西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

KEIHANのメロディ

2008年12月11日 03時57分00秒 | 関西ですねん!
 以前、友人のクロさんのブログで教えてもらった「京阪電車 発車メロディコレクション」のCDを、ようやく私も入手した。

 作曲は、フュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディスト、向谷実(むかいやみのる)氏。鉄道ファンでも知られる向谷氏ならではの、なんともメロディアスな曲の数々。昔の京阪の発車メロディも好きだったが、この日本的且つ現代的な発車メロディにも、惚れ惚れする。

 以前、「中之島ゆき」という名の女性覆面歌手(実は三浦理恵子)が歌う「出町柳から」と「朝靄の京橋で乗り換え」という2曲入りCDが発売された時は、タワレコやコンビニの「アンスリー」でも発売されていたが、今回は主要駅の事務所のみでの販売というところも、ちょっとマニアックな雰囲気で面白い。


 時代の流れとともに、地下に潜ったり駅名が変わったりしたのは、いささか寂しい気もするが、反面、テレビカーにダブルデッカー(2階建て車両)……、京阪電車に乗る楽しみがまたひとつ増えて、非常に嬉しく楽しい。

http://jp.youtube.com/watch?v=7UZXl4ODW74&feature=related

そのまんまキタ~!

2008年11月17日 21時50分00秒 | 関西ですねん!
 近鉄百貨店阿倍野店に、東国原宮崎県知事が来店。

 13日から、同店7階催会場で開催中の「宮崎県物産展」に、自らPRの為に来訪したもの。
 http://www.d-kintetsu.co.jp/store/abeno/promo/miyazaki/index.html

 今日はたまたま外出途中に阿倍野を通ったので、ついでと言っては失礼だが、7階へ行ってみた。
 7階フロアは、人、人、人で大盛況! 小さな特設ステージに登場した東国原知事に私もカメラを向けてみたのだが、全然近寄れず、望遠ズームでやっとこさ収められたものの、上手く撮れなかった。

 最近、阿倍野には有名著名な人が、よくやってくる。この間も日記に書いた水森亜土さんやらギャル曽根やらジェロやら……。
 これも日本一の百貨店建設や阿倍野再開発に向けての、プロローグなのだろうか?


 今、阿倍野が熱い!

もうすぐ学園祭

2008年10月30日 00時53分00秒 | 関西ですねん!
 我が母校、大阪芸術大学でも、11月2日(日)~3日(月・祝)に開催される。

http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/gakusai2008/index.html

 私の学生時代には、確か5日間開催されていたように思うのだが、現在はやはり正規の授業優先といったところか、ちょっと規模が小さくなってしまったらしい。

 来週です!
 お時間のある方は、どうぞ南大阪へお越し下さい。私がご案内させていただきますよ!


 私が出演する短編映画も、確かこの学祭中に上映されるはずなのだが……?

赤い灯青い灯消えゆく灯

2008年10月27日 02時37分00秒 | 関西ですねん!
大阪ミナミの道頓堀にある「道頓堀極楽商店街」が閉店、「くいだおれ」に続いて



 正直言って、私はあの雰囲気、あまり好きではなかった。

 館内はどうも閉鎖的で、息苦しく感じた。大阪で入場料の要る店というのも、違和感があった。
 5年持つかな、と思っていたが……。


 関西の情報誌「Lマガジン」も、今年いっぱいで休刊。


 「Lマガ」の愛称で親しまれてきた雑誌。こちらは31年の歴史に幕。
 私は学生時代を中心に、毎号買っていた時期もあったが、関西では後発の「ぴあ関西版」を意識したのか、グラビアページも増えたりして、オシャレにリニューアルしてから、あまり買わなくなってしまっていた。



 新しいものにも古いものにも、時代の波は容赦なく押し寄せてくる。

近鉄巨人阪急阪神

2008年10月11日 20時13分00秒 | 関西ですねん!
 噂は本当だった。

 近鉄百貨店は今日から、読売ジャイアンツ優勝おめでとうセールを開催。「近鉄百貨店は読売ジャイアンツを応援します」なんて書かれたV袋も、勿論堂々と売られている。

 若い頃のように熱狂的という程でもなくなったかもしれないが、それでも今なお、やはり紛れもなく阪神ファンである私。
 20数年前から近鉄電車沿線の住人となり、パ・リーグでは近鉄を応援し、一時はバファローズファンクラブに入っていたこともある私……。

 この光景を見ながら、なんとも複雑な気分になってしまった……。

 昨日発表された、島屋と阪急阪神の経営統合も、この先非常に気になるところだ。


 阪神よ、どこへ行くのか? そして近鉄よ、どこへ行くのか?

 え? 今度はローソンがam/pm買収だって?

阿倍野でごゆるりと

2008年10月09日 13時17分00秒 | 関西ですねん!
 一昨日、「フードコートあべの」がオープンしたというので、早速初日に覘いてみた。

 フードコートと言えば、最近はスーパーを中心とした大規模な専門店街の中によくあるが、ここはちょっと珍しく、ホテル(天王寺都ホテル)の2階フロアに入っている。

 私が行ったのは、16時過ぎ。入ってみてちょっとビックリ! あまりにお客が少なく、閑散としている。お店の人たちもかなり暇そうで、ダベリングしている店員も見かけられる。いくらご飯時を外れているとはいえ、オープン初日とは思えない光景であった。あんまり気合いが入っていないのか?

 実はここに入っている各店舗、阿倍野近鉄の改築工事の為、一時的に(?)移転を余儀なくされたお店ばかり。つまりは先月オープンした「あべのand」と同じようなケースの、このフードコートなのだが……。

 しかし、ここは多少広報宣伝が足りない。私も駅周辺に貼ってあったポスターでのみ知っていたが、他では聞いたことがなかった。ホテルのHPにも紹介されていないし、小さく広告が載った百貨店のチラシが新聞に折り込まれたのは、なんとオープンの翌日。
 なるほど、お客が少ない訳だ、と思った。

 けどけど、店は勿論セルフだし、200席あってまあまあゆったり広いし、ちょっとしたミーティングなんかにも使えそうだ。
 阿倍野、天王寺でのお喋りや時間潰しには、是非お勧めしたいスポットではある。


 ただ……、たこ焼きやお好み焼きが食えないフードコートって、どうなんやろね?

天王寺に虹を見た

2008年09月03日 20時46分00秒 | 関西ですねん!
 昨日は朝から、某TVドラマのエキストラに参加する予定をしていたが、寝過ごした為行けず。午後から、街へ出かけた。

 今の今にも泣き出しそうな空模様の下、電車に乗る。

 天王寺の駅ビルにて食事。中華バイキングをセレクト。
 だがどうも食が進まない。腹が減っていて、食う気満々であったのに……? 
 どうやら私は、バイキングが苦手らしい。上げ膳据え膳、目の前まで料理を運んでくれるパターンでないと落ち着かないようで、駄目らしい。
 何とも無精者らしい性格。妻にも呆れられる。

 中途半端に満腹になってしまった体を持て余すかのように、窓から景色を見渡す。
 やがて窓ガラスに水滴が……、雨である。
 そして見る見るうちに大きな虹が架かる。ここまでしっかりとした半円形の虹を見たのは、恐らく生まれて初めてのことではないだろうか?

 何か幸運の予兆であって欲しいものである。

 それから梅田へ移動して、美術展を覗いたり、買い物をしたりして、最後にトマト入りのソフトクリームを食す。イチゴのようで、トマト独特の生臭さが……、面白い味!

 帰りの電車を降りると、駅前には大きな水たまりがたくさん。かなり大雨が降ったらしい。夜の空気が、少し冷たく感じられた。

 ややダラダラとした一日だった。今日の休みを挟んで、また明日から学生映画の撮影。7日のクランクアップまで、ラストスパート!


 もうちょっと、頑張ります!

スミレの花咲く夢

2008年07月21日 11時18分00秒 | 関西ですねん!
 今月初め、遂に念願の宝塚歌劇を観にいった。

 子供の頃から、母に「いっぺん見せてやりたい」と言われ続けながら、なかなか機会がなかった、夢の宝塚。

 今回そんな私を導いてくれたのが、大学の後輩。何せ彼女の妹さんは、元タカラジェンヌということもあり、誠に心強いガイド。まるで宝塚専門のツアーコンダクターの如く、お勧めの電車ルートからチケットの購入方法から……、何から何まで、ど素人の私に親切に教えてくれた。

 チケットを手にしただけで、もう鳥肌が立った。学食みたいなセルフ式の食堂にも、なんか興奮してしまった。

 ステージは勿論最高! 役者、舞台装置、照明、音楽……、何もかも見逃したくなく聞き逃したくなく、あちこちに気が行ってしまってほろ酔い気分。あまりの心地良さに、不覚にも途中眠ってしまって、勿体ないことをした。
 ラストのラインダンスや大階段には、本当に感激。私に見せたいと言っていた母の思いも重なって、目に熱いものが込み上げてきた。

 宝塚の素晴らしさと感動は、こんな私の拙い文章では、表現することも伝えることも出来ない。「いっぺん見せてやりたい」と言った母の気持ちが、今となってはよく理解出来る。今度は必ず、妻にも見せてやりたいと思った。

 今回お世話になった後輩には、心より感謝したい。ホンマにホンマに有り難う!


 皆様も是非とも一度は、宝塚へ!

伊丹で宇宙を作っていた!

2008年06月17日 12時45分00秒 | 関西ですねん!
 妻が所属している伊丹映像研究会の例会に、初めて訪問してみた。

 実は同会会員某氏が、3年前に妻を誘ってCO2に参加。結局そのことがきっかけとなり、私と妻が出会うことになった。言わば私たち夫婦にとっては、間接的ではあるが、キューピッド的存在でもある同会である。

 伊丹映像研究会は、今年創立20周年。現在の会員は約20人。
 自主映画作品の製作や上映会、各種映像コンテストへの応募や映画祭等への出品参加といった活動の他、かつては作品の製作講座も行っていたそうだ。

 同会会員で前会長、高橋弘氏が監督した『手づくりのSTAR WARS』は、第2回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭「オフシアター部門」入選、自主製作特撮・娯楽フィルムコンテスト「第7回グリーンリボン賞」グランプリ 、よみうりテレビ「シネマだいすき! フィルムフェスティバル '90」グランプリの各賞を受賞。またYouTubeでは、全世界で空前の90万アクセスを記録。自主映画界では伝説となりつつある、超有名作品である。

自主映画「手づくりのスターウォーズ」(Silent)



 また、現在全国で劇場公開中の『神様のパズル』の原作者、機本伸司氏(第3回小松左京賞受賞)も、かつては同会の自主映画製作講座の受講生で、実際に作品を製作していたこともあったとか。

「神様のパズル」予告・ロングバージョン



思わぬ……、と言っては失礼ながら、もの凄い実績と可能性を秘めている伊丹映像研究会に、改めて驚いてしまった私なのであった。

森と野鳥に古代をおもふ

2008年06月11日 19時26分00秒 | 関西ですねん!
 先日、大阪府南河内郡河南町にある「大阪府立近つ飛鳥(ちかつあすか)博物館」へ行った。

 実は10年ぐらい前にも一度行ったことはあったのだが、橋下知事による府政改革の一環として見直される箱物のひとつとして、最近話題になっていたこともあり、今回は妻を案内する形で、改めて訪問してみた。

 近つ飛鳥博物館は、一言で言うと古代史博物館。「日本古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をメインテーマに、地元の一須賀古墳群を始め、南大阪地域の古墳や遺跡からの出土品等が展示されている。

 建物は、建築家の安藤忠雄氏の設計。見るからに個性豊かなこの建物は、日本芸術大賞も受賞しているとか。コンクリートの壁に囲まれた通路では、「鳴き龍」と呼ばれる残響音も、耳に心地よい。
 大阪芸大OBの私としては、大学の学舎にも似た雰囲気があり、親しみを感じる。

 最寄りのバス停「阪南ネオポリス」から、森の中の遊歩道を歩いていると、様々な野鳥の声がする。

 ホ~~~、ホケキョ! ケキョケキョケキョケキョ……、ホ~ホケキョ!

 あんなリアルなウグイスの声を、私はかつて効果音CDか江戸家猫八師匠でしか聞いたことがない。

 10年程前に来た時に比べて、周りの自然にも溶け込んでいて、森林浴や野鳥の声を楽しみがてら、古(いにしえ)の世に想いを馳せるのに相応しい場所になっている。お陰で私も、落ち着いたいい一日を過ごせた。

 取り敢えずは、維持存続が決まった「大阪府立近つ飛鳥博物館」。
 大阪へお越しの方は、是非この癒しスポットで、一息つかれることをお勧めしたい。


 以上、一大阪府民からのPRとお願いでした。