この日は不思議な一日でした。
11時前に定点に着くと、見上げる尾根の辺りで、主役幼鳥の特徴ある啼き声が数回、幸先の佳さを感じました。
気になっている7DⅡ系のフォーカス微調整のデータを撮り終わって、13時を過ぎたころ、下流側で、凄まじい鉄砲音が連続3発。距離100メートル前後でしょうか、あまり遠くないところらしい。前に久慈河畔で、数十メートルの距離で発砲されたことが有りますが、そこは開けた地形 . . . 本文を読む
主役の眼玉を捉えたい…
10月に入っても、主役の出現は旺盛で、前半16日間で7日も撮影できています。
しかし、真面に撮れたのは僅かで、目の睨みに重点を置いて拾ってみました。
以下5枚はいずれも、64Ⅱx2Ⅲ+7DⅡ、1200㎜。
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ここ数年、常々、逆光を託っている我々の後ろ約200mの所に、主役の止り木として相応しいような枯木が数本有ります。いかにも使い込んで糞で枯れてしまったような白い立木…。
私など、初見の時から、主役の座に相応しい、と思い込んで期待して視ておりましたが、そのうち、よくある昔日の光景、と諦めておりました。
8月の出現も例年になく多かったのですが、それにもまして、私がコロナから復帰した9月 . . . 本文を読む
主役の出を待つ間、私の主砲に留まったアキアカネのマクロ撮影を試みました。
撮影機材=R7+100-400x2(手持ち)、撮影対象=64に留まったままのアキアカネ、距離約1.2m。
f=200㎜;
f=400㎜;
f=671㎜;
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私からは、脇役の類ですが、今季初めてオシドリを観ました。
同じ羽根色の2羽ですが、オス同士のカップルは珍しいので、まだ異性を意識しない幼鳥兄弟かもしれません。
天候・光の加減かもしれませんが、あまり鮮やかな羽根色には見えませんでしたし…。
他には見当たりませんでしたので、取り敢えず先遣隊としての見参でしょうか。
撮影5日前、R7+100-400 . . . 本文を読む
こんな真面に降ったのは、何日ぶりのことでしょう?台風崩れの南風とはいえ、30℃を割ること2~3℃、ようやく熱中症から遠ざかった感じです。
このタイトルは、もう一つの大きな意味を含んでいます。
それは約2週間前、盛夏でも構わず姿を見せてくれるクマタカ一家に釣られて、多少の降雨でも構わず酷暑にも構わず6日間連続で、鳥撮に出かけたせいか、熱中症かコロナか分別出来ない症状に陥り、二日間寝込んだ後、三日 . . . 本文を読む
ここ数年、6~8月の暑い盛りのクマタカの出現率は殆どゼロだった。私たちはその理由をあれこれ考察し、自分及びエサ動物が涼しさを求めて、より高い場所に移動してしまうか、エサ取りなどの行動を、猛暑を避けて早朝か日没前後に変更しているのであろうと推察していた。
(不思議その1)それに比べ、今年は奇妙なことに、普通(盛夏以外の季節)に劣らぬ頻度で見受けられている。
暑さの . . . 本文を読む
この期間(4月~6月)で、12回ほど撮影の機会が有りましたが、像質がピンボケのようなものを少なからず含み、あまり納得できないのです。
梅雨期に入りましたが、明るい曇りなら無理に出かけてみましたが、やはり、
①当然ながら、近距離・明るい日照が望ましい条件です。
②逆に . . . 本文を読む
主役は偶に出ても、中々いい条件(日照条件、距離、etc. )で撮れない日々が続いていましたが、4月~6月の間の撮影記録を、機材ごとにまとめてみます。
先ずは、表題の条件では、あまり外すことが有りません。
4月末の晴天の昼前、f=1200㎜相当、F4、ISO250、ss=1/2500。
これを主機として使用し、R7を従機としている人もいますが、ある程度は首肯でき . . . 本文を読む
モンキチョウ(紋黄蝶)が3羽戯れるように飛んでいますが、精確には、先頭の♀が必死に飛んで、後続の2羽の♂を競わせて、後継ぎ問題を解決しようという、真面目な営みなのでしょう。その意味でタイトルは少しピンボケ気味です。
これは、激しく小刻みに飛ぶ小型のチョウ3羽、比較的難しい対象ですが、新調のR7+100-400x2,で、一羽が脱落するまでの1分以上、150枚以上にわたって比較的うま . . . 本文を読む
私は常々、トビは平気で死肉を漁る猛禽の風上に置けないヤツ、と思っています。
前に一度、遠景ながら、元気でピンピンしている魚を柱上で処理している姿を見て感心しましたが、今回もその類です。
主役の出が夏時間に早まって、もう見込みのない時刻に、派手にカラスに絡まれているモノが居ます。途中で偶にピーピーと情けない悲鳴を挙げていることから、トビであることは察しがつきました。
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春爛漫。キジのホロうちも盛んです。
しかし、最近のキジは姿を隠すのが上手になったように思われます。
或る放棄された放牧地の一角、あちこちからキジの縄張りの声と、ホロうちの音が響いていますが、姿が見えません。
業を煮やして、大体の見当を付けて撮ると、写っていました。多くが、顔を隠しています。
我々は、相手を認識するのに、顔認識から入るそうで、そこを隠されると、残りの体の模様は . . . 本文を読む
数日前の昼頃、日頃気にはしていてもゆっくり観察できなかったダム湖北の集落辺りを、軽くなった撮影系を肩に、ゆっくり散策することにしました。
黄砂注意報は出ていても晴天で、数年前に、主役が15分間も連続で回遊した場所ですが、最近では、あちこちの材木伐採で狩場も営巣適地も無くなったらしく、めっきり姿を見せなくなっていました。
あちこちで、ウグイスが思い切り大きな声で囀っています。その . . . 本文を読む