私が潜に案じていたことが現実のことに成ったようだ。
それは、侵略国ロシアの代表と被侵略国ウクライナに、”調停者としてのトルコ・大統領”と国連・事務総長を加えて大々的に合意署名したはずの、ウクライナからの穀物輸出実現のことである。
①常々ロシアは、ウクライナ南部オデーサ港周辺の機雷群を撤去せよ、と事あるごとに主張していた、②穀物輸出が問題視されるようになってからも、ウクライナの小麦畑への砲撃を、寧ろ激化させていた、③最近では、見返りにロシアからの穀物輸出を規制解除せよと言い始めていた、④元来トルコ大統領とプーチンの仲は、共に改選期を間近に控えた独裁者同士であり、武器輸出入の関係が有り、中立の関係とは到底言えない、
等々の理由で私は、プーチンはこの話を本気で実現させる気は無いのではないか、と懸念していた。
案の定、ロシアは、ウクライナ南部の港湾への砲撃を行ったという。私は、プーチンが決定権を持っている限り、同様の不信感は拭えないと思う。
侵略開始当初からの諸会談に見られた、プーチン一流の時間稼ぎ・目くらましに過ぎなかろう。
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