ご縁

何のご縁なのでしょう。
まさか　この子が我が家にやってくるなんて。



先日の帰りの電車で、ばったりと珈琲館のY氏とO氏に出会ってビックリ。

「ちょうど電話しなくちゃって、話していたんですよ」

関内のお店に行く事になったそうな。

「例の菊のカップ　渡そうと思って」

（＠＠）

お店のオーナーが、最後に「どれでも一つ持って行っていいですよ」と言ってくださったとか。

だって　それなら他にお気に入りの子を引き取れば良かったのに。

「いや　全部持ってますから（＾＾）　もう〇〇さんのことしか　頭になかったです。」

聞けば、他の子たちは段ボールに詰めて倉庫行き。
可愛そうで涙が出てきそうだったと。
長年ともに働いた大倉陶苑の子たちですから、つらかったろうなぁ～。
価値観は人それぞれですが、価値を分かってもらえない工芸品はかわいそうです。
「良き上にも良きものを」の大倉父子の血筋を引いた子たちです。
横浜の誇る生活美術品でもあります。
この子の描き手さんは、もう鬼籍に入ってしまって、最近はこうした作風はなくなりました。
かーさんが持っていても、宝の持ち腐れになるのではないかとちょっとひるみますが、何かしらのご縁があって来るのでしょう。
ありがたくお迎えすることにしました。

それにしても・・・もう二度と会えないと思っていた娘が、末永くそばにいることになるとは、不思議としか思えません。
また一つ「人生のご縁」というものを、心深く刻んだことでした。


もう一つびっくりしたのは。
O氏は以前同じ電車に乗り合わせて、いくつか先の駅だとは知っていたのですが、なんとY氏はかーさんと同じ駅（＠＠）
もう　ビックリしたのなんのって。
線路はさんで向こう側でしたが、今まで一度も会ったことがない。
ママちんの店も知っていましたが、まさかそこにいるとも思わず、男性ですから花を買う事もなく。
本当に思わぬご縁がつながっていたものです。

どこぞの神様　世のご縁結びの神様　本当にどうもありがとうございましたｍ（_ _）ｍ