見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

お月さん ももいろ

2021-07-30 | おすすめスポット
2021年7月27日のことだ。
四国西南端近くのS浜でのシュノーケリングを終えた私は、次の目的地である土佐清水方面へと向かった。
途中で立ち寄った休憩所に一冊の絵本が置かれていた。




「お月さん ももいろ」というタイトルだった。
イスに座ってページをめくった。


内容は、珊瑚を持つことを許されていなかった江戸時代の土佐を舞台に、海辺の村に住む少女「おりの」と山の猟師「与吉」がくりひろげる悲しい愛の物語・・・。
あまりの悲しさにテンションだだ下がりの私であった・・・(泣)。
道路脇に立つ少女の彫像は、おりのをイメージして作られたものだった。

悲しそうな表情で海を見つめている・・・。


それにしても、なぜ休憩所に絵本が置かれてあったのだろう?いったい誰が?何のために???
余談だが、せっかく海辺で悲恋モノの絵本を読んで物語の世界にトリップしてたのに、現実に引き戻すかのような異臭が漂ってくるではないか・・・。
近くの公衆トイレの匂いであった・・・トホホ。
再び足摺サニーロードを進んで橋を渡ると別の休憩所がある。
叶崎黒潮展望台だ。
ここから叶崎灯台を見るのが毎度のお約束だ。

そして、橋のマスコットのトビウオくんやカツオくんにあいさつをするのもルーティンの一つだ。


橋の下に見えている海岸は、何年か前にシュノーケリングをしてウミガメと遭遇した場所だ。
今日は荒れてて無理だな・・・。

これじゃあ目的地の竜串エリアの海もダメかもしれない。

ビーチで野外撮影

2021-07-29 | 1/72 陸自水陸両用車AAVC7A1 RAM/RS
2021年7月27日のことだ。
家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と告げてシュノーケリングに出かけた。
途中の某海岸でプラモデルの野外撮影(屋外ロケ)を行った。
誰か「おいおい、屋外ロケは終わったんちゃうんかい!」とツッコんでくれ。
ちがうんだ。
ゲパルトの屋外ロケは終わったけど、今度は青島文化教材社の1/72ミリタリーモデルキットシリーズSP陸上自衛隊水陸両用車 (AAVC7A1 RAM/RS) 指揮通信型が被写体なんだ。
誰か「おいおい、シュノーケリングに行くのに、わざわざプラモを持って行ったんかい!」とツッコんでくれ。
そうなんだ。
ネットで「プラモデル 野外撮影」で検索したら、いろんな人が車や船や飛行機のプラモを屋外ロケしているブログの記事が出てきて、どれもリアルな写真が撮れていた。
その影響を受けて、自分もいろんなプラモでトライしてみようと思ったわけだ。
AAVC7A1は水陸両用車なので、上陸直後という設定で砂浜の波打ち際に置いて撮影した。
逆光撮影の際にはレフ板がわりにうちわを使ってみた。
打ち寄せた波が引いた直後の砂地が濡れた状態で撮影するためには設置するタイミングが重要だ。
プラモが波にのまれるアクシデントが発生して慌てた。
へたすると撮影者自身が波にさらわれる危険性があるので、よい子のみんなはけっしてマネをしないように・・・。
1/72は小さすぎるので、実際の砂粒や水滴がつくとスケール差が大きくて不自然に見えてしまうのが難点だ。
また、波にのまれた際に大切なパーツが消えてしまうのも悲しい・・・。
写真を見てお気づきだろうか?
別の極小パーツも取れて海の藻屑と消えた・・・。
自然の脅威を感じた。

そういえば、かつてこの砂浜でテオ・ヤンセンというアーティストが生み出したビーチ・アニマルの模型を撮影したことがあったなあ・・・遠い目。
学研の大人の科学シリーズの一つなんだが、考えてみたらこれもプラモデルの一種と言っていいかもしれない・・・。
動画が残っているので、興味のある人は見てくれ。

テオ・ヤンセンのビーチアニマルをビーチで動かしてみた

2011年の夏,大分市美術館で開催されていたテオ・ヤンセン展を見学して感動しました。
学研の大人の科学のミニ・ビースト模型を作って動かして遊...

youtube#video

 

本物と同じように海辺で動いているところを見てみたかったんだ。
懐かしい思い出だ。

癒やしの時間

2021-07-28 | シュノーケリング
2021年7月27日のことだ。
家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と言い残し、午前3時半に家を出た。
瀬戸内側から太平洋側の海に向かって、高速をひとっ走り。
途中の土佐西南大規模公園(佐賀地区)でのトイレ休憩と海況チェックは毎度おなじみのルーティン。

あいかわらずのいい芝生・・・ゲパルトのロケにぴったり(笑)。

午前8時頃に目的地の四国西南端方面の柏島近辺に到着。

柏島の手前の一切休憩所からの海況チェックもお約束。
某氏の情報どおりに工事中だった。


ありゃ・・・、北風が強くて海がバチャバチャしてる・・・。

柏島に渡る橋からも海況チェックしたが、透明感はイマイチで海の色も緑みが多い。

あちゃ~、今日はハズレか~。
お気に入りのポイントに行ってみたが、北風の影響で波が高かった。
血気盛んだった若かりし日の私なら突入していただろうが、歳くって気力も体力も下降気味の現在の私はすでに戦意喪失・・・。


「だめだこりゃあ」(いかりや長介さんの口調で)
そんなわけで、予定変更をして柏島に渡る手前に位置するS浜でシュノーケリング。

シーズン中は海水浴客でごった返して修羅場ラバンバのカオス状態に陥ってしまうため、混雑や喧噪が苦手な私は近づかないようにしている場所だ。
でも、この日は平日の早朝で人が少ないからチャンスだ。


ひさしぶりのS浜シュノーケリングは私に癒やしのひとときをもたらしてくれた。
動画はYou Tubeで公開中だ。

うるさいのが苦手な私は動画にBGMを入れるのは好きじゃないんだけど、今回は入れてみた。
かすかに聞こえる船のエンジン音やスクリュー音をごまかすためなんだ。
もう一つの動画は岩場のようすだ。
砂地エリアとはちがった種類の魚が見られた。

つづく。

不審者

2021-07-25 | 1/35 ゲパルト 対空戦車
2021年7月25日のことだ。
ゲパルト最終回の続きだ・・・え?閉店するって言いながらいつまでも営業を続けてる店みたいだって?
申し訳ない・・・。
実は、昨日の屋外ロケでやり残したことがあったので、もう一度ロケに行ってきたんだ。
今日のテーマは順光撮影と逆光フラッシュ撮影だ。
まず順光撮影(斜光も含む)の結果だ。
順光だと説明的というか図鑑的というか、なんだか面白みに欠けるような気がする。
また、陰影が少ないのでフラットな感じに見えてしまう。
背景の山々に霞がかかっていたら空気遠近法的な深みが出たかもしれないが・・・。
個人的には逆光の方が好みかな・・・。
逆光時にはフラッシュを使うといいという話を聞いたことがあるので試してみた。
人物のポートレート撮影では効果的なんだろうけど、今回の撮影では不自然な感じになってしまった。
コンデジだからうまく撮れないのかな。(カメラのせいにしてる・・・)
え?タイトルの「不審者」ってどういう意味なのかだって?
近所の里山で撮影したんだけど、途中で軽トラに乗った地元民のオッちゃんが現れたんだ。
遠くから私の姿を目撃して不審に思ってかけつけたのだろう。
地元民しか行かないような場所に見知らぬ車が駐まってて、見知らぬ男が怪しげな動きをしてたら警戒するのも無理はない。
ゴミの不法投棄?農作物泥棒?はたまた死体遺棄???(怖)
瞬時にオッちゃんの気持ちを察した私は、事情を説明すべく笑顔でフレンドリーに話しかけた。
私「あ、こんにちは~。戦車のプラモデルの撮影してるんです。いい背景を見つけたので撮らせてもらってます。おじゃましてすみませ~ん。」
オ「戦車のプラモデル?」
私「はい。そうなんですよ~。(照れ笑)」
その後、軽トラのオッちゃんは去って行った。
撮影を終えて帰る際、今度は別の軽トラのオッちゃんが現れてすれちがった。
もしかしてこの地域に不審者情報が拡散してて、オッちゃんたちが自警団的にパトロールしているのだろうか?
不審者って私?

ゲパルト最終回:炎天下の屋外ロケは・・・

2021-07-24 | 1/35 ゲパルト 対空戦車
2021年7月24日のことだ。
ゲパルトのリニューアルが終わったので記念撮影をした。
まずは室内での撮影。
現用車両ってことでウェザリングは控えめだ。
リニューアル前は下記のような悲惨な状態になってた・・・。
再塗装して少しはマシになったかな・・・。
デカールを剥がしたので、残ってた別の車体番号を貼りつけたが、ドイツ国籍マークは予備が付いていない。
デカール作成キットを使って自作できるらしいが、めんどくさそうだったので今回はふつうのコピー紙にインクジェット印刷したものを切り取って貼り付けた。
紙の厚みが気になったが、遠目には目立たないのでよしとした。
屋外ロケその1は近所の里山だ。
ロケ地を探してうろうろしたあげく、とりあえず見つけた空き地で撮ってみたがイマイチの写りだ。
炎天下の撮影だったので気がつくとゲパルトが高温になっててあせった。
プラスチックがぐにゃりと変形したり、デカールがちぢれて剥がれたりするんじゃないかと思った。
屋外ロケその2はヨーロッパ遠征だ。
と言っても、Googleストリートビューで見つけた風景を大型液晶テレビの画面に映し、その前で撮影してるから、実際には日本国内での室内ロケだ(苦笑)。
室内だからエアコンが効いてて快適に撮影できるのがいい。
ゲパルトはドイツの戦車なのでドイツの風景を背景にして撮影したい。
でも、ドイツはストビューで閲覧できる場所がめっちゃ少ないのでロケ地の選定に苦労した。
ドイツだと思って撮影してたら知らぬ間に国境を越えて隣国に入ってた。
戦車が国境を越えちゃマズいわな・・・。
ようやく見つけたロケ地がドイツの首都ベルリン郊外のハウプト通りだ。
自然光じゃないからイマイチ・・・。
やっぱ、本当の屋外でないといい写真が撮れない。
屋外ロケその3は再び近所の里山だ。
ストビューでリサーチして見つけたポイントに直行。
ここは日陰での撮影だ。
屋外ロケその4も近所の里山だ。
今度は太陽光が当たった状態での撮影だ。
ん?なんだか頭が痛くなってきたぞ。
まさかの熱中症?
炎天下の屋外ロケは危険だってことがわかった。
プラモ撮影で命を落とすわけにはいかないので気をつけねば・・・。