ゼロから始めるライトオープンスパイク（左肩を少し前に出してジャンプ）

左肩を前に出す
結論から言いますと、ダイレクトスパイクの時、どうしてもストレート方向に打てないという選手は、ジャンプの瞬間に左足を前に出した状態でジャンプしてもらうとよいのです。

下図を見て下さい。
これまでの図とは違ってアタッカーが図面下、コーチ（黒シャツ）図面上に来るように図を作成しました。
コーチがコートの中央寄りの位置からトスを投げ、
アタッカーは、青シャツの位置から、緑シャツ、ピンクシャツという感じでジャンプし、
紫シャツのとおり体を左に↑に捻りつつ、スパイクします。

この方法ですと、アタッカーはスパイクの瞬間体を捻った時点でちょうど紫シャツのとおり、ネットに正対することとなりますので、スパイクはストレート方向に打ちやすくなります。

このように、青シャツで構えて、緑シャツ、ピンクシャツと助走する時に、ピンクシャツ状態でジャンプするわけですが、その場合の上体が、上記図のとおり、助走方向やスパイクのコースに対してやや左肩が前に行くような感じにしておき（ピンクシャツ）、その姿勢でジャンプし、空中でピンクシャツ状態から紫シャツ状態に上半身を捻って、スパイクするという方法を使うのです。

このイメージをまず持ってください。
その上で、明日は、その場合の足（特に左足）の着き方と、では、助走方向に対してどのくらい左肩を前に出せばよいのかというお話を、させていただきます。



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