好きな作家は誰ですか?と訊かれたら
私は好きな作家のひとりに村上春樹氏を挙げることでしょう。
表現がくどいという見方もあるけど
私は彼の繊細な表現方法が好き。
少し前の蝶々さんのブログに春樹氏の津波の話が取り上げられていました。
これは「七番目の男」という短編小説のことなのですが。
蝶々さんもポイントついているなあと思います。
私はスピっている人は苦手なのですが、彼女はスピである部分を認めながら
この次元に活かしていこうと現実をとらえているところに共感できます。
その春樹氏の小説。
読んだことのあるかたはピンとくるはず。
以下、引用です。
「私は考えるのですが、この私たちの人生で真実怖いのは、恐怖そのものではありません」、男はすこしあとでそう言った。
「恐怖はたしかにそこにあります。……それは様々なかたちをとって現れ、ときとして私たちの存在を圧倒します。しかしなによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合には――それは波でした」
私は好きな作家のひとりに村上春樹氏を挙げることでしょう。
表現がくどいという見方もあるけど
私は彼の繊細な表現方法が好き。
少し前の蝶々さんのブログに春樹氏の津波の話が取り上げられていました。
これは「七番目の男」という短編小説のことなのですが。
蝶々さんもポイントついているなあと思います。
私はスピっている人は苦手なのですが、彼女はスピである部分を認めながら
この次元に活かしていこうと現実をとらえているところに共感できます。
その春樹氏の小説。
読んだことのあるかたはピンとくるはず。
以下、引用です。
「私は考えるのですが、この私たちの人生で真実怖いのは、恐怖そのものではありません」、男はすこしあとでそう言った。
「恐怖はたしかにそこにあります。……それは様々なかたちをとって現れ、ときとして私たちの存在を圧倒します。しかしなによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合には――それは波でした」