ビザ申請がメインの行政書士。ビザ関係などの記事と雑談。

ビザ業務を中心に、記事を投稿。他に建設業許可や許認可など。雑談や写真も記載しています。むしろこちらがメインかも…。

夫婦パートナーカウンセリング

2011年12月05日 15時09分44秒 | 行政書士の日常

■夫婦パートナーカウンセリング

■夫婦パートナーカウンセリングの難しさ

夫婦パートナー問題。これは大変難しい問題です。

目の前に浮かんできた問題だけを解決すればそれで無事終了とい

うわけにはいきません。昨今の厳しい景気動向を反映した夫婦の収

入もそうです。お子様がいた場合の教育観もそうです。実親、義理親

の介護もそうです。さめてしまった愛情もそうです。こうった目の前に

浮かぶ問題は、あくまで深層に横たわるより本質的な問題の引率者

にすぎません。

目の前に浮かぶ問題としてご相談者の意識にあがってきた諸事情

は、他の状況や感情と絡み合い、複雑な系統を提起します。

 

この提起を抽出すること自体も難しい。

 

人の心に直接たち入り、その上で、悩みとして認知できる理性の文

脈で認識されるからです。

このような困難さを意識的無意識的に受け入れて、困難さを回避し

た上でのカウンセリングも多々あります。いわば、深層心理を探索せ

ず、相談者の言葉によって抽出された理性の文脈としての悩みに

対する対処です。

この理性の文脈で理解できる相談を解決すれば、それでいいので

しょうか。

例えば、お客さまが口頭で訴えでる悩みに対し、法的解釈を加え

て処方箋を伝える。浮気に対して、客観的な証拠を収集し、その証拠

を根拠に、配偶者や不貞行為の相手に対して慰謝料請求を求める

内容証明を郵送する。

そのような解決は、皮相的であり一過的なものです。

もちろん、社会常識に従った解決は、常に要求されるものではありますが

この処方箋が、より本質的な意味で、顧客の幸福追求権に資するに十分足

るとは思いません。

この不十分さの根源は、複雑な系統の抽出の失敗によるように感じます。

抽出に失敗するだけでなく、むしろ口頭で理性の文脈で述べられる困惑

と問題にのみ当事者が意識を集中させることも多いです。複雑な系統に

目をそむけるというわけです。

■映画「エデンの東」に見る本質的問題の抽出の難しさ

みなさんは映画「エデンの東」という映画をごらんになったことはございますか。


この映画の中で、主人公を演じるジェームズ・ディーンは、父からの愛を渇望

します。

その渇望は、決して理性の文脈で明確に言語化はされません。ただひたすら、

主人公は葛藤を行動によってのみ具現します。その葛藤ゆえ、自己への不信

感に導かれるように、いわゆる不良行為に耽ります。


そんな息子を見るにつけ、父は、友達が悪い、学校が悪い、本人の性格が悪い、と

皮相的な認識しかせず、できず、その皮相的な問題解決に対処することしか

しません。

この文脈の中で、主人公は、魂の救済が得られると思いますか?

私も含め、この映画をご覧になった方々は、決して救済を得られることはないと

感じるはずです。

映画は、それと示唆する巧みな演出と、理解できる(しかし主人公を取り巻く人

々は決して気づかない)文脈で主人公の孤独が浮き彫りにされ、その孤独に

私たち観客は共鳴するようになっています。皮相的な解決を図り、現実の息子

の気持ちに向き合うことを避ける父。その父から愛を渇望し、求めて止まない

まま孤独の中で葛藤する主人公。映画は、父と息子の和解という癒しによって

終わります。現実では難しい理想郷を描くことで、永遠に続く孤独と不安の葛藤

に終止符を打ちました。喪失と再生を示唆して映画は完結し、観客は主人公に

共鳴する感情を、劇場の外に持ち出すことなく、孤独と不安から解放され、映画

に人生を重ね合わせます。

■現実の葛藤
振り返ってみて、映画の文脈を離れ、私たちが生きている現実はどうでしょうか。

この映画が示唆する同じ構図が見て取れる悩みごともあるのではないでしょうか。

いえ、あるのでは、どころか、多くの悩みや相談は、その背景に深い個人の感情

が横たわっていることが多いというのが、私のキャリア上の実感です。

 

離婚したい。でも本当は離婚したくない。

 

浮気で悩んでいる。 本当は一番愛して欲しい。

 

パートナーからの暴力で悩んでいる。別れたい。

でも本当は、暴力だけをやめてほしい。分かれたくない。

こうした深層心理を探索することで、皮相的な解決とは逆の解決処方箋を書くこと

もあります。

この体験は、私にとっても常に新鮮で驚きをもたらす体験です。人の心にたち入り、

時として当人にとってもっとも直面したくない過去のトラウマと直面しなければ問題

を解決できない。こういったことも私は実際に多く体験しています。


■私の体験。克服できない喪失。

体験。それはとても大きな存在です。思考を規制し、行動を規律します。

私にとって、いまのキャリアを方向付ける体験は、友人の自殺でした。

彼の死因は、縊死。大晦日の夜、一人で外出し、事前に物色して決めていた大

木に縄をかけたのです。

彼が自死を選択した原因は、生来的な問題もありました。

 

しかし、この世に残された私が看過できない点は、彼が抱える問題の解決に、

邪悪な人間をパートナーに選択した点でした。

その人間は、親身に相談を受ける体裁を持ってはいました。しかし、内面では、

相談を持ちかけ、孤独と苦痛に際悩む私の友人を苦しめることにことのほか

快楽を感じていたのです。

友人は、その人間の邪悪さに気づいてはいました。

しかし、離れようともがけばもがくほど絡みつき身体の自由を奪うクモの糸の

ように、私の友人は、その人間の暗黒面の世界に引きずりこまれ、進退あい

極る状況に追い込まれました。アドバイスを処方してきた邪悪な人間は、苦

しむ彼をみて喜びを感じていたのです。

ある夏の暑い日、私は彼から遺書を受け取りました。すでに自殺した後のこ

とを委託する内容でした。

私は、驚くほど冷静にその手紙を読み、そしてご家族からの連絡を待ちました。

自殺で残された家族のお気持ちを考えると、こちらから連絡をとるのははばか

られると考えたからです。

しかし、実際のところは、彼は手紙に記述した決行日に自殺はしませんでし

た。残りの日々を、葛藤と苦痛の不安の中で過ごすことを選択したのです。

そして、私がその手紙を受け取ってから約4ヶ月後の大晦日に、彼は自ら決め

た決意を静かに決行しました。

お通夜と告別式に呼ばれた私は、生が彼に与えた苦しみがこの期に沈静化し、

永久の静謐と平和の中で魂が癒されることを願いました。

もちろん、件の相談者はお通夜にも告別式にも出席はしておりません。自分がな

した邪悪な魔力が期待通りの十分な結果に結んだことにきっとほくそえんで満

足していたのでしょう。

私は、遺骨を見つめながら、大切な友人が命を絶ったことの意味を求めました。

 

無言の骨は、沈黙を守るだけです。

沈黙を守る骨に、私は、強く心を決めました。

相談者が真に求める幸福を実現する伴走者になろう、と。

相談の方が、夫婦カウンセリングを終えたとき、「幸せです」といえるカウンセリン

グをしてゆこうと。

■私の再生のストーリー

以上、つらつらと書きました。これは、いままでの私が積み重ねてきたキャリアを

踏まえた考えです。

もしささやかなこの考えにご賛同されたのなら、ぜひご連絡をください。

ご一緒に考え、実践していきませんか?「幸せです」と心底言える日を目指して。

皮相的な解決処方箋は、無用です。その場しのぎの理性の文脈でくみだされた

カウンセリングも無用です。

 

ご一緒に、真剣に、幸せを探求していきませんか。

 

孤独と不安の中から光あふれる幸せな毎日へ。

弊事務所のカウンセリングでは、まず、皮相的な問題を問題たらしめる背景に立ち入

って行きます。そのプロセスの中で、ご相談者は、自分自身が抱える過去のトラウマ

や、本心から望む人生のあるべき姿を抽出します。この抽出には、多くの場合、苦悩と

時間が要求されます。

その抽出の後、ご自身が望む人生を取り戻すための処方箋を、私がご相談者と伴走

する形で求めてゆきます。

その中では、あきらめなくてはならない現実にぶつかることもあるでしょう。心の奥底

に置き、しっかりとふたをして二度ど触れないようにしてきた喪失感にも直面すること

もあるでしょう。

苦痛は避けたいものです。できれば避けたいところです。

しかし、弊事務所は、この苦痛との直面こそ、幸福追求の原点だと位置づけます。

その苦痛、喪失感からの再生。

その再生のプロセスにも伴走いたします。

その道を求めることは、人生にとってとても大切なプロセスです。

どうぞご弊事務所を利用ください。幸せを求める道を一緒にみつけませんか。


ご連絡をお待ちしております。

 

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「アリバイ会社」30社超、規制なく営業中

2011年12月04日 12時48分20秒 | 会社設立

実態のない会社の名前を記載した勤務証明書や、架空の源泉徴収票などを作成して販売する「アリバイ会社」が東京都内を中心に少なくとも30社以上営業していることが、読売新聞の調べで分かった。

 警察当局などでは犯罪を助長しかねない業態として警戒を強めているが、こうした業務内容を直接規制する法律はない。業者側は「グレーゾーンの会社でも、必要としている人は多い」と強気だ。

 ラブホテルや飲食店が立ち並ぶ都内の繁華街。その一角にあるワンルームマンションの部屋には、パソコンと固定電話が4台ずつと、コピー機、プリンターが 並んでいた。「どこの職場にもあるもので簡単に書類は作れる。認可も必要ないし、コストは紙代くらい」。5年前から営業を始め、現在は約200人の利用登 録者を抱えているアリバイ会社の男性社長(40)はそう語った。ひと月の売り上げは約150万円という。

 主な顧客は、本当の勤め先を知られたくない風俗店従業員や、収入が足りなくてお金が借りられない人など。作成書類は、アパートの賃貸契約を結ぶ際や、消費者金融の融資額を増やしてもらう目的などに利用されているとみられる。

 勤務証明書などは、法人登記だけ済ませて営業実態のない人材派遣会社を作り、その名称で発行。源泉徴収票は、登録者が必要とする収入に基づいて、会計ソフトで税金を算定し、1枚約20分で完成。これを5000円で販売していた。

 

 

弊事務所はこのような犯罪の温床となる法人設立はお断りいたします。ご安心して弊事務所が提供

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