本命には遭えなくても、思わぬ”外道”に喜ばされる幸運も少なくありません。
この日(2016.01.27)も、涸沼上流側の拓けた農耕地でチュウヒに遭えなくて、ガッカリして日没前の塒(ねぐら)帰りを期待して下流側に移動した時です。ふと近くに目を遣ると、葦原の間の細いクリークに立つ竹竿の天辺に、カワセミが1羽、餌を探している様子。
何しろ、直線距離で30~40m、久慈川、涸沼、どこでも、こんな近距離で、しかも誰にも遠慮せずに撮影した経験はありません。しかも、ブラインド無しで、餌付けの遣らせでもなく、自然のままです。
惜しむらくは、涸沼近辺のカワセミの羽色は、多くの場合”茄子のように暗い色”で、明るい空色に出会えません。幼鳥のせいだという説もありますが、水質のせいかもしれないとも思います。
残念ながら、飛び込んだ先は葦陰で、餌取りが成功したかどうかは判りませんでした。
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