日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

きめました!明日からこと。

2018-12-31 11:53:40 | シニアライフ

いよいよ、大晦日。

今年を振り返って見た。

感謝されることも多々あったが、反省すべきこともあった。

今年の暮れに発表された、今年の新語・流行語大賞。

平昌冬季五輪で活躍したカーリング女子日本代表が試合中

選手間で交わした「そだねー」が年間大賞に選ばれた。

白熱した試合をテレビ観戦中はゲームそのものに感動し

その言葉には感心すら寄せないでいたように思う。

今思うと、この言葉はほのぼのとして響きから

癒し効果のある大切なコミュニケーションツールとしての

「相づち」を表現しております。

私自身、日々の暮らしの中で忘れかけていた「相づち」や「心からの賛意」の

大切さに気付かされた気がします。

郷里の「狙半内」もう既に白銀の世界でしょう。

そこでは、「そだねー」は

「んだんだ」「んだべ」に翻訳されます。

若者が殆ど都会に出て、超高齢者が住む集落です。

生まれ育った故郷に、タイムスリップして

かっての旧友と会話が弾んだ錯覚に浸ってます。

この方言では、家内には通用しません。

「んだべ」って、何だ?

同じ日本人なのに通訳が必要です。

我が家から会話の「相づち」と「心からの賛意」が

失われて、それがごく当然のごとく慣習化してしまった感じ。

誰が悪いのではありません、己の気配り不足そのものです。

新年を明日に控えた大晦日、今その事に気づかされた

「そだなー」の言葉です。

老夫婦の二人暮らし、妙に頑固さが目立ちます。

今からでは、ちょっとへんちくりんな感じ。

明日の新年事始めから、努めて実践したい言葉とする。

夫婦だから、自然にやればやるほど妥協の味が旨く折り合うかもしれない。

ブログで公表した内心、後は実践あるのみです。

 

 

 

 


スッキリ、さっぱり!

2018-12-31 08:17:11 | シニアライフ

散髪ではありません。

年の暮れ、いろいろ1年分の後片付け大変です。

中々、思い通りには捗りません。

でも、大晦日前日まで成し遂げたことがあります。

お庭の清掃と書斎の整理整頓です。

それは終わってみると,スッキリ、さっぱりの気分ですが

そこまでに到達するのが、至難の事はありません。

それが出来る人は、羨ましい。

我が家にも一人おります。

黙ってやるのには、何ら問題も無いことですが

愚図な亭主に対する文句が伴います。

それも、一度二度ならず所かまわず続くのです。

たまには言われる身にもなって貰いたいものだ、と思うが

口に出すことは控えてます。

無駄な夫婦喧嘩はしないようにと、年の功でしょうか。

でも、これだけはやれば出来るのです。

庭木の剪定作業です。

専門業者、植木屋さんにお願いすると結構な費用になります。

やる気だけで、それが省けました。

もう一つ、これだけは書斎の整理整頓。

常にこれが出来る人は、頭の良い人だと勝手に思ってます。

故に私は凡人です。

机の上は乱雑極まり尽くしております。

書類の山済み、何日分もの新聞、その内に必要だろう。

後片付けれないのが、これなんです。

机の棚の中は、更に酷い。

次から次に入れるだけ。必要なものはかき混ぜて探すありさま。

本棚は何年前から読んだ本を自慢げに飾っているだけ。

最近新刊本は買わない主義を貫いて、図書館から借受ている。

「読み終わった本、本棚に飾っておくだけで満足?

それとも、本を読まない私に自慢したいの?」

「・・・・・・」

「読み終わった本は全部片づけて、まだ読み終えてない本

昔3行読んで枕代わりに横済みしている本とか、

学生の頃、古本屋で購入した源氏物語などを並べたら、どうかしら?

趣も変わるし、あなたの趣味の読書にも更なる弾みが付くと思いますけど?」

これには参った、一言の返答もかなわない。

愚図な亭主への皮肉なのかアドバイスなのか、どちらとも受け取れる。

そして、その結果です。

本棚がスッキリ、さっぱりしました。

あのアドバイス通りになってます。

本棚のメインには谷崎潤一郎訳源氏物語が並びました。

これは今から50年前、古本屋の店先に陳列していたものを購入したものです。

9巻・10巻入りのケースが欠落しております。

店主と交渉し半値で仕切った思い出の本です。

何時の日か読もうと思っていたが、押し入れの天井裏に収納されたまま。

家内と結婚前、格好をつけて自慢話をしたことでしょう。

谷崎潤一郎役源氏物語は昭和14年1月に中央公論社からは発行されたものです。

やっと我が家で日の目を見る機会に恵まれました。

欠番の9巻・10巻は地元図書館に愛蔵されてました。

いよいよ、新年度を迎えます。

趣味の読書、読み始めは勿論、この源氏物語です。

家内、唯長年付き合っているばかりでは無さそうです。

不可侵の取り決めがあるわけではないが、何故か今までそれが守られてきた。

でもね、あの一言で、一変してしまった。

今までの事、いったい何だったんだろう?

天才と言っても言い過ぎではありません。

唯々、感謝あるのみ。

「、戦争と平和とか嵐が丘など海外小説は図書館から借りて読むより

一緒に映画を見るほうが良いからね!」

既にそれらの映画は録画済みである。

周到な準備を済ませてのお正月です。

お節料理も宅配便で届きました。

健康で、良い年をお迎えください。