小さい頃から梅干が大好物でした
いつものように梅干を食べていた時に
ちょっと種を噛んでみたら
パカッ☆と割れて、中には小さな実が入っていました
まだ子供だった私は、知らなかったものを発見して
「わぁ♪」と嬉しくなり
祖母にそれを見せました。
祖母は
「それはね、天神様なんだよ」といいました。
別に怒られたわけでもないのですが
私は、なんとなく小さな罪悪感のようなものを感じたのを覚えています。
見てはいけないものを見てしまったときのような・・
開けてはならないものを開けてしまったような・・
そんな感じです。
それから今に至るまで
梅干の種を割ったことはありません
今考えれば、それは梅干の仁にあたる部分なのでしょう。
道真公の梅紋をみて思い出した
亡き祖母との会話です
(※写真は母がおとり寄せした紀州の梅干。
そういえば我が家は全員梅干好き)