実は私は今、「橋本病」で治療を受けています。と言っても、「甲状腺ホルモン剤」を一錠づつ呑むだけですが・・・。しかも、私から催促して処方されたもので、大分軽く見られているような感じです。次の診察の機会には、増量を依頼するつもりです。
「橋本病」に関しては、ネットでも容易に調べられますし、昨年、TVの番組で丁寧に特集されたので、ご存知の方も多いでしょう。
私の場合、気になる症状は・・、全身の浮腫み、食欲が無いのに体重が増加する、睡眠中など、酷使してないのに足が攣る、(・・・プライバシーということで・・・)などです。TVで放送された10か条ほどの症状が殆ど全て該当する、と驚いた記憶が有ります。
そもそもの発見は、3年ほど前、定期的に診てもらっているB病院の医者が頚動脈の血管を調べた際、「咽喉が変だから、S病院で精密に診てもらって下さい」と、深刻な顔で言われたのがきっかけです。咽喉部が硬く腫れていたような気がします。その医者の深刻な言い振りから、「喉頭がん?!」を疑いましたが、血液検査の結果を元に、初診のその日の最後に、S病院の外科医は、しばらく黙った後、「…、橋本病です」とのご託宣。
問題は私の羅病の経緯です。
医者:「海藻類の摂り過ぎです」
私:「現在私が家族の食事を作っていまして、丁寧に鰹や昆布の出汁を使っています」
医者:「しばらく海草摂取を控えてください」
しかし、これは私のウッカリによる間違った原因断定だったのです。
実は私は、およそ50年の喫煙歴がありました。そのためか、夜睡眠中に咽(むせ)て咳き込んだり、趣味の尺八演奏にも邪魔になったりしていたので、相当ていねいに、咳止め用咽喉スプレーを使用していたのです。もったいないので2~3倍に薄めましたが、常時持ち歩いて、一本喫ってはスプレー(毎日およそ30本)、尺八吹く前にスプレー、寝る前にスプレー、といった具合で、既に10年以上の習慣でした。そして、スプレー容器を確認すると、主成分はずばりヨウ素でした。つまり、私の場合の罹病原因は、一日一回程度の出汁の昆布ではなく、直接ヨウ素を咽喉に吹き付けることにあったと思います。
肝心の場面で、こんな大事なことを咄嗟に思い浮かばなかったのでした。
似た環境にある方は、是非参考にしてください。(病院名等、詳細は個別にコメントからご質問ください。非公開でお答えします。)
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