見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

アタリ皆無の丸坊主

2020-12-29 | 釣り(カヤック・フィッシング)
2020年12月29日のことだ。
ひさしぶりにカヤックで釣りをした。
狙いはマダイ。
場所は西讃某半島先端付近。
いつもカヤックを出艇している海岸はコロナが終息するまで立入禁止なので、別の海岸からの出艇となった。
ポイントまで遠くなってしんどかったけど、ひさしぶりの海遊びで楽しいので無問題だ。
やっぱ海はいいなあ~。

余談だが、写真に写っている某島は西讃某半島先端から約5km先にあり、横溝正史の小説「獄門島」のモデルになった島だ。
また、すぐ近くの海域では坂本龍馬が率いた海援隊の「いろは丸沈没事件」が起きている。
約8年前の夏、血気盛んだった私は大型船が往来する本線航路の海域を決死の覚悟で横切り、その島まで漕いでいったことがある・・・(遠い目)。
あの時は・・・。
おっと、若かりし日の出来事を武勇伝的に自慢げに語り出すのが最近の私の悪い癖だ。
ここまでにしておこう。
で、釣果は・・・。
アタリ皆無の丸坊主。
・・・。
そう言えば、今年の春ごろに「瀬戸内海で窒素やリンを含んだ栄養塩の濃度が下がって海がキレイになりすぎたために漁獲量の減少が起きている」というニュースが報じられた。
漁獲量の減少・・・というのはマシな表現で、現実には激減しているらしい。
以前は近隣の海岸の堤防にタチウオ釣りに出かけて入れ食い状態だったが、ここ数年はぜんぜん釣れなくなった。
ベイトとなる小魚が減ったのが原因のようだ。
小魚が減ったのは先のニュースにあった栄養塩の濃度が下がって小魚のエサとなる植物プランクトンが減ったからだ。
そうなんだ、瀬戸内海がキレイになりすぎたから釣れないんだ。
だから今日の釣りもアタリ皆無の丸坊主だったんだ。
・・・納得。
と、自分で自分をなぐさめた。

ゲパルト

2020-12-19 | 1/35 ゲパルト 対空戦車
2020年12月19日のことだ。
『捨ててしまったプラモの中からお気に入りだったものを再製作してもう一度ワクワク感を味わってみるシリーズ』第3弾を開始した。
今度は戦車にチャレンジだ。
約40数年前・・・、変わり者の少年だった私は(ジジイの領域に入りつつある今も変わり者だが・・・)、なぜか一般的な戦車には興味が出なかった。
当時の私が興味を持ったのは西ドイツ陸軍の自走式対空戦車『ゲパルト』だった。
主砲が1つの普通の戦車と異なり、スリムな2本の対空砲を両サイドに構え、回転するレーダーを装備した近未来的なフォルムを目にした時、私の体に電流が走ったんだ。
詳しく説明するのはめんどくさいので、知りたい人はWikipediaとかで調べてみてくれ。
YouTubeに動画もあったから参考までにリンクを貼っておこう。
潜水艦の時にも同じことを言ったけど、戦争の道具だから戦争賛美しようだなんて思ったことはない。
乗り物としてのメカの造形に魅力を感じたんだからしょうがない。
一度はプラモデルを購入して製作したものの、長い年月を経て捨ててしまったのが悔やまれる。
そして、今・・・約40数年ぶりにもう一度作ろうとしているわけだ。
そのプラモこそタミヤの《1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.99 西ドイツ陸軍 ゲパルト 対空戦車》だ。
当時と同じ商品が今も現役で売られているって素晴らしい!
通販で届いた箱を見て懐かしさが蘇る。
購入したものの、忙しくて手を付けられなかったのだが、ようやく時間ができたので今日から製作に取りかかることにした。
なんとか今年中に完成させたい。

イ-19完成

2020-12-12 | 1/200 一等潜水艦乙型イ-19
2020年12月12日のことだ。
『捨ててしまったプラモの中からお気に入りだったものを再製作してもう一度ワクワク感を味わってみるシリーズ』の第2弾として取り組んでいたプラモデルが完成した。
ニチモの《1/200 日本海軍一等潜水艦乙型 イ-19》だ。
一番のお気に入りのプラモだから、すぐには作らずに時々ながめてニヤニヤしてたから完成まで時間がかかってしまったんだ。
でも、本当のところは次々と想定外の作業をするはめになったのが原因なんだ。
例えば、一度は貼り合わせていた船体上部と下部を再接合と再塗装をしたり、添付のデカールが使えそうになかったんで手書きで文字を書いたりとか・・・。
さらに某氏の表現を借りるなら、いくつかのパーツがピンセットから弾けてブラックホールに飛んでいったせいで、それをスクラッチするはめになって余計なエネルギーを消耗してしまった。
しんどかったのはランナーを溶かして手すりを自作したことだ。
ずいぶん昔に自衛隊の護衛艦を作ったときに同様にランナーで手すりを作ったことがあったが、歳とって不器用になったのか、苦戦してイマイチのクオリティに仕上がった・・・。
U-ボートには付いてたのに、なぜイ-19には付けてくれなかったんだろう???
今回、艦船模型のウェザリングに初挑戦した。
実は出来の悪さをごまかすために仕方なくチャレンジしたんだけど、ちょっとやり過ぎたみたい・・・。
経年劣化でスクラップ化したようになってしまった。
イ-19は戦地で撃沈されたので、ここまで年季の入った状態にはならなかったかもしれないのにね。
最後の最後までアクシデント続出で、心身ともに疲弊しきってしまった・・・。
例えば艦載機の零式小型水上偵察機を載せてるときに誤って落としてしまいバラバラになって再組み立てするはめになったとか・・・。
そんな苦労の日々とも今日でお別れだ。
『捨ててしまったプラモの中からお気に入りだったものを再製作してもう一度ワクワク感を味わってみるシリーズ』の第1弾のU-ボートと並べてみた。
同じ1/200スケールだから大きさの違いがよくわかる。
U-ボートは機動力優先だけど、イ-19は飛行機を積載するからどうしても大きくせざるを得なかったんだろうね。
それにしても、潜水艦に飛行機にを積んじゃうっていう発想がすごいね。
ちなみにU-ボートはウェザリングしていないからキレイだ(笑)。
さ、次は陸モノだ。