の地の統治を引き継ぐことになる。

この地に江戸城を築城するにあたり、鎮護の神として「川越山王社」を勧請し、奉った。

太田道灌公亡き後、小田原の北条氏が江戸城を指揮下に治める。

そして、その後徳川家康が移封され、江戸城を居城とするに当たって、

城内鎮守社として「山王社」を崇敬された。

二代将軍秀忠公の時、江戸城大改築の際、城内紅葉山より新たな社地を江戸場外に定め

社殿を新築し遷し祀る。

城内紅葉山とは、現在の皇居内の皇后陛下の御養蚕所のあるところです。

そして場外の移転した先が、現在の国立劇場付近です。

徳川時代、江戸城に入御したお神輿を三大将軍家光公以来、歴代の将軍が

上覧拝礼する山王祭を「天下祭」として盛大を極める。

この山王祭は江戸三大祭(山王祭、神田祭、深川八幡際)の筆頭として

更には、京都の祇園崔、大阪の天神祭と共に日本三大祭に数えられている。

山王祭は江戸時代の昔から「神田祭」と交互に毎年西暦偶数年に行われる。

次回の山王祭大祭は、2020年6月です。

ところが、1657年(明暦3年)に起きた明暦の大火で山王社の社殿が炎上してしまいます。

時の将軍家綱公が直ちに赤坂溜池に社地を充て、結構善美を尽くした権現造の社殿を

造営し遷し祀るり、天下泰平、万民和楽の都を守護する祈願所として崇敬する。

古くから「山王社」と称し、一般には常に「山王さん」の名で親しまれておりますが

明治元年東京奠都と共に勅使奉幣が行われ、「日枝神社」の称号を用いる事になり、

皇居の鎮守として今日に至っている。

将軍家綱公によって造営された社殿等の建造物は歴史的に大変貴重な文化財でしたが

昭和20年の東京大空襲の戦禍に遭い、焼失しまいました。

現在の社殿等の建物は昭和33年に多くの人々の奉賛により建造されたものです。

そして、日枝神社の御祭神は「大山咋神(おおやまいくのかみ)」です。

大山の主で広く地主神として祀れれ、山、川を司り大地を支配し万物の成長発展を守護し給う御神徳です。

比叡山に鎮座し滋賀県大津市の比叡山麓の「日吉大社」で祀られており、全国の山王社・日枝神社の総本社です。

インターネットで検索し、自分で理解した範囲でまとめてみました。

何の解説無しの参拝よりも、幾らか増しだと思います。

日枝神社初詣、参拝後は東京メトロ銀座線三越前駅に直行。

地下街レストランで各自昼食を済ませて、

お江戸の日本橋亭の講談「はなぶさ会」の公演へ

若手男子講談師による講談会です。

男性ならではの迫力ある講座が魅力的です。

特にシニア世代の女性会員に好評です。

私は前座の女性講談師「田辺いちか」の成長ぶりを見届けるのが楽しみです。

家内は、男前の講談師「神田山麓」の大ファンです。

日本橋の天丼屋さんと私の郷里・秋田の稲庭うどんとコラボしたお店があります。

何時も超満員の行列が出来てます。

お薦めしたいが、全員が入れきれないのが、悩みの種です。

下見では、しっかりとこの店で美味しい食事をしました。

長いブログにお付き合いして頂き、ありがとうございます。