2024年10月5日のことだ。
AI遊ぴにハマってしまった私がプラモAI動画の次に始めたのが、かつて読んだSF小説の可視化(イメージ化)だ。
若かりし頃の私は毎日のようにSF小説を読んで想像(妄想)の世界に入り浸って現実逃避をしていた。
パソコンとお手軽ソフトを使った素人3DCG作品づくりがネットで流行った時期には、私もSF小説の世界をヒントにさまざまな3DCG作品をつくって遊んだものだ。
だが、いつの間にかブームは去り、SFチックな3DCG作品づくりをしてた人たちはみんなどこかに行ってしまった・・・。
私も例外ではなく、作品を展示しているホームページは何年も更新せずに放置状態だ。ふと気がつくとアクセスカウンターが消滅していた。
歳くったせいか、想像力が低下しつつあり、新たに自分で表現しようという気力は失せた。
そこにAIが現れた。
前置きが長くなってしまったが、要は自分が読んだSF小説の一場面をAIに描いてもらって楽しもうと思ったわけだ。
膨大なSF小説の中から最初に選んだ題材は、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」だ。
「ブレードランナー」として映画化(ビジュアル化)されたものなので、あえてAIに描かせる必要があるのかという疑問があろうが、AIがどんなイメージを見せてくれるのかという興味本位でやってみた。
いくつかの画像生成AIサイトで試してみたので、出来上がった画像を紹介しておこう。
あくまでも私は「こんなテーマで描いてね」という依頼者であり、画像の作者はAIさんなので、お間違えの無いように。
AIに丸投げしただけでは求めているイメージの絵を見せてくれない。
プロンプトと呼ばれる指示文の内容を工夫することによって、徐々に見たかったイメージが生成されるようになった。
え?こんなことやって何が楽しいのかだって?
自分で描いていないが故に、出てくるイメージは初めて見るものばかりなので、画像と出合った瞬間の新鮮な驚きを味わうのが楽しいんだ。
今はまだ無料で遊べるので、別のSF小説でも試してみたい。