西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

前田は~ん!

2008年12月09日 23時02分00秒 | グルメ
 天王寺MIOの「甘党まえだ」に入ってみた。

 このお店、メニューには甘いものばかりでなく、にゅうめんやちらし寿司といったものもあり、私としてはずっと気にはなっていたが、入ったのは今回が初めて。
 他に近場だと、あべ地下にもあるし、最近ではあべのandにも店舗が出来て、ますます「行かなあかん!」気持ちが強くなってきていた。

 まず私が食べたのは「MIOセット」。ソフトクリームとチーズケーキとワッフルとフルーツとグリーンティーのセット。まあ甘党の店ならよくありそうな定番的メニューではあるが、MIO店オリジナルのメニューであることは押さえておきたい。

 そして今回、最も私が魅力を感じたのが「お好み団子」。この店の名物である「みたらし団子」のお好み焼版。団子にソースとマヨネーズ、それに鰹粉と青海苔がかけてある。
 食べる前はちょっと首を傾げたのだが……、食べてみると案外美味! なかなかいける味ではないか。甘い物を食べた後の口直しにもなって、丁度良い。

 この店を展開している「大阪前田製菓」は、実は本社が藤井寺市にある。そう言えば西名阪の藤井寺インター沿いに、看板が見えていた。
 今度は本社直営店にも、足を運んでみたいと思う。

 ちなみに「あたり前田のクラッカー」でお馴染みの「前田製菓」とは全くの別会社で無関係だとか。創業はどちらも大正7年なのだそうだが……。


 あぁ、ここ(大阪前田製菓)は「乳ボーロ」でも有名だった!

嘘みたいに寒い

2008年11月20日 21時58分00秒 | グルメ
 一昨日、大阪で木枯らし1号が吹き、昨日は金剛山で初冠雪が観測された。

 今朝7時半の室内気温が、8.3℃。寒い!
 しかし北海道の寒さに比べれば、まだ温かい方か?

 昔、和歌山でレギュラー仕事を持っていた頃、母の旅行に付き添って、北海道へ行ったことがあった。
 北海道は、関西とはだいたい10℃程度の気温差があって、6月に行ったその時は、昼間でも20℃前後。それがまた夜になるとグンと冷え込んで10℃ぐらいにまで下がり、真夏に近い気温の関西から行った寒がりの私は、体をガタガタ震わせる始末。それを見た母の友人が、心配してストーブを出してきてくれたりして、大騒ぎであった。

 帰ってきて、和歌山の仕事仲間にそれを言うと……。

「嘘、うそ! そんな6月にストーブなんて絶対ウソ!」

 手を顔の前で揺らせ、薄笑みを浮かべながら、真っ向から私の言うことを否定する。半ばムキになって本当であることを何度も強く説明したのだが、結局私の言うことは全く信じてもらえなかった。

 北海道、ホンマに寒いんやけどなぁ……。

 そんなことを思い出していた昨日、偶然にも北海道の友人から、エクスパックが届いた。中身はカルビーのスナック菓子「じゃがポックル」。北海道限定商品!

 北海道産のじゃがいもを
 皮つきのままカットして
 独自の製法で
 じっくりフライ。
 じゃがいも
 本来の味わいと
 サクサクッとくる食感を
 お楽しみください。

 ……と、パッケージに書いてある。
 ファーストフード店のフライドポテトの高級なのを、ドライフーズにした感じで、ちょっと食べたことのない味。さすが北海道限定。


 美味い!
 嘘ちゃうって! ホンマに美味いんやから!!


美味しいアスパラガスの臭い謎

2008年06月21日 13時41分00秒 | グルメ
 北海道の友人から、アスパラガスが届いた。

 子供の頃は酷い偏食で、いったい何を食って生きていたのか、今思えば不思議なくらい。特に野菜なんぞに至っては、ほとんど口にしなかった。
 ようやく高校生ぐらいになってから、嫌々ながら少しずつ野菜を食べるようになり、今では大体普通に食べてはいるのだが……、やはり未だに、野菜を好物と言えるまでには、成り得ていない。

 そんな私が、唯一好んで食べるようになったのが、北海道産のアスパラガス。何せこちらの地元で売られているものとは、比べ物にならないぐらい、甘いし柔らかいし、サイズも太いし長いし……、とにかく美味いのである。

 ここ数年のこの時期、スーパーなどでアスパラガスを見つけても、買わずに北海道からの贈り物を待つようになってしまった私たち家族。送ってくれる友人には、ホント有り難いやら申し訳ないやら……。お陰で今年も、美味を堪能させてもらっている。



 さてさて、それだけ大好物となったアスパラガスに関して、ひとつだけおかしな謎があった。
 それは、アスパラガスを食べた後に出る尿の悪臭である。
 この独特の悪臭は、何なのか? 周りに聞いてみても、同じ経験をした者は、兄しかいない。母も妻も、そんな経験はないようで、聞いたこともないと言う。

 これを最近ネットで調べてみて、やっと原因が分かった。

 これは遺伝子的な体質によるものだそうで、その割合は、全体の50%以下。しかもその悪臭を嗅ぎわけられる人となると、なんと全体の5%程度らしい。
 つまり、アスパラガスを食べた後のオシッコに悪臭を感じる人は、割と珍しい存在だったのである。

 いやぁ、人間の体って、面白いなぁ!


 皆さんの周辺に、そんな人います?

関西人やのに・・・

2008年06月04日 13時11分00秒 | グルメ
 小学校4年生の時の話。

 担任の先生が、授業中に皆に尋ねた。

「みんなは、金閣寺や銀閣寺や清水寺へは行ったことある?」

 皆の中に、挙手するものはパラパラ……、数えるほどしかいない。

「え? みんな京都に住んでるのに行ったことないの?!」

 静岡の大学を出て、京都の小学校に赴任してきたばかりの女性教諭は、ただ驚くばかりであった。

 下校帰宅して、母にそのことを話すと……。

「へえ、なるほど、そらイカンワ!」

 母はそれを機に、京都の名所旧跡と呼ばれる神社や仏閣などに、私をよく連れ回してくれたものだった。


 その後京都を離れ、大阪を拠点に移してから26年が過ぎたが、まだまだ大阪で関西で、行ったことない所行ってみたい所行くべきだと思っている所が、山のようにある。

 天王寺動物園、空中庭園、ポートアイランド、宝塚歌劇……、まだ知らんトコが、ホンマに数えきれへんぐらいたくさんある。関西人やのに……。

 そういうたら「金龍ラーメン」も食てへんだな~、ってことで、今更ながら先日初めて食いに行った。

 もっと脂っこい物を想像していたが、案外あっさりしていて美味かった! 取り放題のキムチは、かなり辛かったけど……。


 さあ、次は何処へ行ってみるかな?!

甘いもん!美味いもん!

2008年05月19日 19時37分00秒 | グルメ
 大阪市旭区にある千林商店街。そこをちょっと横に逸れた「森小路京かい道商店街」にある甘党の店「角屋(かどや)」へ。

 暖簾を潜って店内に入ると、大衆食堂みたいな庶民的な雰囲気。お客も学校帰りの中高校生や、買い物ついでのオバチャン達でいっぱい。非常に活気がある。

 壁一面に貼り出された豊富なお品書き。ぜんざい、回転焼き、ソフトクリーム、アイス最中、プリン、ミックスジュース……、もう真剣に迷ってしまう。注文はメモに書いて、お店の人に手渡すという独自のシステム。

 私が食べたのは「餅入り白玉ぜんざい」。丼ぶり並みの大きめのお椀に、焼いたお餅と白玉団子がどっさりたっぷり! かなりのボリュームだが、甘みを抑えてあるので、大丈夫。最後にあられの浮いたこぶ茶でさっぱり。
 あ~食った食った! お腹も充実!


 これから夏は、大盛りのかき氷が主力メニューになるとか。また足を運んでみたいと思う。

ラーメンを遊牧民の如く

2008年05月10日 15時49分00秒 | グルメ
 羽曳野に、ちょっと変わったラーメン屋がある。

 それが「羽曳野ほんてんラーメン」。

 4年前に開通した南阪奈道路の羽曳野ICから、側道を東へ。石川に架かる羽曳野大橋を渡っていると、右前方に大きな白いテント(モンゴルの遊牧民が住まいとして使うゲル)が見えてくる。このテントを目指し、橋の西詰めの交差点を右折して、すぐにまた左折した所が店。

 一瞬、ここが店かと首を傾げたくなるような景観。一見殺風景な広場に、銀色のバスとテントと、あとはビーチパラソル付きのテーブルと椅子があるだけ。でも、間違いなくそこが店なのだ。

 まず、銀色のバスの前に立て掛けてあるメニューを見ながら注文。このバス、実は厨房になっている。そしてお客はテント内へ……。中には木のテーブルが大小4~5つ。そこで待つこと10分程度……(待ち時間がやや長い気もしたが、その辺が割とアバウトらしい)。私が注文した「河内鴨ラーメン」と「ご飯」が運ばれてくる。

 シコシコした地鴨が、なかなかの美味。野菜もこの店の敷地内にある菜園で作られた、旬の物がいっぱい。ご飯も炭火で炊かれた物とか(日によって多少味が違うという噂もあるが、その辺もまたアバウトらしい)。

 これからの季節、自然を感じながら、ちょっと遊牧民気分を味わいつつ食べるラーメンってのも、結構オツではないだろうか……?


 けど……、今日みたいな雨の日はお休みだとか(これまたアバウト也!)。

甘い生活

2008年05月04日 13時08分00秒 | グルメ
 先日、大阪貝塚市の二色の浜まで行ってきた。とは言っても、まさか海水浴ではない。
 最近、メディアでもしばしば紹介されている、評判の甘納豆屋さんが目的。
 
 南海本線「二色浜(にしきのはま)」駅を降りて、北西へ。人通りの少ない旧紀州街道をしばらく歩くと、ごく普通の民家風のお店「さとこの店」発見!

 行列こそ出来てはいなかったが、シルバーカーで来たお爺さんにご近所さんらしきオバチャンに車を乗り付けてやってきたスーツにネクタイ姿の紳士二人連れ……と、お客さんの絶える暇がない。1日に作る量が限定されているとは言え、なるほどこの調子なら、午前中で売り切れてしまうなんてことも、十分に想像がつく。

 私たち夫婦も、そそくさと甘納豆を購入し、店を後にした。

 帰宅後、早速食べてみる。
 口の中へ入れるなり、溶けるは溶ける、トローリと柔らかい。しっかりした甘みも、くどさがなく、ついつい手が止まらなくなって、また口へ運んでしまう。

 あまりに美味しくてさっさと食べてしまって、写真に撮るのも忘れてしまったが、中でも黒い大粒の「お多福豆」が最高!


 甘党なら、はるばる遠くから買いにいくだけの価値大いにあり、という逸品であった。

MEGADORA

2008年04月27日 18時03分00秒 | グルメ
 以前このブログで「ちくわパン」を紹介した。

 その正しくチャレンジャーメーカーと呼べるフジパンが、またまたこんな商品を出した。

 それが、「MEGADORA(メガドラ)」!

 端的に例えれば、あのお馴染みのメガマックの、ドラ焼き版みたいな物である。

 しっとりとした生地の美味しいドラ焼きの間には、ミルクホイップとクリーミーホイップレーズンバターと粒あんが、たっぷりと挟んであって、なかなかのボリューム感。甘~~~い、のなんの!!

 いくら甘い物好きの私でも、食後、軽い頭痛を覚えてしまった程で、数日後、またスーパーで見かけた時には、さすがに手が出せなかった。しかし……、どうやら売れ残ってしまったらしく、翌日割引シールを貼られてワゴンセールされていたのを見て、なんだか可哀想になって、結局また買ってしまった。でも……、2度目は、もう頭は痛くならなかった。これって、ヤミツキってやつか?

 さっきフジパンのホームページ「おいしいネット。」を見てみた。

 「MEGADORA」は、どうやら関西中四国地区と九州地区の、西日本限定発売らしい。しかも「今月の新商品」。


 もしかしたら、来月はもう食べられないのかな? そういや最近「ちくわパン」見ないしなぁ?

玉子屋さんがやってくる

2008年04月25日 14時28分00秒 | グルメ
 毎週金曜日の午後、実家の前に1台のトラックが停まる。

「毎度有り難うございます。こちらは○○鶏卵です。本日も生み立ての玉子を、只今より販売さしていただきます。養鶏場直接持ってきております、新鮮な玉子でございます。生でお召し上がりの方は、どんどんお召しになって下さいませ……」

 てな具合に、スピーカーから小父さんらしき大きな声が響き渡る。

 トラックを運転してきたのは、もう60歳を過ぎたと言う鈴木さん。奈良の生駒にある養鶏場から品物を仕入れ、トラックを借り、中河内から南河内辺りのあちこちを回る行商人さんである。
 鈴木さんが営業するのは、月曜から金曜までの週5日間。全部で40~50ヶ所で停車して、販売しているのだそうだ。

 仕入先が養鶏場ということで、新鮮な地玉子が一番の売りだが、その他、塩干物、野菜や果物、漬物、牛乳にお菓子まで、食料品の品揃えもなかなか充実している。

 大阪でもこの地域には、まだまだ近所にスーパーも商店街もない、不便な場所が多々あるので、特にお年寄りや、小さな子どもに手が離せないママさん達にとって、こういった行商人さんの存在は、大変有り難く大助かりだ。

 生駒の養鶏場では、毎朝鈴木さんのような行商人さん達が、30人程で行列を作って品物を仕入れ、それぞれが受け持つ地域へと、今日もトラックを走らせているという。


 さて、皆さんがお住まいの地域には、どんな行商人の方がいらっしゃいますか?

本場の味は門外不出に

2008年04月24日 13時59分00秒 | グルメ
 限定発売期間も、もうとっくの昔に過ぎ去ったので、敢えて正直に言わせてもらいたい。今だからこそ言える。

 こればっかりは、不味かった! この味だけは、どないしても許されへん!

 コラボ企画した、コンビニが悪い!

 大阪ミナミ、NGKなんばグランド花月近くの、名店とも呼ぶべき、うどん・そば・丼物のお店「千とせ」。ここの「肉吸(にくすい)」は、ここの店でしか食うたらあかん! 余所で売ったらアカン!

 やはりどう頑張ってみたところで、この味だけは、他で再現することなんか、絶対に無理だと思った一品であった。


 「千とせ」の「肉吸」に関しては、またちゃんと改めて紹介したいものだと思う。