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ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ジャンプサーブをレシーブする(目線の話)

2013年11月02日 08時02分58秒 | サーブレシーブ

はじめに
ボールを良く見るという指導をしても、初心者にとってはボールを良く見て、ボールがどこに来るのかを予測してそこに手を出すというのはなかなか難しいプレーになります。
そもそもジャンプサーブの軌道を一瞬にして読むというのが難しいのです。
さらに、そこから腕の角度や力の入れ加減なども調整しなければなりません。
そこで、ジャンプサーブへの対応がなかなか克服できないという選手には次のような説明をいたします。

目と腕はつながっているということを利用する。
「目と腕がつながってるということを利用してレシーブの効率を上げるぞ」
こういうことを言うと、当たり前のことを言うなと言われそうですが、
両方とも体の一部であるものの首が動くし腕も動くわけですので、実は、バラバラにその都度その都度無関係に動くことが多いと思うのです。

例えば、箸で食事する場合、目で確認して手前のものは腕を曲げて取るでしょうし、遠い所にあるのものは腕を伸ばして取ります。
これが、普通の目と腕の関係です。
しかし、サーブレシーブでは、このような動作をすると、反応が遅くなるし、難しくなります。もちろん、うまくなってくれば、そのような調整もするわけですが初心者の場合、その都度その都度、サーブの軌道を読んでそこに腕の角度を調整して持って行くというのは至難の技です。

例えば下図のようにボールが飛んで来て、ピンクシャツの選手がこれをアンダーレシーブするわけです。

このボールを良く見て、手元に来た時、そのボールにうまく腕を合わせようとするわけですね。

下図を見てください。
ボールがL方向に来るなら、腰を落とすか腕を前に伸ばすかします。
M方向に来るならそのままの姿勢でレシーブできそうです。
H方向ならオーバーカットか体を捻って腕を横に上げてアンダーレシーブするか、はたまた見送って後ろの選手に任せるか、後衛の選手であればアウトにするということになるわけです。

しかし、現実にの位置にボールが来た時点でボールの軌道を見極めても対応は困難です。そこでもう少し、早い段階から軌道を見極められないかということになってきます。

その方法を考えます。
明日に続きます。

 





 



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2 コメント

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楽しみです。 (ako)
2013-11-02 10:25:00
サーブカットが苦手な選手、うちにも多いです。
私も、まさに!軌道を読むのがへたくそな一人です。
同じ軌道でも、伸びるか、落ちるか、判断が遅れて前に落ちたり、バックに任せればいいボールもつい追ってしまって結局無理な体勢で取ることになってしまったり。
その後の攻撃にも確実に響いてくるプレーなので、何とか成功率を上げたいものです。
伊達市のミニバレーでは、ルール上アンダーサーブのみなのですが、参考になる部分は多いと思って、前のめりで読ませていただいています(笑)続きを楽しみにしています。

試合まで1ヶ月を切り、まだ勝利を味わったことのない2チームも1勝を目指すべく、日々練習に励んでいます。

毎回同じメンバーとはいかないので、チームワークを良くすること、どうしたらみんなが気持ちよくプレーできるのか、考える毎日です。どのように試合をつくっていくのか、話し合いを重ねることって大事ですよね。
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akoさんへ (磯野)
2013-11-02 15:14:39
コメントありがとうございます。
サーブレシーブの話は、私たちのチームにも同様の説明をし、軌道を見極める練習をして行った所、ある程度の効果が出ています。
30分程度の練習で、そこそこジャンプサーブをうまくレシーブできるようになりました。
動画もアップいたしますので是非参考にしてください。

話し合いは大事ですね。
まずはプレーがどうのこうのいう前に心が一つにならないと絶対にチームとして育ちません。
そのことは、私も、いつも悩み考えるところです。

私のチームは、実は、昨夜ミーティングを行いました。全国大会で当たりそうなチームの戦術分析結果について話をし、皆の意見を聞いたものです。

初陣の私たちは、予選リーグで、おそらく昨年全国優勝、今年の九州大会も優勝し、今回第一シードとなる福岡(マーヴェラス)のパートに入れられるのは目に見えています。

皆、その話を聞くとがっかりしていましたが、これはやむをえないことなのです。それより、それはそれとしてその優勝候補にひと泡吹かせる方法はないかを皆で考えようと持ちかけたものです。

朝一番の試合、一発勝負なら、分からないぞ!という話をし、具体的な戦術についても話をしたものです。話し合いが終わるころには、選手全員、眉を吊り上げ、戦闘モードの表情で帰って行きました。
こういう感じにならないと、試合する前に負けてしまいますよね。
ako
さんが言われるとおり、話をして、気持ちを一つにし、気持ちよくプレーできるようにするってのは、練習同様、あるいはそれ以上に大切だと思います。
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