この春に購入した青春18切符があと1回分残っていましたので、昨日は宇都宮方面へお出かけ。
武蔵野線で初っ端から乗り越しミスをしたり、急病人で列車が遅れて乗り継げなかったり…。
宇都宮駅からバスで30ほど。桜吹雪の大谷のまち。
迷路のように入り組んだ地底の王国!!!
機械化されてからは一人1日50本と、5倍の作業効率になったそうです。
産直センターで昼ごはんを軽く食べて宇都宮へ
やっぱり宇都宮といえば餃子!
お土産にキノコを入手。キノコ汁だ!!
武蔵野線で初っ端から乗り越しミスをしたり、急病人で列車が遅れて乗り継げなかったり…。
まあ、いろいろとあった末、予定を変更して大谷資料館へ。
宇都宮駅からバスで30ほど。桜吹雪の大谷のまち。
もう、バスを降りた瞬間から周りの風景に圧倒されます。独特の岩山が連なり、そこかしこに見られる大谷石の建造物。ここ一帯の大谷石文化は日本遺産にも指定されているとのこと。
え、え、えー。
なんかスケールが思っていた以上に大きいのですが!!!
早速チケットを買って、大谷資料館へ。
入り口を入ってすぐの小部屋には、大谷石の性質やその採石の歴史についての展示コーナーがあります。
何やら昭和の香り…。それもそのはず、こちらの資料館ができたのは1979年。
何やら昭和の香り…。それもそのはず、こちらの資料館ができたのは1979年。
大谷石は軽石凝灰岩の一種で、柔らかく加工しやすいため、縄文時代から使われてきた歴史があるそうです。現代でも基礎石、擁壁、土留め、石塀、敷石、タイル、ブロックなどの建築材として広い用途で使我らこの地方の名産品。
世界遺産である日光東照宮にも使われています。
そして、いよいよメインの採石場跡。階段を下っていく先に見えたのは…。
そして、いよいよメインの採石場跡。階段を下っていく先に見えたのは…。
迷路のように入り組んだ地底の王国!!!
主に山の内側で採石する大谷石。天井が崩れてこないよう、途中柱を残して掘り進めるため、このように宮殿のような作りになっているとのこと。
江戸時代にはすでに多くの石が産出されたようですが、当時はもちろん手掘り。
つるはしを4000回も振り下ろしてようやく1本、1日かけてもようやく1人10本の石を掘り出すのが限界だったとか。
石としては柔らかいとはいえ、こんなくらい地下で、来る日も来る日も、つるはしを振り下ろす毎日…
壁の模様はそのつるはしの後。掘り出した石はこんな感じ↓
機械化されてからは一人1日50本と、5倍の作業効率になったそうです。
関東大震災の後に需要が高まり、生産もピークを迎えたようですが、当時200稼働していた採掘箇所で現在も採掘している場所は6箇所。
一時は資料館も大谷の町もずいぶんと衰退したようですが、この巨大な地下迷路のような資料館に目をつけ、リニューアルした火付け役がいたとのこと。映画やドラマの撮影も多数行われ、今や大谷の町はおしゃれショップが並ぶ有名観光地となりました。
この空間をアートに使うという取り組みもあるようですが、わたしが訪れた時にはとくにその八重な企画はなく、過去の展示の残りがいくつかありました。
映画のロケの名残なども説明がありました↓
おもしろいなと思ったのは「石の華」
なぜ塩分が多いのかは謎ですが、夏と冬の寒暖差と乾燥度の違いで、冬になると塩の結晶が石から出てくるとのこと。
↑暗くてうまく撮影できなかったのですが、確かに結晶のようなものが見えました。
夏には消えてしまうそうです。
さて、地下は寒いということで、この日ちょうど持っていたコレを使ってみることに↓
簡易気象観測機!
いつもは1時間にしてある間隔設定を1分に直して地下へ!
どれくらい気温は下がるのかな?
結果はこちら
面白いことに気温が下がるごとに湿度が上がっています。湿度も地下に降りることと相関関係があるんですかね?
気圧については、外にいても変化するので相関関係ついては不明ですが、なかなか楽しい結果でした。
外へ出て、10分ほど歩いたところにある道の駅的な産直ショップへ。
どこもかしこも大谷石の町なんだなぁ…
産直センターで昼ごはんを軽く食べて宇都宮へ
やっぱり宇都宮といえば餃子!
この後も何か食べたいので控えめに(笑)
お土産にキノコを入手。キノコ汁だ!!
バス停までののどかな道のり。
日帰り旅はさらに続く
続きはまた明日!
【今朝のおうちごはん】
・オニオンスープ
・トーストwith杏ジャム
今日もいい日になりますように!