1月に入って、さすがに主役どころか、トビやノスリも滅多に見えません。寒気団に加えて、寒風が吹き荒ぶことが多く、獲物も激減しているのでしょうか。周辺の林中で時々、小鳥の声はするのですが…。
氷雪による交通事情も、幸いノーマルタイヤの超慎重運転で済む程度でしたので、元日を含めて11回も通ったのですが、主役を視認して撮影できたのは2回だけでした。
以下に3種の写真を示し . . . 本文を読む
従来、本ブログの中でも再々嘆きましたが、私の猛禽写真はどれも、像質に不満が有りました。
その原因・解決法を探って数回、メーカー窓口に電話相談したり、直接メーカーに一式送って検査を依頼したりしましたが、的確な対策も、指示も無く時間が過ぎたわけです。
最近ようやく、概ね発売時期に書かれた連載ブログ記事(執筆者不詳)が目に入りまして、ISO値と、カラーノイズ対策が重要らしいことが判ってきました。
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県最北のダムは、野鳥豊富な福島県に近接し、期待したいのですが、クマタカも(さらにイヌワシも!)有名だったのは、昔日のことのようです。
数年ごとに南下を始めたらしく、昨今は一周した感じです。4~5回前の記事で報告しましたように、今年などは、私のような不慣れな者にも姿を見せるようになっています。
と言いましても、この間10月11月の2カ月で22回通い、主役を撮影できたのは5回でしたから、打率はかな . . . 本文を読む
野鳥撮影で、一級河川・久慈川の川岸を歩くことが有り、河口からの距離を知りたいことも少なくありませんん。
堤防近辺の出来事を他人に説明するときなど、曖昧になって誤解を招き兼ねません。
次の写真は、河口(=海)に向かって右側の岸に設置されている標識(国交省管轄)ですが、常々奇異な感じを抱かされます。
表示は、『海から右岸5㎞』と有ります。
常 . . . 本文を読む
主役を待つ間に、マクロ撮影の条件下(撮影距離=カメラ~対象間、約1m)に停まったアキアカネが、ポーズをとってくれる時が有ります。今回は、細密撮影に徹して、アキアカネの複眼の拡大撮影を試みました。
必ずしも Just-Pint ではありませんし、フォーカス範囲も狭いのですが、私にとっては初めての確認です。
R7+100-400x2、f=800㎜、ss=1/1600,F=1/16, . . . 本文を読む
印象的な漢詩に「偶成」の名が許されるなら、写真にも許されましょう。
生物界屈指の飛行の名手トンボの飛翔は実に多彩で敏捷で、ターン、ホバリング、バック、等々、意図して撮影するのは困難であると、常々諦めがちでした。
この日は、天候条件は申し分ないのに、主役に逢えぬ合間に、短いfで、逆光を厭わず撮ったところ、3羽(匹?)も写り、うち2羽は飛行姿勢で、逆光の中でよく目立っているものが、偶然出来上がりま . . . 本文を読む
1.《県最北のダムで初撮影》
盛夏に入って、さすがに出が悪くなりました。
止むなく、先輩方や地元民の方々の噂に従い、最北のダムに向かいました。ここは前に下見した折、交通も不便だし、路は狭いし、観察地も結構逆光が多いようで、あまり気乗りしなかったのですが…。
案の定、事務所近くには、大砲を据えてゆっくり撮影できそうな場所が見つかりま . . . 本文を読む
2.《2度目の訪問 … 逆光処理、2法の試み》
約3週間後、期待して再訪しました。(正確には、比較的好天の日=晴天・非強風・非無風・非高湿度=に6日訪問し、3週間後にようやく2度目の撮影ができた、という意味です。)
普段の撮影定点より約30㎞遠いこともあって、この日の到着は真昼時。
…20分後にふと見上げると、殆ど真上を飛行中。幸運 . . . 本文を読む
3.《悲喜交々 … 豪雨に祟られ、定点に戻る》
この日は8月も中旬の最後の日、(例のノロノロ台風も発生二日前で、)参考にしている三通りの天気予報も揃って好転したので、幸運を期して急遽出発。
しかし、道程の70%を超えた辺りから、雲の様子がおかしいのに気づきました。部分的ながら、『降れば土砂降り』という風情。三つの撮影定点をやり過ごし . . . 本文を読む
6月の出も順調で、13日出向いて、7日撮影できました。先月の失敗を教訓に、写真の歩留まりも少し上がったようです。
《 順光や近距離のメリット 》
距離200~260mの定点で、久しぶりに順光にも恵まれ、納得できる写真に近いものがとれるようになりました。(上から、R7+64x1.4、コンデジ(Sony RX10Ⅳ; 以下同様)、3枚目は遠距離に邪魔されて…。)
& . . . 本文を読む
5月に入ると、主役の出も大分増えてきました。12日出向いて、6日撮影できています。
しかし、遠距離、曇天や、逆光に加えて、生来のあわてん坊振りに悩まされて、成果らしい成果は有りません。
以下の4枚はいずれも典型的な逆光条件で、いくら弄っても、これらが精いっぱいでした。
特に4枚目は、花をマクロで写したままの遅速の条件(ss=1/125)で撮ってしまったものです。(他は、ss= . . . 本文を読む
3~4月は、撮影に出向いた日も月の半分以下で、併せて5日間程しか撮影できていません。
幼鳥の木止まりシーンです。(R7+64x1.4。)
啼きながら飛翔する幼鳥。(7DⅡ+64x1.4。)
飛翔するクマタカ成鳥。(R7+500。)
幼鳥の飛翔。R7+400x2。
この他、クマタカの定点に木止り . . . 本文を読む
この日は、主役の出が悪く、県北のダム二つ、及びその周辺で普段気になっているところを巡った。
一つのダムでは、約100メートル程度の近場の春の水面で寛ぐ風情のウを観察した。
光の具合で、ウの水晶体の色が魅力的な緑色をしていることを確認できた。普段見慣れた猛禽類の眼の色とは比べ物にならない位魅力的な色だ。
初めの2枚は、潜り終わって水面に浮かんでいる状態、3枚目は . . . 本文を読む
機材検証に感けて(かまけて)いる間に、何時しか春も過ぎていました。
思い返すと、この間、カメラR7、7DⅡと、レンズ系RF100-400x2、EF456x2、EF100-400LIS(レンタル品)x2、EF64x2 を適宜組み合わせて試用し、撮った写真の出来栄えを比較してきました。目標は、静止・飛行状態のクマタカを、出来るだけ Just Pint に近く撮影すること、です。参考として . . . 本文を読む
0歳児のクマタカに見慣れてから一カ月ほど、先輩に分かれて午後の陽射しに期待して、ダイエットを兼ねて歩きました。
実は、自動車保険の走行距離予約の制限もあって、できるだけ出掛けないようにしているのですが、それでも、邂逅確率は相当高くなっています。
10分も歩くと、例の新幼鳥特有の啼き声が聞こえてきました。以前に比べ、大分力強い響きです。
枝止まり画像を撮ったところで、東方向に飛 . . . 本文を読む