「いちごの会」
シニア交流仲間で、月一回集っての座談会です。
課題は決まってます。
「話題ニュース」の深読み。
参加者各自が持ち寄った課題を発表し合う事になってます。
市民館のグループ室がコロナウイルス関連で臨時休館中
直近で、ニュースの深読みに最適な話題が目白押しなのに、
些か残念な気持ちの、不要不急の外出自粛の日々。
話題ニュースの深読みの新鮮味も、時間の経過とともに
興味が薄らいでゆきます。
そこで、ちょこっと気になる話題ニュースの解説をブログに投稿します。
素人解説ですこと、お許しください。
趣味の麻雀に凝って、週刊誌のネタに取り上げられ
無残にも職を辞さざるを得なくなった、あの方のお話です。
昔、麻雀の愛好者として、同情の念もありますが、
この解説ではそれは許されません。
軽率な行為だったとして辞職した話題の人の、官邸主導の処分は「訓告」
「なぜ、こんな処分で済むのか?」
疑問符付きの批判が飛び交っています。
「訓告」は上司からの注意程度、軽い罰則です。
辞職に伴う退職金には影響しない。減額の対象にはならない。
支給される多額の退職金に、恨めしさが加わって批判を加えている方
も多いのでは? それはそれ別問題に考えないとね。
「法務省。検察庁の人事案を最終的に内閣として認めた責任は私にある。
批判は真摯に受け止める。」
定年延長の閣議決定の事云っているのでしょう。
官邸のお庭番、政府の守護神としての功績を、更に延長して
期待に応えて貰おうとしたことです。
それが、途中で挫折してしまった。
世間の誰もが納得する処分を適用したら、今までの功績に
何ら報いることは出来ない。ここで粗末な扱いをしたら、
闇の中から未だ未処理のものが飛び出しかねない。
己の責任の下に穏便に決めることが得策であると思ったかもしれない。
良く、専門家の意見を聞いて、と口癖なのに、
どうして今回は誰の意見を聞くことなく早い結論だったのだろう?
世間の批判が飛び交う軽い処分、法務省の調査全容は判明する前に、
決めていた感じ。推測の内だが間違いなさそう。
定年延長の閣議決定の件、法務省からの提案を受けて決めた事と言ってます。
役所のトップの人事。定年の区切りは厳しく誰も遵守する慣習があります。
それを無視して、あの女性の俄か大臣出来る訳がありません。
ましてや法務省の治外法権的な検察庁。仕事に取り組む姿勢にも厳しいものを
感じます。忖度にたけた者への特例措置だったのでしょう。
それが辻褄合わせに、いろいろ加える中でボロが出てきた感じ。
一般にはよく分からない事でも、いろいろ分析出来る人がいます。
処分の話に戻しましょう。
このブログを書いている途中で、テレビ番組に「訓戒処分は法務省・検察庁で
決めた事」と官房長官談話のテロップが流れた。
ニュースの深読みの謎のところ、先を越された回答が出て困っている。
何故?官房長官が急に、こんな事云わなければならなくなったのか?
今言っておかないと、とんでもない方向に向かいかねない状況を考慮しての
対応でしょう。
なお更、知りたくなった感じ。
新聞の朝刊の報道には、処分に関する説明があります。
内閣のトップと所轄統括の法相がかみ合ってない。
それぞれ関係者が意見を出し合って、協議して実施されたことが
こんなに食い違って良いのだろうか?
法務・検察内では懲戒処分が相当との意見が強かった。
任命権者の内閣と協議し、最終的に内閣が決定した処分「訓戒」を
辞職した者のその上司に伝える。
その上司が、問題の部下に処分を言い渡す。
流れは至って明瞭なのに、処分の判断はその部下の上司と言い来ている事で
す。それを助長させる令和のおじさんのテレビで流れたテロップ談話。
「本当に、貴女が統括するあの上司が、その判断を下したんですか?
貴女が省内の関係者の意見を総括し、内閣に出向いて協議した結果が「訓告」
だったでしょう。
それを伝えたことで、あの上司の判断と云う事になるのですか?」
判断をしたと云われているその上司に、聞いてみなければ分からない事だが
注目を一身に注がれている部下の手前、いい加減な回答も出来ない事だろう。
「私が処分を云い渡したことそれ自体をもって「判断」と受け止められる
ならば、そう云う事になっても不思議ではない。本意ではないが。」
勇退勧告を拒否し、忖度優遇策に楯突いたトップに、こんな事云わせたくな
い。云ってもらいたくない。
何故、みんなで協議して、そのようにしました。と云えないのかなぁ?
それが、最も良い回答だと思うのだが、
なぜかそのようには事が運ばないようです。
伝えた事を掻い摘んで、都合のいいように発表されて、その責任のありかを
曖昧にされる。
そんな上司に何時までも使えること無いでしょう。進退伺なんて生半可な
事でなく、ここは辞表をを叩きつける場面では?
もし、そうだったら、拍手喝采応援します。
その勇気ある行動は、歴史に刻まれること、間違いありません。
次回総選挙で落選することは無いでしょう。