洗濯機のそばのお洗濯は、今日は溜まったままです(^^;;
いえ、お洗濯したのは、体と言うか心と言うか。
今日は半年振りくらいに、池袋までコンサートに行ってきました。
コバケンさんの解説から始まった、ドボルザークの新世界をじっくり聞き込み、まずはひさしぶりの音のおてんこ盛りを味わいました。
人って不思議ですよね。
渾然一体となっているはずのハーモニーの中から、気を向ければ楽器ごとの音を拾えるんですから。
チェロの音を味わい、ビオラの音を味わい、コントラバスの重厚さに安心感をもらって、木管の柔らかな音の受け渡しを楽しみ、金管の透明な音に気分が高揚し、打楽器のここぞと言う音に心弾ませ。
最後に第一・第二ヴァイオリンの音を確かめて。
うん。 みんな、お変わりなく元気だわ(^^)
グリークのピアノ協奏曲イ単調は、小林亜矢乃さん。
そうです。今日は親子競演。
父の指揮をプレッシャーに思わないことはないでしょう。
そして、父親はプロの音として、愛娘の音をどう聞いたのでしょう。
終わった後、ちょっと亜矢乃さんが脳貧血気味に見えたのは、あながちウソではないかもしれません。
まさに渾身の心で弾いたでしょうから。
弾き終わって、心から団員さんに感謝している様子が、とても良く伝わりました。
そして始まる、チャイコフスキーの荘厳序曲は、トライアングルからタンバリン、そろいの鐘まで総動員しての、楽器の大合唱。
時に威勢よく、時に穏やかに、緩急自在に流れる音の流れ。
インパクトのあるティンパニの連打に、ホルンの豊かな響き。
この、いやがうえにも盛り上げるドラムロールの小太鼓は・・・遠藤さんだ!!!
ビックリしたのは金管。
会場後方にも左右3人ずつの金管を配置して、ホール全体が音の海に沈んでいきます。
おおっと! フライングブラヴォーも拍手もない。
コンが最後の音を沈黙に手渡して、終曲するまでの静けさ。
やばいなぁ。 これ来るよ。
と思ったとたんに、すさまじい拍手とブラヴォー。
これはしばらく終わりそうにない。
と思ったら「少し静かな曲をお送りしましょうね」
と、いつものダニーボーイを振り始めると、サーーっと波が引くように静かになって。
曲が終わると、皆さんの興奮も冷めて、気分は穏やかになっていました。
まったく見事な初期消火です!(笑)
芸術劇場のコンサート後には、入り口横のティールームで、団員さん有志とお話しながらのティータイムがあります。
池袋は2年ぶり?
せっかくだから、寄っていきましょう。
いつもどおりに、楽しい気遣い上手の伊波さん(トロンボーン)が、話の糸口を作ってくれます。
あ、第一の石井さん(ヴァイオリン)がそばに♪
今日演奏中に気づいてしまったビブラートの事、思い切って聞いてしまえ!
ビブラートのお話や、楽器の湿度や温度の管理のお話を教えていただき。
(上の息子さんはヴァイオリン製作者なのですって。下の息子さんは画家さんで、今日池袋西武で個展を開いているとか)
中川さん(オーボエ)に、リードつくりの苦労話を聞いて。
そうそう、今日とても良く歌っていた子(ヴァイオリン)がいたのよね。
「ねぇ 伊波さん。今日の第一の第5プルトのお客さん側の方は、どなた?」
「ん? おーーい 佐々木。今日5プルト? ほら、あそこにいる佐々木。メガネはずしてるけど」
あ、そうそう!!
ハーモニーの中にあって、目立って聴こえてはいけないのかもしれないけれど。
今日とても、その子が良く歌っていて。
こんな事言っては、失礼ですか(^^;;
「いえいえ! ぜんぜん♪ これ、良いでしょう? ○○○○年製の××なんです♪」
ストラドの系統のもののようです。
(知識がないので、とっさに聞き取れなかった。今度もう一度教えてください:笑)
どうりで、音がストラドのように、高音域が透明に澄んでいるんだわ。
「そうでしょー!!(^^)」
ラッキーな事に、今日は遠藤さんが来ている。
遠藤さんは、お気に入りのティンパニー奏者で、私のカ・イ・カ・ン♪の元(笑)
「遠藤さーーん。今日サイン頂戴♪」
数年前のボレロの時に、いただきたかったサイン。
何年越しかの思いがかないました。
終わって、石井さんにお声をかけていただいた、息子の宏二郎さんの個展を拝見。
ああ いい絵です。
明け行く空の高みに飛ぶのは・・・きっとスズメだわ。
白壁に映った木漏れ日に、小さなヤモリ。
こちらには、ヤモリと小さなガ。
穏やかな色彩の、ほとんどが空間の、なんでもないいつもの身近なもの達が「そこにある」
かーさんには、とても肌に合う、当たり前の光景です。
買い物したらすっかり遅くなって、でも気持ちは充実の一日でした。
今日は、ぐっすり眠れます。
いえ、お洗濯したのは、体と言うか心と言うか。
今日は半年振りくらいに、池袋までコンサートに行ってきました。
コバケンさんの解説から始まった、ドボルザークの新世界をじっくり聞き込み、まずはひさしぶりの音のおてんこ盛りを味わいました。
人って不思議ですよね。
渾然一体となっているはずのハーモニーの中から、気を向ければ楽器ごとの音を拾えるんですから。
チェロの音を味わい、ビオラの音を味わい、コントラバスの重厚さに安心感をもらって、木管の柔らかな音の受け渡しを楽しみ、金管の透明な音に気分が高揚し、打楽器のここぞと言う音に心弾ませ。
最後に第一・第二ヴァイオリンの音を確かめて。
うん。 みんな、お変わりなく元気だわ(^^)
グリークのピアノ協奏曲イ単調は、小林亜矢乃さん。
そうです。今日は親子競演。
父の指揮をプレッシャーに思わないことはないでしょう。
そして、父親はプロの音として、愛娘の音をどう聞いたのでしょう。
終わった後、ちょっと亜矢乃さんが脳貧血気味に見えたのは、あながちウソではないかもしれません。
まさに渾身の心で弾いたでしょうから。
弾き終わって、心から団員さんに感謝している様子が、とても良く伝わりました。
そして始まる、チャイコフスキーの荘厳序曲は、トライアングルからタンバリン、そろいの鐘まで総動員しての、楽器の大合唱。
時に威勢よく、時に穏やかに、緩急自在に流れる音の流れ。
インパクトのあるティンパニの連打に、ホルンの豊かな響き。
この、いやがうえにも盛り上げるドラムロールの小太鼓は・・・遠藤さんだ!!!
ビックリしたのは金管。
会場後方にも左右3人ずつの金管を配置して、ホール全体が音の海に沈んでいきます。
おおっと! フライングブラヴォーも拍手もない。
コンが最後の音を沈黙に手渡して、終曲するまでの静けさ。
やばいなぁ。 これ来るよ。
と思ったとたんに、すさまじい拍手とブラヴォー。
これはしばらく終わりそうにない。
と思ったら「少し静かな曲をお送りしましょうね」
と、いつものダニーボーイを振り始めると、サーーっと波が引くように静かになって。
曲が終わると、皆さんの興奮も冷めて、気分は穏やかになっていました。
まったく見事な初期消火です!(笑)
芸術劇場のコンサート後には、入り口横のティールームで、団員さん有志とお話しながらのティータイムがあります。
池袋は2年ぶり?
せっかくだから、寄っていきましょう。
いつもどおりに、楽しい気遣い上手の伊波さん(トロンボーン)が、話の糸口を作ってくれます。
あ、第一の石井さん(ヴァイオリン)がそばに♪
今日演奏中に気づいてしまったビブラートの事、思い切って聞いてしまえ!
ビブラートのお話や、楽器の湿度や温度の管理のお話を教えていただき。
(上の息子さんはヴァイオリン製作者なのですって。下の息子さんは画家さんで、今日池袋西武で個展を開いているとか)
中川さん(オーボエ)に、リードつくりの苦労話を聞いて。
そうそう、今日とても良く歌っていた子(ヴァイオリン)がいたのよね。
「ねぇ 伊波さん。今日の第一の第5プルトのお客さん側の方は、どなた?」
「ん? おーーい 佐々木。今日5プルト? ほら、あそこにいる佐々木。メガネはずしてるけど」
あ、そうそう!!
ハーモニーの中にあって、目立って聴こえてはいけないのかもしれないけれど。
今日とても、その子が良く歌っていて。
こんな事言っては、失礼ですか(^^;;
「いえいえ! ぜんぜん♪ これ、良いでしょう? ○○○○年製の××なんです♪」
ストラドの系統のもののようです。
(知識がないので、とっさに聞き取れなかった。今度もう一度教えてください:笑)
どうりで、音がストラドのように、高音域が透明に澄んでいるんだわ。
「そうでしょー!!(^^)」
ラッキーな事に、今日は遠藤さんが来ている。
遠藤さんは、お気に入りのティンパニー奏者で、私のカ・イ・カ・ン♪の元(笑)
「遠藤さーーん。今日サイン頂戴♪」
数年前のボレロの時に、いただきたかったサイン。
何年越しかの思いがかないました。
終わって、石井さんにお声をかけていただいた、息子の宏二郎さんの個展を拝見。
ああ いい絵です。
明け行く空の高みに飛ぶのは・・・きっとスズメだわ。
白壁に映った木漏れ日に、小さなヤモリ。
こちらには、ヤモリと小さなガ。
穏やかな色彩の、ほとんどが空間の、なんでもないいつもの身近なもの達が「そこにある」
かーさんには、とても肌に合う、当たり前の光景です。
買い物したらすっかり遅くなって、でも気持ちは充実の一日でした。
今日は、ぐっすり眠れます。
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