はじめに
2セット目は立ち上がりから、一進一退の攻防が続きました。
こうなると、最後の最後で、エース青本に2~3点、絶対に取ってもらって逃げ切る場面が出て来るかな・・・・という想いが私の中に芽生えてきました。
さらには、ここぞという時、特に相手チームの厄介なサーバーが登場した時、これをどうやって切っていくかということを考えておかないといけないな・・・とも考えたのです。
しかし、今のところ、確実に点を取れるスパイクを打っているのは青本だけなのです。
当然相手もそれを察知して、4枚ブロックでマークして来るような状況になって来ました。
6対5と追い上げられたときも、Aクイックに2枚、レフトオープンに2枚のブロックが付いているのです。
青本のスパイクに対する相手レシーブ陣のポジション取りも次第に慣れて来て、レフトオープンの青本が2枚ブロックを抜いてクロス方向にスパイクしても、そこには相手レシーバーが待っていて、きちっとレシーブしているという状況が見受けられました。
私は、どこでライトを使おうかと・・・・と、悩んでいました。
ライトは山形君と足立です。
ライトから責める姿勢も見せておかないと、このままでは、攻める術を無くしてしまう可能性があります。
251123全国決勝1回戦2セット(大阪戦)
私は、接戦の状況下で1点も無駄にしたくない気持ちでしたが、青本のマークがきつくなっているので、ここはライトにトスを回して様子を見ることにしました。
仮にここで1点失点しても、それで青本へのブロックのマークを少しでも外せて、2点取り返すか、強烈な相手サーバーの時に、2段トスででも青本のスパイクでこれを切ることができ、3~4点失点する場面を切りぬけることができればそれで良いではないか・・・・。
そう考え、できるだけ早い段階で、一度、足立や山形君にトスを回して見ることにしました。
ライト攻撃を仕掛ける
倉本と青本スパイクに対するマークがきつくなり、6-5と当方が1点リードしているところで、青本のスパイクを好レシーブされ、スパイクで切り返されて6-6となった後、再度青本で勝負するも、4枚ブロックが来て阻まれた6-7と1点リードされてしまいました。
完全に、青本のスパイクに対して相手の対応ができ上がっているのです。
私は、これ以上青本を使い続けても、無理があると感じたことから、その次のプレーでライトの足立と山形君を使うことにしました。
1本目のトスを回した足立は、久々のトスに思い切った対応をすることができずにフェイントで押し込むのがやっと(ビデオ4分10秒ころ)という感じでした。しかし、それでも上できなんです。失点しなければよいわけですから。
もちろん、このボールレシーブされましたが、当方にチャンスボールが返ってきましたので、次を私が2段スパイクしたのです。
ふがいないスパイクでした。
なんか、ビデオで見ると、まったく威力のない、ふんわりボールが相手コートに入り、レシーブされてしまいました。
当然返球されましたが、それがネット際になり、レシーブをセッターの私がしなければならなくなったのです。
このままレシーブするとトスを誰かに上げてもらわねばなりません。
そこで、咄嗟のプレーで時間を稼ぎ、何としても山形君にスパイクしてもらうことにしたのです。
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