星山山頂・・・・午後四時前・・・・
下山にかかりますが・・・
膝は思うように動いてくれません!
秋空の夕暮れは気持ちの良いはずなんですが
ウリ一人・・・脂汗・・・
暗くなったら大変です!
やっと鞍部の分岐に着く頃には汗ビッショリ
前山に寄る余裕は無くなりました
トレースを通り横歩きになりながら
必死で下りて行きます
その間にも瞬く間に夕闇は迫ります
朝の駐車場からまったく誰とも合わず
今日一日・・・本当に単独歩行
やっとマイカーにたどり着けました
ふ~
足温泉に寄るつもりでお風呂SETも持ってきましたが
そんな余裕は無く・・・帰宅
この後十数日間はこの時の後遺症で
膝痛等に翻弄されまくることになったのでした
下りで痛む左膝・・・・・
ステッキを頼りにupdownを繰り返します
頼りの右足もそろそろ限界ですが・・・
やっと扇山まで辿り着けました
ここでゆっくり休みたいところでしたが
夕暮れの時間も気になりだしました
山の夜道はとても怖いのです
扇山から下り・・・杉林に入ると・・・かなり薄暗く
平坦な道でもあり~スピードアップ!
この後の最後の難関星山の上り下りに
少しでも時間の余裕を持たせたかったのです
不思議と登りでは痛まない左膝・・・
疲れて小さな石にもつまずきながら~
やっとやっと星山再登頂です!
膝さえ痛まなければ・・・・
こんなに苦労はしなかったとは思いますが
今のウリとしては~かなり頑張った再登頂!
でも・・・
五輪山では・・・またまた休憩
疲れも大分溜まってきました・・・・
この五輪山は~やっぱりお気に入り
こじんまりとした山頂に朽ちたベンチ・・・
わざわざココだけを目指す人も居ないでしょうけど
ウリは好きなシチュエーションです
ところが・・・
五輪山からの下りで
ついに恐れていた膝痛が出てきました!
テニスで痛めたのは肘と膝
テニスを辞め近年山歩きをしていますが
膝通には悩まされ続けています
も~ヨレヨレ~
快適に感じた従走路もイバラの道になります
左膝が特に痛むため
右足主体で従走路を戻ります
しかしその頼りの右足も
そんなに余力は残っていません
櫃ヶ山山頂でゆったりした後は
いよいよ星山に向け帰ります
今回の往復縦走は・・・帰路がキツイのです
櫃ヶ山(953m)五輪山(980m)
鞍部(890m)扇山(940m)そして星山(1030m)です
しかも~見るからに尖った山々のオンパレード
途中の小ピークも大変です
ま 帰るしかないんですが・・・
まずは~五輪山に向け重い腰をあげます
最近往復でいろいろ歩きますが
目に映る風景は往路と復路で随分違います
星山からの風景は見下ろす従走路
でも櫃ヶ山からだとこれから山に入る感じ・・・
天気のせいで霞んでいる先の山々は
とっても高く感じられます
さぁ!五輪山のあのベンチに向け
気合を入れ直して出発です!
五輪山からは櫃ヶ山はとっても近くに見えます
しかし・・・
従走路は大きく左に回りこみます
最初はけっこう急な下り坂
慎重に降りていきます
その後右手に竜頭の滝への分岐
前回の櫃ヶ山登山時はここから下山しました
そして~気持ちいい従走路の終点
櫃ヶ山~到着です
953m岡山百名山の山頂は~
ウリ一人・・・
人気の山の筈ですが・・・何故か広い山頂独占です
お昼時刻過ぎてるからかなぁ・・・?
そういえば登山口駐車場からここまで
誰とも出会っていません
まぁとにかく前半戦を無事終了したことだし
ビニールを敷いて昼食にします
眺めの良い山頂は最高のご馳走です
星山~櫃ヶ山従走路
お次は~五輪山を目指しググ~っと登ります
従走路はしっかりしていて歩きにくい事はありませんが
傾斜はけっこうあって大変
この五輪山は従走路中一番高い山
標高は980m
そのせいで櫃ヶ山は隠れてしまって見えません
ひ~ひ~登って~やっと山頂に到着!
山頂にはベンチがあって展望はバツグ~ン!
初めて訪れましたがとっても好きになりました
今度櫃ヶ山側から登る機会があったら
ぜひここまで来たいと思いますが
櫃ヶ山の登山道はけっこう大変だったからなぁ・・
とりあえず~休憩
この山頂からは隠れていた櫃ヶ山山頂が
やっと見えるようになります
扇山を越え~五輪山を目指して進みます
updownは少しキツイ感じです
でもとても気持ちの良い従走路
眺めも良くルンルン歩けます
~
一旦下り・・・ピークを越えると
ズズ~っと下って行きます
一番下った辺りに変な標識が立っています
・・・・・????
従走路側には何も書いていません・・・
裏を覗き込むと
「←星山 櫃ヶ山→」の文字
標識は立派な造りですが・・・残念な感じです
登山道自体が変わったのか・・・
はたまた作ってみたものの逆だったのか・・・
登山道の反対側に立てるつもりだったのか・・・・
?????
こんな奇怪な標識は初めてです
暗い樹林の中を・・・不安になりながら進みます
しばらく行くと・・・標識!
←星山 櫃ヶ山→
やっぱ良かったのです!
安心すると~俄然スピードアップします
この植林区間はほぼ平坦な道なので
その気になれば走る事だって出来ます
(もちろんウリは走りませんが・・・)
さらに進んでいくとやっと明るい場所に出ます
目の前にはピーク!
あれ?扇山かな~?と期待しますが・・・
扇山の標識は見当たりません
このピークは池ヶ乢
この従走路にはこうしたピークが続きます
池ヶ乢を下って登るとやっと扇山です
扇山山頂から星山を振り返ると・・・
と・・・遠いし・・・高い!
あそこに本当に無事帰れるのだろうか・・・?
星山から北に向かって道が続いています
大山・蒜山側に向かって~出発!
以前…こちらに向かって行こうとしましたが
どんどん下るし…足場は滑るしで断念
今回はあの時の自分にリベンジです!
ズ~っと下っていくと…やがて木々が現れます
従走路はしっかりしているものの
所々ガレてる場所も出てきます
植林の中に入ると・・・さ・・・寒い
日の当たる場所では汗ばむ感じでしたが
大きく育った杉林の中は
日光があまり差し込まずヒンヤリしています
それに・・・
左手には山の稜線が続いているのに
何故か下側の植林道を歩き続けます・・・
不安・・・・
作業道に迷い込んでしまったのかも・・・と
立ち止まり振り返りますが・・・
分岐は無かったと思い・・・先を目指します
短時間で登れるけど~
星山の最後の登りは少々歯応えがあります
登山道ははっきりしていますが
もうぜ~ぜ~
山頂手前には展望岩があり
座って周囲の山々をゆっくり眺める事が出来ます
しかし・・・日も短くなってきてるので
そうそうのんびりもしていられません
展望岩から一登りで~
星山(1030m)登頂です
山頂はグルっと展望が有り大山も見えるはずですが・・・
この日は霞んでいて青いシルエットだけ
それでも天気は良く
久しぶりのNO雨具山歩きになりそうな感じです
山頂にはウリ一人
平日でもあったので駐車場からココまで
誰とも合わず来ました
一人星山山頂を十分満喫出来たので~
いよいよ未知の従走路へ向かいます!