日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

メタボ体験記

2020-06-18 10:48:12 | シニアライフ

コロナ禍のよる太り過ぎが心配な折、特定健康診査受診通知書が届きました。

毎年一回の健康診断です。何時も気になるのが総合判断結果です。

食生活改善が伴わない状況でのメタボ判定の肥満は、

ヘモグロビンA1c濃度基準によっては、糖尿病の診断が下る。

理論的には理解したつもりでも、その改善のための実践が伴わないのが

世の常です。このような方に対する糖尿病の治療は投薬で、

その数値を下げることを薦めるのが医者の治療方法とか?

それに関連した食生活改善実践の話題です。

還暦を過ぎてリタイヤ後のシニアライフ。暇を持て余して参加した料理講座。

講師は管理栄養士。講座の課題が肥満に成らないための料理づくり。

当時体重が80キロ台。メタボ判定は誰が見ても肥満。

この講座に参加しての最初の感想、「既に肥満の方はどうすればいいの?」

課題に対する疑問符が付きます。

講座参加者を一望すると,肥満は私一人ではありません。

今更どうしようもないと諦めたご婦人も数名見受けられます。

管理栄養士の講師も心得たもので、肥満対策について

「何にも食べなければ良いの」とジョークで受講生の笑いを誘う。

肥満者にとっては、講師の謎かけ問答のような内容です。

もしかして肥満についての解決の糸口が見つけ出せるかも?

肥満に成らないためのコツの伝授があります。

食事のメニューに野菜サラダを添えること。

その量は、広げた両手の上に出来る限り載せられる沢山。

飽きを招かない様に工夫し、食事の最初に食べる事、毎回続ける。

食生活が改善され、炭水化物の摂取が少量にになり、結果的に体重の減量に

繋がるはす。講師は肥満体験が無く、実践が伴わない理論的な解説ですが、

素直に指導に従うことにした。

毎日食事メニューを記録すること。良かったこと悪かったこと食生活改善に

役立てる糸口になる。やるやらないは各自に任せる。やればそれだけの効果が

生まれるはず。私はそれに毎日の体重測定の結果をプラスすることにした。

料理講座受講の最初の心得です。

そして、半年の料理講座終了日を迎え、諸々各自感想を述べ合う。

講座受講生の体形は受講前と殆ど変化しておりません。ただ一人だけ体形が

変わっております。太鼓腹が引っ込んで、顔のほほ肉が引き締まった感じ。

以前のことを知っている者にしたら別人です。

「何処か悪いの?」講師を含めて、みんな心配顔。

便利な世の中です。パソコンに記録した日々の体重測定の結果を一瞬にして

グラフ化できます。

6ケ月の体重の推移が理想的な時系列的に下降線を描いております。

この資料を講座受講生の仲間に配って、説明を加え感想を述べました。

「この体形、毎日野菜サラダを食べ続け、先生の理論を実践した結果です。」

感想を述べ終わって、方々からは拍手喝采。

講師からは、ご褒美に年度後半の講座受講も特別に許されました。

何故か家内も一緒です。

食生活改善の影の功労者への講師の気配りです。

10数年前の出来事です。