ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

初心者向け、サーブレシーブのお見合い防止練習方法

2012年02月15日 07時56分41秒 | サーブレシーブ

キャッチ練習
まず、はじめに選手個人のサーブレシーブの技術を身につけさせるべく、ボールのキャッチ練習をします。
この練習では、きっちりアンダーでサーブレシーブする位置を意識させその場所(おなかの前)でキャッチさせるようにしてください。
以前小学生がバケツを両手にもって、サーブをこのバケツでキャッチする(バケツの中にボールを入れる)練習をしているのを見たことがありますが、おそらく、同様の趣旨で行っているものと思います。
子供さんだとあのような練習はとても楽しく、興味深々で取り組むから練習効果も一段と上がるだろうと思います。
キャッチ練習は下記に動画をアップしておきますので参考にしてください。動く時に目線の高さもできるだけ一定のまま移動するようにします。
腰は落とし過ぎると動きにくくなります。
筋力がない人は、まずは、リラックスしてスッと動ける体制を優先して構いません。
自然にできるはずの動きです。頑張ってください。


230510 初心者にサーブレシーブを指導する


前後にずれて連携しながらレシーブする練習

個人のサーブレシーブの練習をしたら、下図のとおり、サーブレシーブを二人で行います。


選手は一列に並び、一番先頭だけが二人に分かれます。
選手(緑シャツのと赤シャツ)は2~3m横に離れて声を掛け合ってレシーブします。

青シャツの選手が二人の選手の間を狙ってサーブを打ち、それを二人の選手が「オーライ」とか「頼む」とかの声を掛け合いながら連携してサーブレシーブし、黄色シャツのセッターに返していきます。この声掛けが大事です。
監督やコーチ、あるいはサーブをきちっと狙って打てる選手がたくさんいる時は、2~3組に分けて効率よく練習するといいと思います。
レシーブした選手は列の後方に並び、黒シャツの選手が、次のレシーブに入ります。
後はこれを繰り返していくわけです。


で、コツとしては、最初はあまり難しいボールにせず、距離も近い(コート半分くらいの距離)所からふんわりのゆっくりしたボールを入れ、レシーバーの慣れにしたがって徐々にサーバーが後方に離れて、距離を置くようにし、サーブの威力を上げていく、あるいは弾道を低くしていきます。
少しずつ慣れさせていくことで、選手は必ずイメージを掴み、ボールの軌道が読めるようになり、きちっと声を掛け合い、また、調整しながら連携してレシーブできるようになっていきます。
大事なのは、意識させ、丁寧に練習を進めて行くことです。雑にしないように基本を大事にします。


声出しは大きな声で、周りに聞こえるよう大きな声で言わせるようにして、プレーの成功率を上げると同時に練習の活気も導くようにすると楽しく練習でき、プレーに対して前向きになりますからね。
その辺りの雰囲気も大事にしながら明るく、元気に練習してほしいです。
これをやればうまくなるんだ!という気持ち、チームの雰囲気が結構大事なんです。
本日ここまでです。

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2 コメント

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Unknown (ちい)
2012-02-15 08:55:29
おはようございますっ^^
8人制なのでフォーメーション的に少し違いがあるのとっサーブがアンダーサーブ(下から上に振り上げる)ですがっ
すごく勉強になりましたぁ~^^
チャンスボールのようなサーブなので苦労はないですがっレシーブ練習方法がすごく楽しそぉ~ですっバケツ!いいですねっ^^
チームメンバーの中で
何人がアンダーでボールを受けるトキに
肘が曲がってしまったりっ
ボールコントロールができなかったりっ
いろいろ質問されるんだけどっ
言葉でなかなか伝えられなくて(汗)
バケツを使っての練習を
まずは実践してみまぁ~す^^
動画のような練習までもっていけたらいいな♪
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ちいさんへ (磯野)
2012-02-15 19:47:44
コメントありがとうございます。
練習はいかにして、苦しい練習を楽しくやらせるかというところに指導者の腕を見せるところがあるという感じで、
そのために、目的を説明したり、練習内容にゲーム性を取り入れたりしています。
バケツレシーブは昨年、私たちの隣のコートで練習していた小学生が行っていたのですが、子供たち大変楽しそうに練習していましたよ。
ボールを取れる位置まで体を持って行くというのも理にかなっている感じがします。
頑張ってください。
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