おとといの日曜日。
東京はお茶の水女子大で行われた、第4回全国学校飼育動物研究大会に行ってきました。
これは学校で動物を飼うという事を、いかに子供達の教育に役立てていくのか、またどの様に適正飼育をしていくかを、実践発表を通して皆で考えようというものです。
教師や学識者・獣医師が参加しているのですが、そこにちょっとしたご縁から参加させていただきました。
また一味違った世界を垣間見た気がしましたよ。
新しい視点というものは、常に刺激的です。
本当は家庭で命をはぐくむ教育が出来ていれば、何も学校でやる事でもないと思うのですがね。
今の世の中そうは行かないようで。
このお話が来た時に、ウサギ飼いとして興味があったのです。
学校ではどのように飼っているんだろうかと。
感想。
ウサギの本当の習性と可能性を、正しく理解できているのだろうか???
教室で飼っていたウサギ。
心温まるお話でしたが、「子供達がダンボールでオウチを作ってる。食べるよ、ウサギ。腸内うっ滞になるわよ」
「臭かった?トイレは用意しなかったの?ウサギはトイレを覚えるから、毎日トイレを洗えば臭いはずがない。ウサギに体臭はないのだから。」
「健康診断は定期的にしているのかしら?去勢避妊はしているのかしら?健康に飼う事を視野に入れている?」
まぁ、子供が主体であって、動物が主体じゃないのは分かるのですが・・・どうにも気になることでした。
GOさんとは「結局飼えるなら犬が一番適格じゃない?」ってオチがつきましたけれど(^^;;
ともあれ、鶏やウサギなどを飼う事を通じて、より良い教育をして行こうという熱意は、とても熱く感じました。
![](https://yaplog.jp/usausaz/img/78/img20060118.jpg)
ま、家飼いのウサギさんでよかったね♪ ユキ!
東京はお茶の水女子大で行われた、第4回全国学校飼育動物研究大会に行ってきました。
これは学校で動物を飼うという事を、いかに子供達の教育に役立てていくのか、またどの様に適正飼育をしていくかを、実践発表を通して皆で考えようというものです。
教師や学識者・獣医師が参加しているのですが、そこにちょっとしたご縁から参加させていただきました。
また一味違った世界を垣間見た気がしましたよ。
新しい視点というものは、常に刺激的です。
本当は家庭で命をはぐくむ教育が出来ていれば、何も学校でやる事でもないと思うのですがね。
今の世の中そうは行かないようで。
このお話が来た時に、ウサギ飼いとして興味があったのです。
学校ではどのように飼っているんだろうかと。
感想。
ウサギの本当の習性と可能性を、正しく理解できているのだろうか???
教室で飼っていたウサギ。
心温まるお話でしたが、「子供達がダンボールでオウチを作ってる。食べるよ、ウサギ。腸内うっ滞になるわよ」
「臭かった?トイレは用意しなかったの?ウサギはトイレを覚えるから、毎日トイレを洗えば臭いはずがない。ウサギに体臭はないのだから。」
「健康診断は定期的にしているのかしら?去勢避妊はしているのかしら?健康に飼う事を視野に入れている?」
まぁ、子供が主体であって、動物が主体じゃないのは分かるのですが・・・どうにも気になることでした。
GOさんとは「結局飼えるなら犬が一番適格じゃない?」ってオチがつきましたけれど(^^;;
ともあれ、鶏やウサギなどを飼う事を通じて、より良い教育をして行こうという熱意は、とても熱く感じました。
![](https://yaplog.jp/usausaz/img/78/img20060118.jpg)
ま、家飼いのウサギさんでよかったね♪ ユキ!
ここを見ている方に不愉快な思いをされるかもしれませんが、お許し下さいね。
>「結局飼えるなら犬が一番適格じゃない?」
これは人の側からの意見だと感じます。
学校で飼う動物に適格の話だとしたら、犬はとっても不幸です。
犬を学校で飼うことだけではないですが、「誰が犬の健康管理・命に責任を持てるか。」家庭でも同じ事でいろいろトラブルを経験しています。
最たる事故は短時期での、狂犬病予防接種(集団接種、母親がつれて行き、ワクチン接種をしなければと病院へ接種娘が連れて行った、犬はアナフィラキシーで死亡する事故が毎年起こっています。
犬に関わる人間が多くなればなるほど、報連相が家族間でも必要なんですね。
だから、不特定多数がいるまして学校で飼育された場合、犬は、人の都合で可愛がっては貰えるけれど、犬に愛情を注ぎ命を最後まで責任をもって全うさせてくれる人がいません。
夜誰もいない場所で繋がれているのです。
犬は群を作る習性の動物ですが、犬属動物の群は多くても2~数頭(平均)多くても10頭前後までのグループです。
それらの群れは両親とその子ども達など基本的には血縁関係で作られており、群の中で生から死までを共にして生きているのです。
仔犬からだとしたら20年近くある犬の健康管理に責任をもてますか?成犬でも病気になったら誰が世話をしてくれますか?老犬になって誰が介護をしてくれますか?
毎日のお散歩は?お休みの日の世話はどうしますか?
なにより一番不幸なのは、定年まで転勤せずに学校にいる職員さんはいません。
犬は、人につく動物ですから、学校で飼育するには不適切なんです。
どんなに人懐こい犬でも、自分の主人はちゃあんと決めているのです。
結論:犬の習性から見て、学校での犬の飼育は適正飼育の環境作りは無理があるのです。
って言うと怒られるかな。
一件犬の事例報告がありましたね。
夜間一人学校に置くストレスは獣医さんも気にして「どうしているんですか?一人がきちんと管理しているのですか?」って質問したところ、「適切な言葉が思いつかないのですが、同伴出勤です。」といっていましたよ。
つまり学校の子供達の為にいるけれど、犬の為にその先生が主人なのです。きちんと犬の事が判っていらっしゃようで、躾けも健康管理もしていらっしゃるようです。ですからワンちゃんもオウチから学校に通っているのですね。ちょうど自分の犬と一緒に職場に行くような形ですね。
これは私立だからできる事。公立では転勤などがあるので、できませんね。
一方で、鶏やウサギは、結局短命に終わっているのかもしれない。犬の予防注射や躾はしなくてはいけない。事故がないように子供達にも注意しなくちゃいけないって常識がありますが、鳥やウサギは獣医さんなんかには連れていってもらえないことがほとんどでしょう。
連れて行ってくれても病気になってからで、病気にならないようにチェックしてもらいに病院へ行くなんて事は本当にわずかで、熱心な獣医さんの協力があるところだけです。第一ウサギを診れる獣医さん探しに、ウサ飼いは奔走する位ですからね(^^;;
手軽に飼える飼育動物という認識なのですね。
まぁ、それが普通でしょう。
小耳に挟んだウサギの飼育にしても、???とか!!って事があったのですが、口は出すまいと思いました。
家族として飼育しているものと、教育のために飼育しているものの差が、まだある段階なのだろうと考えて。
みなさん試行錯誤ですが、少しでも良い方向に向かうように積極的に努力していらっしゃると思いましたよ。
本当なら、それぞれの家庭で命に対する心のはぐくみがあれば、学校の先生達が悩む事ではないのでしょうが、今の世の中、仕方がないことなのでしょうねぇ…。
>「結局飼えるなら犬が一番適格じゃない?」
前後が分かりにくかったかもしれませんが、
これ「ヒトの伴侶動物としてイヌにまさる存在はいない」
という会話でした。だよね?>チーママさん
学校飼育動物としては、イヌは向かないです。
おっしゃるとおりイヌが不幸ですもん。
学校飼育動物って(チーママさんに同感なんですが)、
本来家庭で生き物との触れ合いが出来れば不要だと思う。
ただ現代社会の中で(総合学習が必要とされてしまう社会で)
必要とされている「何か」を、学校生活で体験させざるをえない
世の中になってしまってるんですよね。
私が学校飼育動物を選ぶとしたらリクガメ(小型の)かな。
設備は少々かかりますが、あらかじめ成長した個体なら丈夫ですしね。
おまけに空腹にも強くて、餌は校庭の野草を与えれば良いし。
ただし!リクガメだと輸入などの背景に問題があるのがネック。