見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

Uボートの色

2020-09-27 | 1/200 Uボート タイプ9B
2020年9月27日のことだ。
Uボートのプラモデルの組み立てがほぼ終わった。
老眼鏡をかけても細かい部分が見えずに苦労したのでルーペを買ってきた。
ハズキルーペが欲しかったけど、某100円ショップで売ってた300円のものにした。
安価なので、お尻で踏んだら壊れるかもしれない…。
塗料も買ってきた。
だが、ここで問題が発生した。
Uボートの鑑底色はパッケージの絵のように一般的な赤だと思い込んでいた。
そのつもりで赤い艦底色を買ってきたんだ。
ところが、塗装の仕方を参考にするためにネットでUボートの完成プラモを検索したら、艦底色がダークグレーに塗られているものが多かったのだ。
一説によると赤は間違っているとか…。でも、別の説では一部の艦は赤で塗られていたとか…。
う~ん…何が本当なのか…。
本棚からUボートの本を探し出してページをめくってみたけど、載ってる写真はモノクロばかりで色がわからない…。
せっかく赤い艦底色を買ってきたのに…。
でも、それは別の艦艇プラモで使えるからいいんだけど…。
どうしたものかと迷ったが、今回は達人の方々の塗装を真似てダークグレーで塗ってみようと思う。
あらためて塗料を買いに行かねば…。
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潜水艦

2020-09-21 | 1/200 Uボート タイプ9B
小学生の頃、水泳が大好きだった私は夏休みの学校プール解放に毎日通った。
といっても競泳の練習じゃなく、自由に遊んでただけなんだけどね。
私が熱中したのは潜水だ。
深く息を吸って水中に潜り、プールの底を自由気ままに進み、苦しくなったら息継ぎにブハーッと浮上する。
なぜかそれが楽しくて仕方なかったんだ。
中学生になっても高校生になってもその習性(癖)は治らず、いつもプールの底を漂っていた。
さすがに今時のプールでそんなことしてたら覗き魔と間違われて変態オヤジ扱いされる危険性があるが…。
だから誰もいない海に行ってシュノーケリングするようになったんだ。
そんな私が心ひかれたものがある。
潜水艦だ。
時には海中を潜航し、時には海面に浮上。
そう、この動作はシュノーケリングと同じなんだ。
考えてみれば、私にとってシュノーケリングは自らの肉体を潜水艦に見立てた代償行為と言えるかもしれない…。
中学生の頃、私は潜水艦のプラモデル作りに夢中になった。
ふつうの船とは異なって水中に潜るという特殊な性能と独特のデザインに魅力を感じたんだ。
当時の潜水艦プラモの一つに潜航と浮上を自動的に繰り返すメカを装備したものがあり、夏休みの自由研究でそれを真似た手作り潜水艦を作って提出したけど先生に理解されなかった苦い思い出がある…遠い目。
いろんな潜水艦プラモを作ったけど、高校生の頃にすべて捨ててしまった…。
別の趣味に夢中になって、それまで作ってきたプラモに愛着を失ったのが理由だ。
今ではとても後悔している。
話が長くなったが、要は捨ててしまったプラモの中でも特にお気に入りだったものをもう一度作ってみたいと思ったわけだ。
そのプラモこそ《1/200 ドイツ海軍潜水艦 U107 Uボート タイプ9B》だ。
軍艦だから戦争賛美しようだなんて思ったことはない。
潜水艦という乗り物としての造形に魅力を感じたんだからしょうがない。
メーカーのニチモはすでにプラモデル部門を廃業したらしく、手に入るのは中古品(未組み立て品を含む)しかない。
ネットで探し回ったあげく、ようやく手に入れたのがこれだ。
ああ…懐かしい…。
ウン十年前の子供時代に抱いたワクワク感が蘇ってくる。
パッケージの絵が上手いんだよね。
状態がいいものはプレミアがついて高騰しているようだが、私はヤフオクで手頃な価格で手に入れた。
パッケージや説明図は経年劣化で黄ばんでいるが、プラモそのものは未組み立て品でキレイだ。
もったいないから作らないという人もいるようだが、作らないままあの世に行くのはもっともったいないので作ることにした。
老眼にむち打ちながら慎重に作業をした。
今日はここまでだ。
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B浜

2020-09-12 | シュノーケリング
2020年8月29日の四国西南方面シュノーケリングの最終回だ。
「秘密の花園」でのシュノーケリングを終えた私は「B浜」に向かった…。
はぁ?秘密?B?
事情を知らない人にとっては何のこっちゃ?と思うだろう。
わかりやすく説明すれば、観光公害が起きたら困るので配慮している…というわけだ。
ただ、それらの場所へのアクセスは極めて悪いし一般観光客にとっては何の魅力もない場所(観光地じゃないから仕方ない…)なので心配ないと思われる。
しかし、私のような物好きな輩がこれ以上増えるとまずいので自主規制しているんだ。
では、B浜について語ろう。

B浜は通称○○浜と呼ばれている。
個人宅の敷地を通って浜に出ることから、そのお宅の主にちなんで 「○○浜」 と呼ばれるようになったらしい。
この浜のことが一部のマニアックなダイバーさんの間で噂になり、今では知る人ぞ知る穴場的スポットになっているんだ。
珍しい極小海洋生物の写真撮影に向いているので超マクロ派ポイントとして知られている。
ここに来るのは常連のセルフダイバーさんがほとんどだ。
もし誤って一般の海水浴客が訪れてしまうと、場違いな空気にいたたまれなくなるはずだ。
B浜へのアクセスは極めて悪く、車の対向が困難な狭く曲がりくねった道を延々と走らなければならない。さらに、個人宅を経由してダイビングをする場合は駐車料金(水道やトイレなどの施設使用料を含む)を支払う必要がある。
個人宅の住人のご厚意によって敷地や水道を利用させていただいていることから、常連のセルフダイバーさんの側から申し出てそのようなシステムにしたらしい。決して住人の方が営利目的で集金してるわけじゃないのでお間違えなく。
ちなみに、ご高齢だった先代の主は何年か前に逝去され、現在は跡取りの方が家の管理をしている。
集まってくるセルフダイバーさんたちのために、ボランティアで海岸の清掃などをしてくれている神様のような人なんだ。
だから決してこのお宅に迷惑がかかるような行為をしてはいけないんだ。
以上がB浜の概要だ。
私が初めてB浜を訪れたのは2011年の夏のことだった…遠い目。
庭に真っ赤なハイビスカスが咲いていたのを覚えている。
この記事の写真は当時のものだ。



初めて来て勝手がわからずに戸惑っていた私に温かい言葉をかけてくれ、冷たい飲み物を勧めてくれた今は亡き主の方の姿を思い出すと目頭が熱くなる。
先に述べたように、ここは常連のセルフダイバーさんたちの聖地だ。
私ごときが図々しくお邪魔するのは気が引ける。
そこで、数年前からは別の海岸からB浜の隣の海岸までカヤックを漕いで移動し、そこからエントリーするようにしている。
今回も同様のプロセスでB浜にアプローチしたんだ。
そのようすを動画にまとめてみた。

まとめすぎて超短編になってしまった…。
でも、興味ない人にとってはこれでも長いと感じるだろうね(苦笑)。
興味ある人には下の動画がオススメだ。

B浜のクロホシイシモチの大群に突入 Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #2

B浜シュノーケリングその1です。ここは四国西南地域の某湾に面した某海岸で,陸地からのアクセスは車での対向が困難な狭く曲がりくねった道を延々と...

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B浜の多様な生き物たち Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #3

四国西南地域のB浜シュノーケリングその2です。このB浜は多種多様な生き物と遭遇できる楽しいポイントです。ただしB浜へのアクセスはハードルが高...

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B浜のフタスジリュウキュウスズメダイたち Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #4

B浜シュノーケリングその3です。このB浜はビーチエントリーのダイバーさんたちが入り浸っている知る人ぞ知る名物ポイントです。ただし地理的に交通...

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B浜…またいつの日か…。
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元祖:秘密の花園

2020-09-05 | シュノーケリング
2020年8月29日の続きだ。
私が「秘密の花園」と呼ぶマル秘ポイントに向かった。
2016年の夏に初めてその場所でシュノーケリングをしたときは、あまりの素晴らしさに絶句したほどだ。
この感動を誰かに伝えたくて今は亡きYahoo!ブログで紹介してたんだけど、後に発見した「マジで秘密の花園」を紹介した記事の炎上&ブログ閉鎖騒動の際に併せて問題となってしまい、それ以降は自主規制でトップシークレット扱いにしているんだ。
当時、私は未知のシュノーケリングポイントを求めて探索を繰り返していた。
私が事前リサーチで利用したのがネットの衛星写真だ。
波打ち際の海中部分に黒いシミのようなものが写っている場合、珊瑚が生育している可能性が高いことに気づいたんだ。
この場所もハッキリ黒いシミが写っていた。
ただ、この場所へは陸路からのアクセスは不可能だった。
そこでドラえもんの秘密道具のように取り出したのがカヤックだ。
現在は釣りで用いることが多いけど、もともとは未知の海域に漕いでいってシュノーケリングをするために買ったんだ。
その時のようすが下の動画だ。

発見!秘密の花園 Snorkeling in Shikoku, Japan 2016/07/30 #2

新たなシュノーケリングの場所を求め,ネットの衛星写真で某地域の海岸をリサーチしているときに見つけた場所です。珊瑚があるのではないかと予想した...

youtube#video

 

秘密の花園ワンカット長回し Snorkeling in Shikoku, Japan 2016/07/31 #2

四国西南地域に存在する誰にも教えたくない私だけの秘密のシュノーケリング・スポットです。ワンカット長回しです。…といっても2分半程度ですけど。...

youtube#video

 

あの花園は今も健在だろうか?
今回はカヤックを持っていったので、ひさしぶりに秘密の花園に行ってみることにしたんだ。
対岸から出艇して漕ぐこと約10分で到着。

頑張ったら泳いで行けないこともないが、たまに船が通るし、やっぱ危険なのでオススメはしない。
準備を整えてシュノーケリングを開始した。
着艇した海岸からエントリーすると、すぐに広大な珊瑚の群生が広がっている。

ほとんどがシコロサンゴだが、所々に他の種類も見られる。
柏島ほど多種多様な魚がいるわけではないが、熱帯系の魚たちも生き生きと暮らしている。
彼らにとって、ここは楽園なのだろう。
今回の動画は下の2本だ。


あの頃と変わらず美しい姿を見せてくれてホッとした。
いつまでも残しておきたい大切な場所だ。
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まだまだ暑いのでシュノーケリング

2020-09-01 | シュノーケリング
2020年8月29日のことだ。
連日の猛残暑で疲弊しきった私は再び海に出かけた。
ほんとは海も暑いんだけど、水に潜ってる時は涼しいからね。
で、いつものパターンの繰り返し。

途中の公園で太平洋の海況をチェックしてトイレを済ませて…。
ところが、次の四万十市の某牛丼店で朝食…がお約束だったのに、いつも空いてる駐車場に車がいっぱい。
外から店内のようすをうかがうと客がいっぱい。
飲食店での密は新型コロナの感染リスクが高くなるので今回はスルー。
仕方なくコンビニで朝食を調達して現地で食った。

場所はいつもの柏島。
この日は別のポイントに行く予定だったんだけど、約1週間前に黒潮が来て柏島海域の透明度がむちゃくちゃアップしたと聞いたので、念のために立ち寄ることにしたんだ。
帰宅して実は柏島の海のコンディションが良かったと聞いたら悔しいからね。
とりあえず海に入ってみたが、黒潮の面影はなく、透明度は可もなく不可もなくといった感じ。




動画も撮影したが、特筆すべき映像が撮れたわけではないので今回は未公開にしておく。
約15分程度で海を出て次のポイントに向かった。
つづく。
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